令和元年初日の今日は、学生のメンタルトレーニング。

 

その下敷きに、「イチロー思考」を取り入れようと思って、再読した本の1冊目。

 

改めて、児玉光雄先生のお考えと、イチローの考えの素晴らしさを実感。

 

 

 

 

自分自身、若干弱気になっていたところがあったので、

 

もっと途方もない夢を掲げ、その夢を成し遂げた自分のセルフイメージを持ち、

 

そこに向けて、チャレンジし続けたいと改めて思った、

 

素晴らしい本でした。

 

 

貴重な本をありがとうございます!

 

 

 

今日も、掛け替えのない今を大切に、

目の前の方とのご縁を大切に、

ますます豊かな日々を、味わって過ごしましょう!

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

『なぜイチローはチャンスで最高の実力を出せるのか』児玉光雄

 

自己実現を成し遂げるためには、まず自己イメージを書き換える作業から始めなければならない。

自己イメージは、「『自分はこのような人物である』と漠然と描いているイメージ」と定義できる。

この描き方によって、私たちの運命は全く変わったものになる。

つまり、私たちの能力を限定しているのは、実は「才能」ではなく「イメージ」なのである。

 

 

「今、あなたが成功した人生を送れない理由は、あなた自身が成功を信じていないから。

 1日30分ずつ、心の中で成功した自分の姿を生き生きと描いてみよう。

 そうすれば本当にできる」

著名な心理学者マックスウェル・マルツ

 

 

実は、ほとんどの人々の自己イメージは、過去の自分が歩んできたキャリアに基づいて形成されている。

つまり、私たちは無意識に過去の自分が歩んだ人生の延長線上で生きている。

しかし、これではなかなか夢を叶えることはできない。

 

 

 

 

「人間というものは、概してその人間が描いた通りになる」

著名な心理学者ウィリアム・ジェームス

 

 

夢を実現したかったら、夢を掴むまでその夢を描き続けて、実現のための行動を繰り返すこと。

 

 

 

大相撲では、7勝8敗では負け越しである。

しかし、あなたの描いた夢を実現するには、14連敗すること。

そして、千秋楽に勝てば、夢が叶う。

つまり、夢を叶えたかったら、負け続けることは必要。

負けることなく大きな夢を実現するなど全く不可能。

負けた数と実現したい夢の大きさは比例する。

 

 

 

「夢ノート」を作成し、繰り返し、文字と絵を交えて夢をできるだけ忠実に描き続ける。

そして、その夢を実現するための行動をいますぐに起こす。

そこから始めることが、あなたの自己実現を可能にさせてくれる。

 

 

 

夢ノートを使って、自己イメージを書き換える。

ページを2分割して左側に現状の自己イメージを記す。

そして、今抱いている最大の夢も書き記す。

さらに、もっと崇高な自己イメージを右側のスペースに記す。

それに応じて、左側の現状の夢も書き換える。

「実現したいけれど、実現できるわけがない」とあなたが感じるような壮大な夢をそこに記入する。

 

 

 

<夢ノートの書き方>

【現状の自己イメージ】

【壮大な夢】

ジョギングを欠かさない

今年のホノルルマラソンで4時間を切る

体重を減らす

11月末までに55kgになっている

貯金する

12月末までに300万円貯める

海外旅行をする

12月末に私はオーストラリアにいる

 

 

 

 

 

結局、夢を叶える方法はたった1つしかない。

それは、「夢を叶えるまで行動し続けること」。

 

「行動し続けることそのものが成功」。

 

欲しいものを手に入れるよりももっと大事なことは、それを手に入れるための行動をやめないこと。

そうすれば、たとえ夢が叶えられなくても、悔いのない充実した人生を送ることができる。

もちろん、そのことをしなかった人たちに比べて、夢を叶える確率も圧倒的に高まる。

 

 

 

 

 

あなたは「その夢を叶えた人間」にふさわしく振舞っているか!?

 

 

アファメーションとは、「自分はすでに欲しいものを手に入れている」という確信暗示のこと。

 

アファメーションとは、「私はフルマラソンを3時間57分で走りきった。最高の気分だ!」と、自分をすでにその夢を叶えた人間であるかのように考えること。

 

 

 

 

もし家が欲しかったら、まずモデルルームに行ってみる。

そして、できるだけ綺麗な写真を何枚か撮影して、その写真を肌身離さず見続ければいい。

 

 

 

 

<実際に夢を叶えた日本人の話>

ロッキー青木という日本人は、今から50年以上前、全日本レスリング代表チームの一員としてアメリカに渡り、そこに定住することを決めた。

彼はロールスロイスを欲しいと思う。

当時の彼の所持金は日本から持ってきた400ドルのみ。

 

彼はまず、ロールスロイスの販売店に行き、ロールスロイスを様々な方向から写真撮影した。

それだけでなく、運転席に座って、ハンドルを握っている写真や、その車のオーナーのような仕草で車のボディに手を当てている自分の写真を、販売員に撮影させた。

そして、それらの写真を常に持ち歩き、暇がありさえすればその写真を見て、「私は必ずこの車を手に入れる」とつぶやいた。

それだけでなく、空港で自家用ジェット機の写真を撮りまくり、全世界にチェーン店を持つレストランを手当たり次第に撮影して、やはり肌身離さず持ち歩いて、頻繁に見続けた。

そして、もちろん、それらを手に入れるための努力も積み重ねた。

 

その後、ロッキー青木は、1964年にアメリカで開店したベニハナというレストランを、全世界に100箇所以上オープン。

その結果、ロールスロイスを手に入れただけでなく、自家用ジェット機で世界中を飛び回るようになった。

 

彼は欲しいものを頻繁にみることにより、実行力が自然と身につき、その結果、欲しいものを実際に手に入れることができた。

 

 

まず欲しいものを定めて、その欲しいものが手に入るまで、そのイラストや写真を何千回、何万回と見続ける。

そうすれば、必ずあなたは欲しいものを手に入れることができる。

 

 

 

欲しいものの写真を撮り、頻繁に見る習慣をつけよう。

 

 

 

「人生で欲しいものを手にいれるための第一歩は、自分の欲しいものを決めることだ」

 

 

 

 

実は、あなたの限界を作っているのは、あなた自身。

脳には様々なリミッターがある。

 

 

「遠くの星を目指せば、たとえそこまで行けなくても遠くまで行ける」

ジャック・キャンフィールド

 

 

 

大事なことは、それが実現したらワクワクするような夢を、1つに絞り込むこと。

 

 

 

「2乗の法則」

1つの夢を追い求めた時、それが1年後に実現するとする。

同じように、2つの夢を同時に追い求めた時、その2つが手に入る時期は、2年後ではなく、少なくとも4年先になる。

同様に、もしあなたが3つの夢を同時に追い求めたとすれば、それらが実現するのは、9年先になる。

 

1つずつ自分の夢を叶えることが、最も近道。

 

 

 

「最も大切なことは、レースに勝つことではなく、自分がどんな人物であるかということ」

ランス・アームストロング

 

 

 

 

自分がなりたい自分になりきっているイメージを鮮明に描いた時、脳は現実との区別をつけることができない。

 

 

毎日同じメッセージを書くことで、欲しいものを手に入れる確率が高まる。

それだけでなく、思ったよりも早くそれが手に入るようになる。

 

 

 

 

<鉄鋼王カーネギーの「お金を生み出すための6つの秘訣」>

1、望みの金額をはっきりと決める。

2、その金を手に入れるために何をすべきかを決める。

3、その金が自分の手に入る日をはっきりと決める。

4、その金を稼ぐための詳細な計画を立て、直ちに行動に移す。

5、前の4つの原則を紙に書く。

6、紙に書いたことを毎日2回ずつ、朝起きた時と夜寝る前に大きな声で読み上げる。

 

 

 

 

プレスコット・レッキー博士は、数千人の学生を対象に、ある実験を行なった。

「もしも成績の悪い学生がいたら、その原因は誤った自己認識のためではないか?」

 

単語100個のうち55のスペリングを間違え、散々な成績だった学生は、レッキー博士から「あなたは英語の才能がある」という励ましを繰り返し唱えられた結果、見事に自己認識が変わり、翌年には91点という好成績を取った。

また、成績が悪くて退学させられた女子学生も同様にして、コロンビア大学に入学した上に、オールAの成績をとった。

 

これらのことに関してのレッキー博士の結論。

「彼らは『自分には英語の才能がない』とか『勉強が苦手だ』という間違った自己認識が心の中に存在した。そうではなく、そういう誤った自己認識によってその科目が嫌いになり、努力を怠っていただけだ」

 

 

 

 

 

<夢を実現させる魔法のステップ>

1、壮大な目標を打ち立てる

2、目標に数字を入れる ①達成したい目標 ②実現すべき期限

3、目標を頻繁に書く・見る・聴く

4、目標を実現するための行動を果敢に実行する

 

 

 

<自分に自信をつける方法>

得意技を持つ。

 

得意技は1つでいい。

ただし、その得意技で誰にも負けては行けない。

 

 

 

<プロフェッショナルの条件>

1、あなたは自分の得意技を今すぐ紙に書き出せますか?

2、あなたは、その得意技を極めるために日々努力していますか?

3、あなたの得意技は目の前の仕事に活用できますか?

 

この3つの質問に全て「はい」と答えることができて、初めて、あなたはプロフェッショナルの仲間入りができる。

 

 

得意技を極めるためには、得意技を極めるための行動を絶え間なく持続させてひたすら「量を稼ぐ」こと。

 

 

 

「自信のない人の共通点は、行動しないことが最大の欠点になっていること」

成功哲学の世界的権威ジョセフ・マーフィー博士

 

 

 

 

 

一流の人間ほど、夢だけでなく、その日感じたことをメモする習慣がついている。

 

1979年ハーバード大学のMBA(経営学修士)コースの卒業生に、「未来について明確な目標を紙に書き、それを達成するための計画を立てていますか?」という質問をした。

すると驚いたことに「はい」と答えた人はわずか3%だった。

13%の人たちは目標を持っていたが、紙には書いていなかった。

残りの84%の学生たちは、卒業後の夏休みを謳歌することに精一杯で、明確な目標など何一つ持っていなかった。

 

10年後、調査員は同じメンバーに再びインタビューを行なった。

目標を持っていたが紙に書いていなかった13%の学生の平均年収は、目標を全く持っていなかった学生たちのおよそ2倍だった。

紙に書いた明確な目標を持って卒業した3%の学生の人たちの年収が、残り97%の人たちの平均年収のおよそ10倍だった。

 

 

 

 

<笑顔を絶やさず、感情的に安定した日々を過ごすために大切なテクニック>

日常生活の中で、「コントロールできる要素」と「コントロールできない要素」をしっかり分類すること。

 

多くの人々がコントロールできないことに過剰反応し、悪感情を抱いて、人生を楽しくないものにしている。

 

 

イチローは、常に自分がコントロールできる要素に意識を絞り込んでいる。

「ヒットを打つことはほとんどコントロールできないけれど、バットを振ることなら100%自分でコントロールできる」

 

 

 

<イチローを始めとする成功者の共通点>

「決断して行動することそのものが成功である」と自覚していること。

そして、徹底して自分の哲学を貫き通すこと。

 

 

 

 

あらゆるスポーツには審判が存在して勝敗を決めるが、人生という真剣勝負の審判は、あなたしかいない。

あなた自身が敗北と認めない限り、あなたは常に勝利者であり続ける。

 

 

 

成果は直前まで目に見えないが、確実に成功へと近づいている。

 

 

 

 

<外発的モチベーター>

1、肩書き報酬

2、裁量報酬

3、金銭報酬

4、コミュニケーション報酬:部下が欲しい情報を、上司が部下に率先して伝えること

 

金銭報酬のもらいすぎは、逆にモチベーションを下げる。

アメリカの心理学の実験では、成果の9割の報酬をもらった時が、最もモチベーションが上がるというデータがある。

 

 

 

ある保険会社のオーナーであるクレメント・ストーンは、自社の営業の人間に、拒絶の恐怖を乗り越えさせる達人だった。

彼は自らの経験から、何も訓練を受けなければ、普通の営業の人間は、10回連続で断られたときに会社を辞める、というデータを知っていた。

そこで彼はあるアイデアを考え出した。

営業担当の社員全員に1人あたり25個の豆を渡し、ズボンの左側のポケットに入れるように命じる。

そして営業の電話を1本かける度に、右側のポケットに移すように指示した。

そして毎日、全ての豆が右側のポケットに移るまで電話をかけ続けるように指示した。

そうすると不思議なことに、営業マン全員が、顧客に断られても苦になることがなくなった。

それどころか、根気よく電話をかける能力が身につき、次々と保険契約が取れるようになった。

 

 

 

失敗の数を目標にする。

 

失敗は、成功に近づいたことだから喜ぶ。

 

 

「他の人が持っていないもので、自分自身は持っているものは?」

 

「4タコ(4打席ノーヒット)で回ってきた5打席目を心から喜べること」イチロー

 

 

 

 

 

嫌なことは、「実は嫌なものではないかもしれない」と疑ってみる。

 

 

 

「人生は食事に似ている」。

食事の目的は、「食事を終えること」ではなくて、「食事をしている時間を楽しむこと」。

しかし、人生に関しては、「目標を達成すること」にのみ意味を見出し、その過程に意味を見出せない人がものすごく多い。

美味しい食事を食べ終わった後の満足感も大事。

しかし、それよりも、食事を用意し、それを食べ終わるまでの時間を楽しむことの方が、何倍も大切。

その事実を、あなたの人生にも適用すべき。

「自分の人生は自分でつくる」。

今すぐそう断言して、自分の納得のいく人生の第一歩を踏み出す。

そうすれば、あなたの元にどんどん幸運が舞い込むようになる。

 

 

 

人生を充実させたかったら、とにかく失敗を楽しむ気持ちを持つこと。

失敗が続けば続くほど、「私はどんどん夢に近づいている。だからもっと元気を出してチャレンジし続けよう」と考えて、何としてもその行動を持続させること。

そうすれば、あなたは必ず成功に行き当たる。

 

 

 

ジム・レーヤー博士の哲学は、「1日単位で完全燃焼」。

 

毎日を完全燃焼できない人が、充実した人生を送ることなどできない。

 

 

 

 

 

人間と時計の共通点。

それは、「人間も時計もネジを回しすぎると故障する」ということ。

 

食事も散歩も自分のペースを落とすことで、心の余裕が生まれる。

 

 

 

ダヴィンチの生きた15世紀の人たちの一般的な歩行速度は、1秒間に1歩だった。

このペースで歩くことで、いかに今まで自分があくせくしていたかがよくわかる。

 

ゆっくりした気分で歩きながら、何も考えないで「無の境地」を作り出す。

 

 

 

 

 

 

<セミナーのご案内>

 

①〜社内メンター養成講座〜

「人を育てる・自分が育つ・成果が上がる!」

ご機嫌な職場づくり

 

5月31日(金)13時半〜16時半

春日部市中央1−10−11

Kitchen Shoku Bar Village

参加費:4,000円

 

詳細はこちら

https://www.facebook.com/events/323336011697496/

 

 

 

 

②〜人が集まる! 人が育つ! 〜 ディズニーに学ぶ「感動の職場」づくり

 

5月28日(火)13時半〜16時半

春日部市南1−1−7

ふれあいキューブ4階 会議室

参加費:5,000円(早期割引17日まで4,000円)

 

詳細はこちら

https://www.facebook.com/events/2009677379327209/

 

 

 

③〜人を動かすリーダーになる〜 ディズニーに学ぶ「究極のリーダーシップ」

 

5月28日(火)18時半〜20時半

春日部市南1−1−7

ふれあいキューブ 4階 会議室

参加費:2,000円(倫理法人会主催のセミナーのため割安となります)

 

詳細はこちら

https://www.facebook.com/events/1108287429342681/