今朝は、朝7時半〜、新宿の飲食店にて、早朝会議のファシリテート。
店長・副店長と、アルバイトリーダーとの3名と、
楽しい時間を過ごさせていただきました。
小売業界の某業界雑誌の方にも取材に来ていただき、
でも、普段と変わらず、何も準備せずに臨み、
出たとこ勝負で、話し合うテーマを変えて、とっても楽しい時間となりました。
雑誌の方も、非常に興味を持ってくださったようで、
次回、来月も取材に来て、連載で、掲載の方向で進めてくださることになりました。
ありがとうございます!
帰宅後は、来週の研修準備をがんばってます!
管理職向け研修のテーマは、『ドラッカー』。
一方、新人研修のテーマ(課題図書)は、こちら!
『まんがでわかる7つの習慣』
僕も、『7つの習慣』絡みの本、いろいろと読み漁りましたが、
この本ほど、シンプルに、わかりやすく、しかも、実践に落とし込んで、
『7つの習慣』を伝えている本はないと、一読して、感動しました!
そして、今回、研修に備えて、改めて読んでみて、
ブログに記事をアップしていなかったこと、
そもそも、読書メモすらまとめていなかったことに気付きました。
あのとき、僕は一体、何を読んだんだろう!?
感動しすぎてメモを忘れたんだろうか!?
とにかく、改めて読み直してのメモ公開です。
改めて、本当に大切なことが、ここに濃縮されていると実感!
素敵な本を、宝島社さん、本当にありがとうございます!
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『まんがでわかる7つの習慣』
<7つの習慣>
1、主体的である
2、終わりを思い描くことから始める
3、最優先事項を優先する
4、win-winを考える
5、まず理解に徹し、そして理解される
6、シナジーを創り出す
7、刃を研ぐ
<「7つの習慣」の前に意識すること>
問題の見方を「インサイド・アウト」に変える
あなたの周囲の問題は、「あなたが問題だと思っているから問題なのだ」という真実。
嫌な客なんて世の中にいない。
もし君がそう思うなら、君に問題がある。
問題はいつも自分の中にある。
そういう姿勢をいつも自分に課す。
自分が変われば人は変わる。
何を得るのか、全ては自分次第。
真の成功は人格を育てることから始まる。
<習慣によって人格を磨き、真の成功を目指す>
【習慣とは?】
1、意欲…実行しようと思う気持ちを常に持つ=自分が変わろうと努力することを誓う
2、知識…なぜ必要なのか、何をすればいいのかを理解する=行動の意義を理解する
3、スキル…どうやって行うかを理解し、必要な技能を身につける=効果的な方法で実行する
習慣を変え少しずつ人格を磨く → 真の成功 = 信頼を得て持続的に評価される
私的成功があって、初めて公的成功もある。
自分の力が発揮できないことを環境や状況のせいにするのはただのわがまま。
「与えられた環境でどう振る舞うか」でしか人間は前に進むことはできない。
店づくりは、店主の価値観そのもの。
人から教わったものに、「正解」なんてない。
「行動を起こすのはあなたの責任である。
自ら責任を引き受けて行動を起こすのか、
それとも周りから動かされるのか、
どちらの道を選ぶかによって、
成長や成功の機会も大きく変わる」
自分の人生の主役は自分であり、
どんな人生にするかを決めるのは自分以外の誰でもない。
<反射的に反応せず、自覚して行動を選択する> P.45
× 性格や行動の原因を環境のせいにする
【失敗】・あいつのせいだ ・運が悪かった
【欠点】・家庭環境が悪かった
【不得意】・家系のせいだ ・遺伝のせいだ
◯ 性格や行動を自覚して選択する
【失敗】・次はこう行動してみよう
【欠点】・少しずつ直していこう
【不得意】・得意な人に任せよう ・勉強して克服しよう
<自分の影響力の範囲を意識する> P.47
影響の輪:自分が変えられること
関心の輪:自分が変えられないこと
「スマートかどうか」を考える必要はない。
お店の人間として対応に迷うことがあったとしたら、
お客さんを笑顔にする方法を選べばいいだけの話。
原点に立ち返る。
迷ったときは原点に返ると、自分がどうするべきかが見えて来る。
「やらない」という選択を自信を持って決断できるようになると、前に進みやすい。
<目的を決めてから行動を決める> P.67
◯ 目的を明確化
→ 「やるべきこと」と「やるべきでないこと」が明確に区別できる
→ 主体的に選択できる
→ 目的の達成に近づく
× 目的が曖昧
→ 「やるべきこと」と「やるべきでないこと」の区別が曖昧
→ 行動の選択基準が曖昧
→ 目的の達成に向かえない
そもそも時間は管理できない。
時間はただ流れているだけ。
「スケジュール通りにことが進んだからOK」なんていうのは、逆に自分が時間に管理されているだけ。
自分が設定した時間がきたからさっさと切り上げて次の行動に移るなんて、それじゃただの機械。
時間を度外視した付き合いから、信頼が築けたり、成長の機会を得たりすることもある。
「時間を管理する」ことが成長を妨げる。
管理すべきなのは、「最優先事項を優先する」という行動の順序。
<人間活動の4つの領域> P.89
第一領域:緊急で重要なこと【減らす】
・締め切りのある仕事 ・大事な人との急な約束 ・病気や災害
第二領域:緊急でないが重要なこと【増やす】
・人間関係づくり ・仕事や勉強の準備や計画 ・健康維持や自己啓発
第三領域:緊急だが重要ではないこと【減らす】
・日々の電話や会議、報告書 ・重要でないメールへの返信 ・突然の来客対応
第四領域:緊急でも重要でもないこと【減らす】
・待ち時間 ・テレビやネットを見続ける ・だらだらとゲームや携帯電話を使う
<目標を定めてからスケジュールを作る>
1、役割を定義
(1)自分の成長
(2)夫・父親
(3)研究・商品開発
(4)地域奉仕
(5)人生を楽しむ
2、目標を設定
【今週の目標】
(1)自分の成長 :・ミッション・ステートメントの検討 ・専門書を読む
・セミナーに申し込む ・運動(ジョギング)
(2)夫・父親 :・家族で科学館に遊びに行く ・授業参観に行く
・妻とコンサートに行く ・子どもの自転車を修理
(3)研究・商品開発 :・マーケット調査の検討 ・統合問題の研究
・新商品のアイデアをプレゼン
(4)地域奉仕 :・PTAの集まり ・定期草むしり
(5)人生を楽しむ :・夏休みの旅行計画
自分の時間を使って行動するときは、効率性を考える。
人に任せる場合は、効果を考える。
相手にどう動いてもらえば、最も成果が大きくなるのかを意識する。
手段は相手に任せ、結果に責任を問う。
1、望む結果:任せた結果、何を達成したいのか。
2、ガイドライン:守るべき基準やルール
3、リソース:達成のために使える人員・資金・技術・組織など。
4、アカウンタビリティ(評価についての説明責任):成果を評価する基準や進捗報告時期
5、評価の結果:評価の内容
以上5点についてよく話し合っておく。
相手のために先に譲った方が、かえって得をすることが多い。
深く聞くということには、それだけで人を導く力がある。
P.109
今日から「豊かさマインド」=「すべての人が満足することは可能だ」という発想に切り替える。
幸せの量は一定ではなく、新しく作り出していけるという考え方。
<信頼残高を増やす方法> P.114
1、相手の価値観や重視していることを本当に理解しようとすること。
2、小さな想いやりや礼儀を大切にすること。
3、約束を守ること。
4、お互いに期待することを明確にし、誤解を生まないようにすること。
5、誠実さを言動で示すこと。
6、過ちは心から謝ること。
本当の信頼を得て、自分の影響力を発揮するには、まず相手の話を深く聞く必要がある。
「自分の答え」を急がずに、「相手の答え」に耳を傾けてみる。
人間っていうのは、自分の話をたくさん聞いてくれる人に、信頼や親しみの気持ちを抱くもの。
「私たちは多くの場合、外部の助言がなくとも、自分をコントロールできる。
心を開くチャンスさえ与えられれば、自分の問題を解きほぐしていける。
すると解決策がその過程ではっきり見えて来るものである」
コミュニケーションには、読む・書く・話す・聞くがある。
このうち、「聞くことが最も重要なスキルである」。byコヴィー
だが、聞く練習をしたり、訓練を受けたことのある人は非常に少ない。
そのため、興味のあることなら注意深く聞くが、興味がないと話の一部だけを選択的に聞いてしまう人が多い。
<話を聞くことからwin-winの関係が始まる>
0、無視する
1、聞くふりをする
2、選択的に聞く
3、注意して聞く
4、感情移入して聞く:相手の目線で聞く。相手が世界をどう見ているのかを感情移入によって理解する。
<「聞く」とは、「相手の目線で世界をみる」こと>
× 自分の世界を通して相手の世界を決めつける
【解釈】「私は外で遊ぶのが楽しかったから、息子もきっとアウトドアが好きなはず」
【助言】「勉強をした方が身のためだよ」
【評価】「私も昔は夢を見たけど、それは現実的じゃない」
【探り】「学校で先生に叱られたんだって」
◯ 相手の世界で世界をみる
1、話の中身を繰り返す
「仕事が嫌なんだ」→「仕事が嫌なんだね」
2、話の中身を自分の言葉に置き換える
「仕事にやる気が出なくて」→「そうか、会社に行きたくないんだね」
3、相手の感情を反映する
「今日は休んでもいいかな」→「なんだか疲れているみたいだね」
4、自分の言葉に置き換えつつ、感情を反映する
「今日は休んでもいいかな」→「疲れているようだから、会社に行きたくないんだね」
<言葉の正しさでは、人の心は動かない>
コミュニケーションの目的は、最終的には、
自分を理解してもらい、相手の行動を引き出すこと。
人は、「あの人についていこう」と思う時、
その人が「何を言ったか」ではなく、
その人が「どういう人物か」で決めている。
仕事やプライベートで自分の意見を尊重してほしいと思うなら、
まずは「付いていきたい」と思われる人物になることを目指す。
相違点をぶつけ合うからこそ、
互いの良さを活かし合い、
シナジー効果で大きな成果を得ることができる。
私たちはみんな違う。
でもそれは、誰からでも学べるっていうこと。
「違いを尊重することがシナジーの本質。
人間は一人ひとり、知的、感情的、心理的にも違っている。
誰もが『自分のあるがまま』を見ているのだということに気づかなくてはならない」
「本当の意味で効果的な人生を生きられる人は、
自分のものの見方には限界があることを認めるられる謙虚さを持ち、
心と知性の交流によって偉られる豊かな資源を大切にする」
シナジーは「人生において最も崇高な活動」。
シナジーを創り出すことで、今まで存在しなかった新しいものを生み出すことができるようになる。
<コミュニケーションの3つのレベル>
1、防衛的
相手を警戒し、隙を見せまいとする守りのコミュニケーション。
言質を取られたり、相手に押し切らせないようにする緊張したやりとり
2、尊敬的
相手を信頼し、協力的な態度で臨むコミュニケーション。
ただし、相手を「立てる」意識が強いため、深く感情移入するまでには至らない。
3、シナジー的
互いに尊敬し、協力し合うことで生まれるコミュニケーション。
互いの相違点をよく理解し、そこから大きな成果を引き出そうとする。
業績の目標だけなら、部下の尻を叩けばいいのかもしれない。
でも、人生の目標みたいなものも達成させようと思ったら、
どちらも目指せる環境で、存分に活躍できるようにしてやらないといけない。
人間にとって「成功」って何だろうか?
人はどうしても、見栄や意地を張ってしまう生き物。
「こう見せたい」という自分のふりをしてつい背伸びをしてしまうことなんて誰にだってある。
だけど後で辻褄が合わなくなってつらくなるのは自分。
人に「優れた自分」として接したいのなら、
自分自身を高めて、その姿で人とありのまま接する方が本当はよほど楽なはず。
前に進むのは1日1歩でいい。
それを習慣にして、5年、10年続ければ、積もり積もってその差はとても大きくなる。
それが「習慣」の力。
「素晴らしい一人の人間になる」ことこそが、人生の一番の成功なんじゃないかと思う。
日々、自分は中から変わる用意があるか。
それがすごく大切。
「自分という道具に投資することが『刃を研ぐ』習慣。
効果的な人生を生きるためには、定期的に4つの側面すべての刃を研ぐ時間を作らなければならない」
「1日のうちわずか1時間を自分の内面を磨くことに使うだけで、
私的成功という大きな価値と結果が得られる。
あなたが下すすべての決断、あらゆる人間関係に影響を与える。
長期的に肉体、精神、知性を日々鍛え、強くし、
人生の難局に立ち向かい、乗り越えらえるようになる」
自分自身を磨く(刃を研ぐ)ための活動例
1、肉体(体調)
食事・休養・運動によって身体をメンテナンスする
・定期的な運動の時間を確保する ・早歩きのウォーキング ・ストレッチ
・規則正しい食事 ・十分な睡眠
2、精神(観点)
心を鎮め、自らの価値観を深く見つめる
・瞑想・ヨガなどを通じて、静かに自分自身を見つめる時間をつくる
・文学や音楽鑑賞、自然に触れるなどリフレッシュ法を見つける
3、知性(自律性)
知識を増やし、情報選択・収集力を身につける
・だらだらとテレビを見ない ・自分の鍛錬の時間を取る
・優れた書物を読むことで、社会に対する理解を深める
・日記や手紙で経験や考えをアウトプットする練習をする
4、社会・情緒(つながり)
他人との関係を強化し、心の平安を保つ
・意見が異なる人と納得できる案に至るまで話し合う
・相手の立場を尊重して話を聞く
・話し合うときは第3案に向けて努力する
必要なのは、「自分のボイス(心の声)」を発見すること。
人はボイスに気づけば生きる使命を見出す。
才能を活かし、情熱的に、満足しながら、良心にも適う誇れる仕事ができるようになる。
そういう人は、自然と周囲を巻き込んでいく。
<ボイス発見のために必要な「3つの力」>
1、選択する自由と能力
2、原則(自然の法則)
3、生まれつき人が持っているインテリジェンス
(1)知的 (2)肉体的 (3)精神的 (4)社会・情緒的
相互依存
「私的成功」を通して人間同士がお互いを尊敬し、違いを認め、高いレベルで信頼しあうこと。
お互いの力を発揮しあうことで、大きな成果を生み出すことができる。
シナジー的コミュニケーション
お互いに信頼し合い、協力しようという気持ちを非常に強く持つことによるコミュニケーションのスタイル。
互いの相違点について深く理解し合い、協力して大きな成果を生み出せる。