月1研修、今月のテーマは、

 

「伝え方」

「やり切る技術」

「習慣力」

 

の3つです。

 

 

新人研修の課題は本書、『まんがでわかる 伝え方が9割』。

 

「思ったことをすぐに伝えない」

 

「答えは相手の中にある」

 

そう考えて、言葉を紡ぎだしていくこと、

 

日常のコミュニケーションでも、本当に大事だと思っています。

 

 

 

今回も、どんなレポートが来るか、楽しみです。

 

 

 

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『まんがでわかる 伝え方が9割』佐々木圭一

 

<「ノー」を「イエス」に変える技術>

 

あなたのお願いを実現させる答えは、自分の中にない。相手の中にある。

 

 

 

 

【「イエス」に変える7つの切り口】

1、相手の好きなこと

  「デートしてください」

    → 「驚くほど美味しいラーメンどう?」

 

2、選択の自由

  「デザート、いかがですか?」

    → 「フルーツタルトとマンゴーアイス、どちらかいかがですか?」

 2つ並べられると選びたくなるのが人間。

 さらに、相手が自ら選ぶから、押し付けられてる感も少なくなる。

 

3、認められたい欲

  「残業お願いできる?」

    → 「君の企画書が刺さるんだよ。お願いできない?」

 人は認められると、それに応えたくなるという本能がある。そこをくすぐる。

 認められたい欲が意外に効果的なのが上司。

 上司や寂しい。上司こそ認められたい。

 

4、あなた限定

  「会議に来てください」

    → 「他の人が来なくても、五十嵐さんだけは来て欲しいんです」

 「あなたが特別な存在だ」と伝えると、人は動く。

 名前を言うとさらに効果的。

 

5、チームワーク化

  「飲み会の幹事やって」

    → 「一緒に幹事しよう!」

 人は集団行動が好きな生き物。誰かがやるなら自分もやろうと思うもの。

 もともと人は人と一緒に何かをすることが本能レベルで好きな生き物。

 

6、嫌いなこと回避

  「芝生に入らないで」

    → 「芝生に入ると、農薬の匂いがつきます」

 

7、感謝

  「これからも教えてください」

    → 「これからも教えてください。ありがとうございます!」

 

 

【「イエス」に変える3つのステップ】

1、自分の頭の中をそのまま言葉にしない。

2、相手の頭の中を想像する。

3、相手のメリットと一致するお願いをつくる

 

 

【「強いコトバ」をつくる5つの技術】

1、サプライズ法

  「そうだ、京都、行こう」

 

2、ギャップ法

  「嫌いになりたいのに、あなたが好き」

 

3、赤裸々法

  「唇が震えてる。あなたが好き」

 

4、リピート法

  「今日は暑い、暑い」

 

5、クライマックス法

  「これだけは覚えて欲しいのですが」+「伝えたい話」

 

 

 

仕事がうまくいかないのは、伝え方が下手だから。

同じ内容でも、「ノー」を「イエス」に変える伝え方がある。

それは、誰にでも身につけられる「技術」。

 

 

伝え方は学べる。

それを知っている人は少ない。

 

 

 

確率0%を、アリに変える!

 

すべてのことで可能性が増えれば、人生は変わる!

 

 

頼みごとの前に「いつもありがとう」と付け加えるだけで、OKをもらえる可能性は高まる。

 

なぜなら、「ありがとう」と感謝する言葉に、人は否定をしにくいから。

 

人間は、生まれ持った本能で、「自分を認めてくれる人のことをサポートしたい」という意識が生まれる。

 

さらに、名前を呼ばれるほどに、人は応えたくなる。

 

人は、関係ない人には断りやすいが、近い人には断りにくい。

 

今まで0%だったものが、いくらかでもアリになれば、人生は明らかに変わる。

 

 

 

誰でも、話すことや書くことはできる。

 

でも、伝え方の技術を身につければ、いつだって心に響く言葉のスマッシュを打てるようになる。

 

 

 

あなたのお願いを実現させる答えは、「自分の中にない! 相手の中にある」。

 

 

 

 

思ったまま言うと「ノー」になる可能性は高い。

 

お願いをするときは、口に出す前に、一度立ち止まって考える。

 

立ち止まって、「相手の頭の中」を想像する。

 

そして、「相手のメリット」と一致するお願いをつくる。

 

 

 

締め切りに間に合わなそうなときの決め台詞。

 

「クオリティあげたいので、粘らせてくれませんか?」

 

 

 

どちらを選ばれてもいいように自分のやってほしいものを2つ並べる。

 

2つ並べられると、どちらかを選びたくなるのが人間。

 

自分で選ぶので、押し付けられてる感も少なくなる。

 

 

 

人は認められるとそれに応えたくなるという本能がある。

 

そこをくすぐる。

 

 

 

「本当は、もう今出してほしいんだけど、今夜出すのと、明日の朝やるの、どっちがいい?」

 

 

 

「認められたい欲」が意外に効果的なのが上司。

 

上司は寂しい。

 

上司こそ、認められたい。

 

 

 

 

 

「あなたが特別な存在だ」と伝えると人は動く。

 

名前を言うとさらに効果的。

 

 

 

「私が仕事を一生懸命頑張れるのは、あなたのおかげ。

 

 そんな風に思えるのは、あなただけ」

 

 

 

人は集団行動が好きな生き物。

 

「一緒にやろう」と言われると、断りにくくなる。

 

 

 

「嫌いなこと回避」を使うのは1回だけ。

 

押し付けがましくなるから、要注意。

 

 

 

7つの切り口は、合わせて使うことでより効果的になる。

 

相手の好きなこと + 認められたい欲

 

あなた限定 + 相手の好きなこと

 

認められたい欲 + チームワーク化

 

嫌いなこと回避 + あなた限定

 

選択の自由 + 感謝 などなど

 

 

 

 

不可能に見えても、コトバのチカラで突破できる。

 

 

タイトルと内容は一緒。

 

タイトルを磨けば、内容も磨かれる。

 

 

タイトルが目を引かなければ、読んでもらう機会すら生まれない。

 

タイトルがゆるいと企画がゆるくなる。

 

どちらかが欠けてもいい特集にはならない。

 

 

 

 

弱い男なんて昔からいたけど、「草食男子」というコトバでトレンドになった。

 

トレンドはそうやって生まれる。

 

タイトルがゆるいと、内容もゆるくなる。

 

どちらが欠けてもいい特集にはならない。

 

 

 

 

 

【認められたい欲】

 

「私は編集長のようになりたいんです。

 

 だからもう一度、タイトルをつけるチャンスを私にください」

 

 

 

 

 

印象に残るコトバは似てる。

 

どれも正反対のコトバが入っている。

 

強いコトバには法則性がある。

 

コトバには技術がある。

 

「食べるダイエット」

 

「かわいい高見えコスパ服」

 

「美女と野獣」

 

「記録より、記憶に残る選手になりたい」

 

「嫌いになりたいのに、あなたが好き」

 

「脱ぐために着る」

 

「誰もが敵になっても、私は味方です」

 

「泣けるほど笑えた」

 

 

 

 

 

 

 

 

人に「好き」と言うときに、あなたの体はどう反応していますか?

 

顔は?:赤くなる

 

喉は?:カラカラになる

 

唇は?:震える

 

これらの言葉を使って、赤裸々な感覚を言葉にするだけで、言葉はイキイキする。

 

 

 

<赤裸々質問表>

 

顔は?:赤くなる

 

喉は?:カラカラになる

 

唇は?:震える

 

息遣いは?:息ができない

 

目は?:目が合わせられない

 

うぶ毛は?:すべてのうぶ毛が立っている

 

肌は?:汗ばんでいる

 

頭の中は?:頭の中が真っ白

 

手のひらは?:手にじんわりと汗が

 

指の先は?:指先がじんじんする

 

血の巡りは?:自分の鼓動がわかる

 

 

 

 

 

<クライマックス法>

 

「ここだけの話ですが」

 

「他では話さないのですが」

 

「誰にも言わないでくださいね」

 

「これだけは忘れないでください」

 

「一言だけ付け加えますと」

 

「ワンポイント・アドバイスですが」

 

「3つのコツがあります。1つめが」

 

 

 

 

「言葉は閃くものではなく、作るもの」

 

<参考文献>

 

『シンプルに考える』
 

『新企画』鈴木おさむ

 

『起業家』藤田晋

 

『運命をひらく』本田健

 

『まや道』

 

『すべての女は自由である』

 

『マンガでわかる! 10才までに覚えたい言葉1000』

 

『何を捨て何を残すかで人生は決まる』
 

『「行動力」の育て方』安藤美冬

 

『情熱の伝え方』

 

『伝わる力』
 

『限界の正体』
 

『半径5メートルの野望 完全版』
 

『すごいメモ』

 

『アツイコトバ』

 

『杉村太郎、愛とその死』