昨日は、毎週金曜日、夜8時半〜お届けしているラジオの
第2回目の放送でした。
お題は、「偏差値29からの早大現役合格術」。
聞き逃した、という方は、こちらから聞いていただけます。
その1
https://twitcasting.tv/fmkc_radio/movie/576768583
その2
https://twitcasting.tv/fmkc_radio/movie/576774622
通しで動画付きでこちらでもご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=VhlrabvLoTg&t=1s
以下、台本ごと、シェアします。
「聞くより読みたい」という方は、以下をご覧ください。
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お地蔵さんカウンセラーのお悩みリセットタイム!
第2回目の放送がスタートしました。
パーソナリティの、西畑良俊です。
本日も、春日部駅西口、徒歩2分、キッチンショクバーヴィレッジから、お送りしていきます。
第2回目の本日から、豪華ゲストを呼んで、と思っていたんですが、ちょっと話したいテーマが出てきましたので、今回も、ゲストは呼ばずに、キッチン職場~ヴィレッジのオーナーの伊勢英忠さんと一緒に、語り倒そうかなと思っております。
伊勢さん、どうぞよろしくお願いします!
本日、ヴィレッジでは、素敵なバラードが流れておりますが、こちらは、伊勢さん?
さて、今回のテーマですが、「受験勉強」です。
伊勢さん、「受験勉強」というと、どんな思い出がありますか?
なるほど!
そうですよね。
実は、僕の場合は、「偏差値29からの大学受験」だったんですよ。
もっとかっこよく言うと、「偏差値29からの、早大現役合格術」とでも言える内容かなと思ってます。
で、これは、僕がすごかったからできたんではなくて、誰だってできると思ってますし、たまたまの縁でできた、ある意味持っていたとも思うんですが、ちょうど受験シーズンということもありますし、僕が受験勉強を始めたのも、高校2年の11月頃だったということもあるので、今回はそのあたりを、何があったのかをお話ししようと思っています。
僕は、高校入学後、2年生の11月まで、本当に、一切勉強をしない高校生でした。
春日部から北浦和にある高校まで通っていたんですが、片道17キロを走って往復したり、自転車で往復したり、さらに部活もやって、朝は4時起き。帰宅後は10時には寝るという生活で、それでも、休息が足りてなかったんでしょうね。
栄養も足りてなかったと今から考えれば思いますが。
とにかく!
起立!
気をつけ!
礼!
着陸!
じゃなかった、着席!
おやすみなさい!
という、そんな高校生でした。
見事に、数学はほぼ毎回再テスト。
成績は、アヒルの行列。
1年生の時の生物なんて、赤点ギリギリで、生物研究室に先生に呼び出されました。
あの時言われた言葉は、一生忘れないと思いますが、こんなことを女性の、おばちゃん先生から言われました。
「あんた、生物はできなくてもいいけど、英語くらいできるようにしなさいよ。アメリカに行ったら、ホームレスだって英語を話しているんだから」って。
「なんだ、この人!?」って衝撃と共に、その言葉を聞いて、聞き流した自分がいました。
「こんな人の話なんか聞くもんか!」って。
とにかく、それくらい、高校に入ってからは、勉強のできない、本当に、ダメな高校生でした。
男だらけの420人の中で、成績は、頑張っても300番台。
悪いと、400番くらいまで落ちて、本当に、「自分ってこんなに頭悪かったんだなぁ」と思いながら日々を過ごしていました。
だって、数学とか、高校2年の時には、物理と化学も強制的に勉強させられたんですが、全くわけがわからないんですよ。
世界史も、カタカナの言葉が覚えられない。
物理に関しては、100点満点のテストで4点。
レポートは、兄貴のAのレポートを写して出しても、B!笑
化学も物理も、言葉がわからない。
中学までは、「自分は理系だ」と思っていたんですが、理科も数学も、どちらも全くついていけなくなって、皆さんの思考回路が、全くどうなってるのか、理解不能な状態になっていきました。
そんなこんなで、迎えた高校2年生の11月。
県高校駅伝が終わって、1つ上の先輩も、2~3人、駅伝まで残ってくださっていたので、引退されて、荷物置き場兼着替え場所として3月まで使う部室で、先輩方が、「やべ~、もうすぐ受験だよ~」って話をされているのを耳にしました。
11月の終わりか、12月の頭だったと思います。
ちょうど、駅伝を終えてけがをしていた僕は、「ああそうか。1年後は自分も同じように受験になんだなぁ」と、初めてその時、受験に意識がいきました。
小さい頃から、「大学には行って当たり前」「勉強を頑張って、いい大学を出て、いい会社に入れば、いい人生が送れる」という親の価値観、思い込みを刷り込まれて生きてきましたし、中学校時代に、叔父から、「良俊君には、早稲田で箱根駅伝、走って欲しいなぁ」と言われた記憶が強烈に残っていて、「早稲田で箱根!」って思い込んでいたんですね。
で、高校に入って、1年の後半から、県大会でも入賞できるようになって、ある程度勝負できるようになってきていたので、「早稲田に入って箱根駅伝を走ること」しか、大学に行く意味が思い浮かばないわけですよ。
洗脳って怖いですね。
こういうところから、人は洗脳、価値観を植え付けられて大きくなっていくんですね。
それで、当時、さっき言ったような成績ですから、早稲田大学合格、どころか、大学進学も危ういわけですね。
それでも、僕の出身高校、県立浦和高校というところは、入学早々の新入生オリエンテーションで、3年生の先輩から、「浦高は4年制だから」と言われてるんですね。
「3年間は高校生活を満喫して、1年の浪人生活を経て、大学に進学するのが、正しい浦高生活である」と。
僕も、そんな風に何となく考えていたんですが、早稲田で箱根を走りたいなら、現役で大学に進学したほうがいいですよね!
今では、そうでもないかもしれない、浪人したほうが円熟味が増して、箱根駅伝という大舞台にも負けないメンタルが育つかもしれない、とも思いますが、当時は、「早稲田で箱根走るなら現役で!」としか思ってないわけですね。
「じゃあ、早稲田に入学するには?」って考えると、受験で入るしかないわけですよ。
もちろん、他の大学も考えました。箱根駅伝に出場している他大学。
指定校推薦で・・・入れるわけないか・・・。とか。笑
早稲田の場合は、スポーツ推薦で入学できる選手って、インターハイとか国体で、入賞している全国トップクラスの成績を残している選手だけ、なんですよね。基本的に。
なので、「受験で合格するしかないか」と思って、「さてと、何からどう始めたらいいんだろう?」と思って、本屋さんに行きました。
僕、実は、高校受験の時も、ふらりと入った本屋さんで救われているんです。
中学校3年生の2月10日頃、受験が2月末だったんですが、その2週間前に、ふらりと入った本屋さんで、何やら素敵な問題集を見つけたんです。
「新傾向対策問題集」みたいなことが書いてあって、「これ、面白そう!」と思って買って、そこから3日くらいで、ダーっと解いて、何度か復習して、当日に臨んだら、その問題集で見たような、それまでの入試では出ていなかったような、文章で説明させる数学の問題とか、ちょっと一捻り、頭で考えないと間違えてしまう問題とか、タンポポの根っこの絵を書かせる理科の問題とか、そういうのが何問も出ていたんですね。
当時、中学校3年生。
出題傾向が変わるなんて知りませんでしたから、「なんだろう? これ」と思いながら解いていたんですが、そうしたら、見事にそれが受験当日に出題された。
なので、大学受験に迷った高校2年生の12月。
当然、最初に向かったのは、高校の目の前にある本屋さんでした。
そこで、運命の出会いを迎えることになります。
TO BE continued….
笑
そこで、僕が出会った本とは!?
精神科医でもあり、脳科学の研究家でもあり、受験の研究者でもある、和田秀樹さんの本でした。
まさに、その直前に出版されたばかりの、『早慶完全合格術』みたいなタイトルの、新書サイズの本に出会い、ビビビッと導かれるままに手に取り、「これだ!」と感動して、買って帰り、そこから僕の「受験勉強法の勉強」がスタートしました。
その本には、「受験勉強を始める前に『赤本』、つまりは過去問を解いて、現在地を知れ」
「2~3ヶ月に1回は過去問を解いて、進捗状況を探れ」
その「赤本サンドイッチ方式」という方法論が書かれていました。
合わせて、「早稲田に受かりたいなら、一番の滑り止めは早稲田の他の学部、慶応に受かりたいなら、一番の滑り止めは慶応の他の学部だ」ということも書いてあって、それで、僕の「早稲田だけ5つの学部を受験する」という大学受験の方針も、その本の影響でほぼ決まりました。
でも、それはまだ先の話。
高3の夏くらいまでは、他大学の受験も意識しながら、受験勉強を進めていました。
で、赤本サンドイッチ、やってみたわけですよ。
できるわけがない!笑
でも、その本に書いてあるんですね!
「受験当日に、6割~6割5分、取れるようになれば、合格する」って。
つまり、「100点を目指さなくていい」わけです!
これには、目から鱗でした。
もし、僕がこの本と出会わずに、受験勉強をやっていたとしたら、見えない壁に戸惑い、勉強になんて集中できなかったと思いますし、完璧主義な性格が災いして、次に進めなかった。
「これでいいんだろうか?」って常に不安に苛まれて、モヤモヤしたまま、夏休みの受験勉強とか、
乗り越えられなかったと思うんですよね。
でも、僕は、ありがたいことに、この本と出会って、「ゴール」、1年ちょっと後の目指すべき地点を明確に知ることができた。
1年後に、6割~6割5分、7割取れたら万々歳!
そこに向けて、どうやって勉強をやっていったらいいかって考えることができるようになっていったんです。
それと、合わせて、僕の場合によかったなと思っているのが、目標だけでなく、目的も同時に明確になっていたことです。
目標と、目的の違いって、伊勢さん、意識していますか?
受験勉強だと、「〇〇高校に合格する」とか、「大学合格」を目標に掲げて、そこで止まってしまうケースが多いと思うんですが、長期戦の受験勉強において、モチベーションを維持し続けるためにも大事なのは、目的、つまり、「何のためにその高校・大学を目指すのか」「その高校・大学に進学した後で、どんな状態になりたいのか!?」ということだと思うんです。
僕の場合は、「早稲田で箱根」。
これだけで目標と目的が明確です。
つまり、「早稲田大学合格」は通過点に過ぎなくなる。
そうすると、その目標って達成しやすくなるんですよね。
一方で、大学卒業後、燃え尽き症候群のようになってしまって、1年次、出雲駅伝は走らせていただいたけれど、箱根駅伝は走ることができなかったのは、目的が不明確だったから。
「何のために箱根駅伝を走りたいのか」という自分の中での目的意識が不明瞭だったから、だと思っています。
どうでしょう?
伊勢さんのヴィレッジでは、目的意識が明確ですよね。
そうすると、潰れそうになっても立ち上がれると思います。
リスナーの皆さんは、人生の目的、生きる意味、明確にされていますか?
たま~に、僕も、「人生の目的を明確にするワーク」なんかをやったりします。
コーチングの個人セッションでは、1対1で明確にしていきます。
自分の人生の目的に気がつくと、生きる意味が明確になり、日々の充実度が増していきます。
ぜひ、そんなことも考えてみてほしいと思うんですが。
それは余談ですね。
まずは受験において大事なのは、目標と目的を切り分けて、目的を明確にすること。
何のためにその学校に入りたいのか。
その学校に入って、どんな生活を送りたいのか。
受験に限らずですけど、常に目標と合わせて、目的を考えること。
「何のために」を明確に意識して生きていくと、人生の密度が変わりますので、ぜひ意識してほしいなと思っています。
話が少しそれました。
和田秀樹さんの『早慶完全合格術』というような、今だったら反吐が出そうなタイトルですが、そんな「受験攻略本」と出会って、合わせて、その本がおいてあったあたりにたくさん、「私の合格体験記」みたいな本が何冊もおいてあったんですね。
それを合わせて何冊も読みました。
つまり、人の数だけ勉強法ってあると思いますし、人がうまくいった方法で、自分もうまくいくかっていうと、そうではないと思うんです。
なので、「ああ、こういう風にやってうまくいった人がいるのね」とか、「なるほど! こういう方法は自分にも向きそうだ」とか、「勉強法」の研究を色々とやっていきました。
それと、参考書の研究もしていきました。
人って、目から学ぶ人と、耳から学ぶ人と、肌から学ぶ人、大きく分けると3タイプいると思います。
僕は、それまでの経験から、自分は目から学ぶ人、つまり、自学自習で勉強する方が合っていると思っていたんです。
なので、勉強スタイルとしては、予備校にいくのではなく、Z会。
自分でペースを決めて勉強するスタイルがいいなと。
場所も、自宅の自分の机を片付ければ、それでOK!
僕は、片付けられない男なので、部屋はとっちらかってましたけど。笑
机の上だけはきれいにしていましたので、集中できる環境は確保できていました。
3月末からは、兄貴はつくばで一人暮らしを始めたので、2人部屋から1人部屋になるというアドバンテージもありましたしね。
それで、「じゃあ、自学自習をするとして、効率の悪い、よくわからない参考書に時間を費やすのは無駄だな」というのはわかっていましたから、「どんな参考書が自分には合うのか!?」というのを、色々と研究していきました。
特に、国語に関して、この効果が大きかったですね。
高校の国語だと、現代文・古文・漢文と、3種類の領域がありますが、それぞれ、
出口の現代文講義実況中継
マドンナ古文
田中先生の漢文
3種類を、それぞれ、7回以上、問題を解きながら反復してやっていきました。
高校1年生のとき、国語の先生が大嫌いで、部活の友人に、「一生、絶対に国語なんか勉強しないよ!」と言っていたらしいんですが。笑
高校2年生の時の先生が、とっても温かで好きで、何とか、わかるようになりたい、先生の期待に応えたいと思うようになっていて。
でも、全然成績は上がっていなかったところで、勉強を始めて。
高校受験までは、国語力、特に現代文の読解力なんて鍛えられるわけがないと思いながら、受験勉強をしていましたが、「出口先生の実況中継」という参考書を読んで、「現代文ってこんなに分かりやすかったの!?」と思うことができるようになり、かなり国語の成績が上がっていきました。
合わせて、古文も漢文も、書いてあることが昔の言葉ってだけで、やることは同じですから、7回繰り返して学び、さらに、他の学び、Z会とか、その他の参考書・問題集・過去問を解く中での学びを身につけていく中で、どんどんわかるようになっていき、勉強が楽しくなっていきました。
高校3年の夏休みは、部活は休ませてもらって、毎日朝4時から7時までと、1時間休憩を挟んで、8時から12時までと、1時間休憩を挟んで、午後1時から4時まで、これで合計10時間。
そこから、30分弱、ダッシュで走ってきて、お風呂はいって、ストレッチして。
6時から1時間夜ご飯を食べて。
7時から夜の10時まで、本を読んだり、その日の復習をしたりして。
1日平均13時間くらい勉強して過ごしたんですね。
国語と、英語と、日本史の3科目、合わせて、小論文の4つに勉強は絞って。
そうしたら、9月の学校での実力テストで、国語が、平均点30点くらいだったのかな?
よく分かりませんが、学年で2番。
偏差値89という、わけのわからない数字が出て。
「偏差値って、そんな数字まで出るんだぁ」って不思議な記憶、でも、すごく嬉しかったのを記憶しています。
それくらい、国語だって、本気になって学び、やろうと思って、繰り返し反復すれば、わかるようになるんだなぁって思いました。
英語は、高校受験の時に、「音読で暗記しちゃうのがやりやすい」と思っていましたから、『基礎構文問題精巧』とか、『基礎英語問題精巧』とか、そういう短文が載っている問題集を買ってきて、基本の文を覚えてしまって。
合わせて、文法を学んだり、単語を覚えたりしつつ、苦手意識、できない自分のセルフイメージを払拭していきました。
日本史は、何やったっけなぁ?笑
教科書ももちろん読みましたけど、頭に入ってこないので、『超速日本史の流れ』って本を何度も読んだり、これまた、『実況中継』シリーズを読んだりして、大事なポイントと、流れを頭で抑えるようにして。
あとは、覚えられない言葉とか、よく間違う問題とか、ありますよね。
そういうのは、「間違えやすい問題リスト」を作って、毎日のように参照するノートを後半は作っていって。
よく、時間で勉強を区切るやり方がありますが、僕は、細切れの内容で、例えば、「今から15分くらいでこの単語を覚える」とか、「今から30分で英文を音読する」とか、そんな感じで、内容を変えながら、時間を区切って、勉強していました。
もし、同じ勉強を3時間続けるとなると、リフレッシュがどうしてもとうございました! つようになりますが、英単語・日本史教科書・英語音読・漢文・日本史問題・現代文・英語文法・日本史一問一答、みたいな、細切れで内容を変えながら、時間も区切って勉強していくと、勉強の切り替えがリフレッシュになるんですよね。
その結果、3時間とか、4時間なら、集中して勉強を持続することができるようになっていました。
これは、本当にいい勉強法だったなと感じましたね。
合わせて、やる気が持続する仕組み、非常に重要ですよね。
レコーディングダイエットなんかもそうですが、記録をつけるだけで、人はやる気になる、変化成長が目で見て取れると、嬉しくなる、ということがありますから、やったことをしっかりと見える化していくことは、非常に重要だと感じています。
これは、できたかどうかではなく、やったかどうか、やったら丸をつけていくことが大事です。
僕の場合は、1枚のシートで、1ヶ月分のやったことがぱっと見でわかるように、シートを作成し、例えば、英単語の暗記を15分やったら1こ、斜線をつける。30分やったら、2本の線、つまりばつ印、60分やったら4つの線、つまり米印、みたいな、そんな仕組みで、どれだけやったかをわかるようにチェックをしていきました。
1日のボリュームを少なめに設定して、余裕のある時には、多めの分量ができて、それをチェックできる仕組みにしたのが良かったなと思っています。
仕事なんかでも一緒ですよね。
膨大な量の仕事をしなければならないとやる気は起きません。
でも、それを、少なく少なくして、ちょっとやったら丸をつけていく仕組みで、千里の道も一歩から、歩みを進めていくと、確実に、ゴールに近づいていきますし、そのスモールステップ、小さなゴールが、達成感となって、やる気が持続する仕組みを、自分で作れるようになると思っています。
まずは、記録すること。
あまり細かくしすぎると面倒ですから、わかりやすい形で記録し続けること。
ぜひ、やってみてほしいなと思います。
そんなこんなで、先ほども言いましたが、夏休みは、国語、英語、日本史の3教科、それに小論文を加えた4つに絞って、平均13時間勉強して。
校内の実力テストでは結果も出てきましたが、「早大プレ」と呼ばれる、早稲田を希望する高校生・浪人生が受ける予備校のテストでは、10月に受けたテストでもE判定かよくてもD判定くらいしか出ずに、「なかなか厳しいなぁ」と思っていました。
とはいえ、「蒔いた種は3ヶ月後に芽が出るんだ!」ってなぜか思い込んでいましたので、8月の努力は、11月か12月頃には実る、と思いながら、日々、勉強もしつつ、11月の駅伝には出場することに、2年生のキャプテンから、「先輩と一緒に駅伝走りたいです」って言ってもらえたんで、「夏合宿にもいってないのに、駅伝、走っちゃ、頑張ってきた後輩に申し訳ないかな」と思っていたんですが、駅伝も走らせてもらうことになって。
で、10月の記録会で、5000m、初めて、14分59秒と、15分を切ることができて。
自信を持って臨んだ県高校駅伝も、3区で、区間2位。
区間賞だった埼玉栄の選手は、全国高校駅伝でも、区間2番で。
その選手と、20秒くらいかな。
それくらいしか差がないタイムだったので、すごく自信になって。
駅伝が終わって、いよいよ受験目前!
1年前の決意から、だいぶ成長した自分がいて。
12月末に受けた最後の「早大プレ」で、A判定とB判定が出て。
良~し!
と思いながら臨んだ、受験当日。
1つめが、第一文学部。
なんだか焦っちゃって、国語が早く終わりすぎて、そういう時って失敗してるんですよね。
あー、やっちゃったなーと思いながら。
やっぱり、見事に不合格。
そして、タバコの煙に喉をやられて、翌日からは体調不良での受験。
2つめが、教育だったかな?
広末涼子が自己推で入学が決まっていた年の受験。
僕も、「国語の教師になりたい!」という気持ちが当時は強かったので、国語国文学科を第一志望にしていたんですが、これまた見事に不合格。
3つめが、法学部だったかな?
まさかの!
1科目目の国語の問題で、Z会でかつてやっていた問題と同じものがそっくりそのまま出たんです!
これは、衝撃的だったし、すごく心のゆとりが生まれました。
日本史も、英語も手応えバッチリ!
帰宅して、母に、ガッツポーズをしたのを覚えています。
それと、政経と、商学部を受験して。
そうしたら、見事に、法学部がまず合格。
法学部に進学を決めた、という、そんな僕の早大合格術のお話でした。
この話から、伝えたかった3つのポイントは、
1、目標だけでなく、目的、「何のためにその学校に行きたいのか」を明確にすること。
2、過去問サンドイッチ方式で、合格最低点を超えるラインを目指して、受験勉強に取り組むこと。
3、目が強いのか、耳が強いのか、肌から学ぶのか、自分のタイプに合わせた学び方を見つけること。
この3つを意識するだけで、これからの学び方は大きく変わると思うし、何よりも、受験を通じた成長にもつながりますし、人生において、生涯学習社会と呼ばれる現代社会において、生きることは学ぶこと、そんな豊かな人生を過ごせるようになると思っていますので、ぜひ、参考にしていただけたら嬉しいなと思っています。
そんなところになりますが、伊勢さん、いかがですか?
はい、ありがとうございます!
では、今日のオススメ本のコーナーです。
今日は、ひすいこたろうさんの本を持ってきました。
ひすいさん、ご存知ですか?
本を出版する前から、自ら「天才コピーライター」と名乗って活動をスタートしたというひすいさん。
素手の著書は、54冊に上り、そのほとんどがベストセラーという、本当に、素晴らしいお方で、昨日ちょうど、日本メンタルヘルス協会という、心理学のスクールがあるんですが、そこでひすいさんがゲスト講師だったので、2冊の新刊本を購入してきました。
これがまた、すごくいいんです!
ということで、今回もあっという間の1時間でした。
リスナーのみなさんはいかがだったでしょうか?
次回、来週からはゲストの方にもきていただいて、また、みなさんからのお悩み相談にも答える形で、進めていけたらと思っております。
では、また来週!
シーユーネクストウィーク!