「おはようございます!」

 

「おはようございます。元気がいいですね!」

 

「はい! ありがとうございます! おかげさまで、昨日、本を2冊、目を通すことができました!」

 

「おっ! やりましたね!」

 

「はい! 以前読んで付箋を貼っておいたので、それを読み直しただけですが・・・。

 

 それで、気づいたんです! 自分は自分であって自分じゃないんだって」

 

「そうなんですか!? どういうことですか?」

 

「食べ過ぎてしまうのは、心が満たされていないからなんだって。体を満たそうとして、満腹を目指してきましたけど、そうじゃなくて、満足を目指せばいいんだってわかったら、何だかす〜っと心が軽くなった感覚を得られたんです!」

 

「そうなんですね! それで非常に、元気なんですね!」

 

「はい! 結局、昨日は、お昼ご飯だけ食べて、夜は軽くつまむ程度にして寝たっていうのもあると思うんですが、朝も爽やかに、予定よりもちょっと早い時間に目覚められましたし、『今日も大丈夫!』っていう感覚に包まれています」

 

「本当に、穏やかな感じですね! では、その感覚を・・・」

 

「はい! 感じてみます!」

 

 

 

(しばらく感じてもらう)

 

 

 

「今は、どんな感じですか?」

 

「はい。なんだか、いろんな雑念が浮かんできていました」

 

「へぇ! どんな雑念ですか?」

 

「例えば、これからの仕事のこと。あるいは、これまで、自分自身、『わかったつもり』になって、実践が伴っていなかったこと。天狗になっていたかもしれないこと。そんなことを思っていたら、なんだか申し訳ない気持ちになって・・・」

 

「反省していたんですね」

 

「はい」

 

「もうちょっと味わってみてもらってもいいですか?」

 

「はい」

 

 

 

(しばらく感じてもらう)

 

 

 

「だいぶ落ち着きました」

 

「改めて、今、何を感じていますか?」

 

「もっと自由になっていいんだなって」

 

「自由、ですか?」

 

「はい。もっと自由に、もっと自分らしく、輝いていいんだなって感じてます」

 

「いいですね! 何か、明るい光が差し込んでいるようなイメージを感じるんですが・・・」

 

「まさにそんな感じですね!」

 

「その感覚、ちょっと感じてみてもらってもいいですか?」

 

「はい」

 

 

 

(しばらく感じてもらう)

 

 

 

「暗かったトンネルを抜けて、木漏れ日の中を、さらに明るい方へ、一歩、一歩と歩みを進めている感覚です」

 

「いいですね! 今はそれを感じてみて、どんな気持ちですか?」

 

「心地いいですね。穏やかさ、のびのびとした感覚を感じています」

 

「いいですね! そのイメージを感じながら、何かしてみたいこと、ありますか?」

 

「伸びをしたいですね! ふぁ〜〜〜〜〜!」

 

「今は、何を考えていたり、何を感じていたりするんですか?」

 

「はい。もっともっと自由になろう、もっともっと自分を出して行こうって思っています」

 

「いいですね! 制限が外れた感じですね! もっと自由に、自分らしくなるために、具体的には何をしていきますか?」

 

「そうですね〜。まずは、この枠が外れた感覚で過ごしてみます」

 

「いいですね。他には?」

 

「それから・・・。食事の前、『こんな自分なんだ』って言い聞かせる意味でも、ちょっとした時間を持つことで、食べ方も変わっていきそうですね」

 

「そうですね。食べなくても良くなったり、しちゃうかもしれませんね!?」

 

「本当ですね。その分、もっと自然に目を向けたり、木漏れ日の中を歩いたり、花を愛でたり、空を眺めたりしたいですね」

 

「いいですね! 他には?」

 

「子どもたちを抱きしめて、『大好き! 大好き!』って何度も伝えたいですね」

 

「いいですね! せっかくなんで、それをリアルにやっているイメージを味わってみてもらってもいいですか?」

 

「はい」

 

 

 

(しばらく感じてもらう)

 

 

 

「6歳の息子と、3歳の娘なんですが、両手にこう、2人を抱きかかえながら、『大好き』って何度も伝えました」

 

「いかがでしたか?」

 

「2人とも、ニコニコと笑っていて、僕も大笑いして、とっても幸せな気持ちです」

 

「いいですね! 満たされてますね!」

 

「本当に、幸せな気持ちです。毎日、こうやって、イメージの中だけでも、『大好き』という言葉と、子どもたちとハグする場面を思い浮かべて、過ごしていきます」

 

「いいですね! ますます元気になっちゃいそうですね!」

 

「はい! ありがとうございます!」

 

「他には何か話したいことはありますか?」

 

「そうですね。今日は報告がしたかったのがメインなので、これくらいで大丈夫かな? 明日また、お金のことで気になっていることがあるので、お話を伺ってもらってもいいですか?」

 

「もちろん! 喜んで。」

 

「では、また明日、よろしくお願いします!」

 

「はい! また明日! 今日も、楽しんで! 行ってらっしゃい!」

 

「ありがとうございます! 行ってきます!」