ドラッカーシリーズ、第三弾!?

 

 

図解ということで、左が本文、右が解説の図解で、

 

わかりやすく、ドラッカーの理論の大筋を理解することができました。

 

 

 

一方で、「これ!」という響く文章はあまりなく、ちょっと残念!

 

 

 

図解で最高だったのは、『ユダヤ人大富豪の教え』の図解ですね!

 

 

 

 

大筋をつかみたいなら、まずまずいい本です!

 

ありがとうございます!

 

 

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『図解で学ぶドラッカー入門』藤屋伸二

 

「人は自分の価値観に従い、自分の強みで社会に貢献する責任があり、それが本当の幸せなのだ」

 

「人には能力の差はあるが、目標を設定して体系的な学習をすることで、現在より、貢献できる人になれる」

 

 

目標と自律によるマネジメント(目標管理)

 

 

 

 

 

「事業については当たり前のことなどないと思え」

 

 

 

 

 

ドラッカー自身、生涯、誰一人雇用せず、個人事業主を貫いたのは、

 

「人を辞めさせられない」「考えがコロコロ変わる」

 

という短所を持っていたから。

 

 

 

 

 

<ドラッカーを学ぶと身につくもの>

 

認識力…ビジネスチャンスを見つける力

 

構想力…ビジネスチャンスを計画に変える力

 

構築力…仕組みをつくる力

 

運営力…成果に結びつける力

 

 

 

 

 

「顧客の創造」

 

企業家の行動が市場を開拓する。

 

より多くの人たちの欲求に応えることが企業としての貢献であり役割(使命)。

 

 

 

 

【企業の役割(使命)】

 

ニーズに応える・ニーズを創り出す

 

→ 独自化・差別化

 

 

 

 

 

<成果をあげるノウハウ>

 

経験 × 学習 × 資質

 

仕事をしながら経験を積む × ビジネスを科学する × 適性や才能を活用する

 

 

 

 

 

 

生産性=経営力を計る物差し

 

【生産性を高める4つの要素】

 

ヒト・モノ・カネ・時間

 

(人的資源)(物的資源)(資金)(時間)

 

生産性向上 = コスト率の低下(産出力を大きくする・投入量を減らす)

 

【生産性に影響を与える「4つの要因」】

 

ノウハウ・商品構成・プロセス・組織構造と活動のバランス

 

 

 

 

 

イノベーション=継続的な改善と革新で「新しい経済価値を生み出すすべての活動」

 

1、社会的イノベーション

 

2、制度的イノベーション

 

3、技術的イノベーション

 

 

 

 

マーケティング > 生産性 > イノベーション

 

 

 

 

 

IT化社会

 

通信技術とコンピューターが合体し、

 

通信情報網が整備されると、

 

コミュニケーションに関する「時間・経費・距離」が

 

限りなくゼロに削減された社会になる。

 

時代は「T(IT技術)」から「I(それに載せる内容)」へ

 

 

 

 

 

少子・高齢化雇用にも大きな影響を与える。

 

若年の男性社員が減少すれば、女性・高齢者・外国人で補うしかない。

 

少子・高齢化は、「量の市場」から「質の市場」への変化を意味する。

 

若者が減少するとすべての消費が減少する。

 

 

 

少子化で必要な労働力を確保するためにも、

 

優秀な人材が働ける環境をつくることが大切。

 

優秀な人材のニーズに応えることが、成長の大前提になる。

 

 

 

 

 

【適性規模が大切】

 

恐竜は、脳の働き以上に体が大きくなりすぎて

 

体の各部位で起こっている情報を処理できなかったことが

 

死滅につながったとも言われる

 

→ 企業にも適性規模がある!

 

 

 

 

 

 

優れたNPOは、何かをする場合、

 

必ずスタッフ全員の目的である

 

使命(ミッション:事業の目的)の確認から入る。

 

 

 

1、成果を上げるためには、経営戦略が必要になる。

 

 → 経営環境や顧客のニーズからスタートする。

 

 

2、経営に対するチェック機能を充実させる必要がある。

 

 → 形骸化している取締役会の役割と責任を明らかにする。

 

 

3、社員のやる気を引き出すために、賃金や昇進だけでなく、

 

  「報酬としての責任ある仕事」を提供する。

 

 → 精神的な満足も提供する。

 

 

 

 

 

競争に勝つ方法はただ1つ、選択と集中である。

 

強みの分野を選択し、それに経営資源を集中的に投入すること。

 

これ以外に方法はない。

 

競争の厳しい世界では、

 

資金ではなく、ノウハウの方が重要な経営資源になってくる。

 

「何でもできます」「何でもあります」は

 

「器用貧乏」(中途半端)の言い換えにすぎない。

 

 

 

 

 

3年後の会社は、3年後に創られるのではなく、今日からの活動で創られていく。

 

従って、強くて良い企業にするためには、

 

昨日までの延長線上で今日の仕事をするのではなく、

 

将来の目標に焦点を当て、そのための「今日の仕事」に切り替える必要がある。

 

 

 

 

 

 

競争に勝つ方法 = 選択と集中

 

「競争相手」と「顧客ニーズ」

 

強みの分野でなければ、存在感がない → 強みをさらに強化する = 独自化・差別化

 

 

 

 

 

 

<独自化・差別化が必要なわけ>

 

特徴がなければ相手にしてもらえない・相手にしてもらっても利益が取れない

 

 → 秀でた何らかの特徴(セールスポイント)を持つ

 

   例:ハイセンス・ハイクオリティ・ロープライス・うまい・早い・安い

 

 → 差別化 = 他社でもできるが自社の方が上手にできる

 

 → 独自化 = 他社にできないことが、自社ではできる

 

 

 

 

 

事業を分析する

 

【3要素の最適化】

 

1、市場:顧客は誰か? 顧客は何を欲しているか?

 

     どこにいるか? どのようにしてたどり着くか?

 

2、商品:何を買うか? いくらで買うか?

 

3、ルート:どこで買うか? どのように買うか?

 

→ 事業の再定義:我が社は何屋さん? = 「何を提供しているのか?」

 

 

 

 

 

 

リピーターや紹介が少ない企業は、アフターサービスが弱い企業。

 

この弱みの改善は当然、ビジネスチャンスになる。

 

 

 

 

 

 

ビジネスは修行でも苦行でもない。

 

顧客への貢献であり、その見返りとして価値に見合った利益を得ることであり、その適性な分配。

 

 

 

 

米国のGEは、ジャック・ウェルチ社長の時に、

 

市場シェア1位か2位の事業に絞り込み、世界の超優良企業に変身した。

 

 

 

 

 

 

 

【顧客の問題解決が商品】

 

1、機能:どのような問題を解決するのか? 何ができるか?

 

2、品質:どのレベルで解決するのか? どのレベルでできるか?

 

3、価格:いくらで解決するのか? どれだけ安くできるか?

 

4、時間・納期:いつ・どのくらい速く解決するのか?

 

5、個別対応性:どこまで要望を聞き入れてくれるのか? どれだけオーダーに応えてくれるか?

 

6、サービス:付帯サービスには何があるのか? 信頼関係や最適な使用状況など

 

7、数量:購入単位はどのくらいか?

 

8、ブランド:どの程度信じていいのか?

 

→ どれとどれで独自化・差別化を図るか?

 

 

 

 

 

<4つのリスク>

 

1、負うべきリスク:事業上の事故・災害など、その事業をやっている以上、発生の可能性をゼロにすることはできないリスク

 

2、負えるリスク:失敗してもカバー可能な範囲のリスク

 

3、負えないリスク:自社の能力以上のことをしようとするリスク、成功を活かせないリスク

 

4、リスクを負わないリスク:無難を追い求めるリスク

 

 

 

 

 

 

<ドラッカーのいう「大罪」>

 

1、限度いっぱいの価格設定:利幅をとって顧客不満を作ると、競合他社は喜んで参入してくる

 

2、利益幅への過信:いくら粗利益が大きくても、売れなければ不良在庫にすぎない

 

3、コスト中心の価格設定:コストがいくらかかったかは顧客には一切関係ない

 

4、チャンスの無視と軽視:満腹だからといって狩りをしないライオンになってはいけない

 

 

 

 

<コスト管理の5原則>

 

1、大きなコストに集中:同じ難しさなら成果の大きい方に取り組む方が効率的

 

  1億円の10%コスト削減も、1000万円の10%コスト削減も、その難しさは同じ。

 

  1億円の10%削減の方が成果は大きい。

 

2、種類に分けて管理:原材料でも事務用品でも、在庫は種類に分けて管理

 

3、企業全体で考える:自部門だけコストが下がっても意味がない。部分最適の考え方は捨てる

 

4、流通全体で考える:コスト率改善の本当の目的は、

 

           各流通段階の企業が適正利益を確保しつつ、

 

           最終購入者の価格を引き下げること

 

5、不要不急の活動をやめる:「あると便利な資料づくり」ではなく、「やらないといけない業務」に集中する

 

 

 

 

 

 

トップを維持するためには、

 

トップに押し上げた成功体験を捨てる覚悟で、

 

徹底した事業の分析と思考が必要になる。

 

多くの場合、トップ陥落の原因は成功体験にしがみついた結果。

 

聖域や例外を作らないことを前提とした対応が必要になる。

 

 

 

 

 

 

<他社の嫌がることがチャンス>

 

顧客の「困った」に焦点を当てる。

 

「効率化」よりも「効果」

 

 

 

 

 

 

<組織構造決定のための基幹活動分析>

 

自社の優位性を打ち出すために、どのような業務が必要となるか?

 

1、強みを伸ばす 

 

2、致命的な欠陥を排除・克服する

 

 

【自社の価値観を自問することが大切】

 

・何を実現しようとしているのか?

 

・それは顧客が満足することなのか?

 

・社員はどうか?

 

 

 

 

<運営力強化のための関係分析>

 

【組織は貢献しあうもの】

 

「縦の貢献」「横の貢献」を考える。

 

上司

上司 ←→ 他部署

部下 ←→ 同僚

 

 

 

自ら成長・発展できる資源は人だけ。

 

人の特性を活かすために、権限と責任を与え、

 

自らの意思で企業に貢献してもらおうとするのが、本来の目標管理。

 

 

 

 

<目標の8領域>

 

1、マーケティングの目標

 

2、生産性の目標

 

3、イノベーションの目標

 

4、人的資源の目標

 

5、物的資源の目標

 

6、資金の目標

 

7、社会的責任の目標

 

8、利益の目標

 

 

 

 

バランス&コントロール

 

・個人の目標と会社の目標にギャップはないか?

 

・どれだけ一生懸命に働けるようになるか?

 

= 人間を尊重する経営

 

 

 

 

 

<社会的責任の目標>

 

企業の社会的責任とは、事業を通して社会に貢献すること!

 

例:ダイエー=価格破壊、セブンイレブン=購買行動に革命

 

→「やるべきこと」「やってはいけないこと」は何か?

 

 

 

 

 

<利益の目標>

 

必要利益=これまでの7つの目標を設定した↑で、考え直してみる。

 

配当・売上減への備え・商品開発・市場の開拓・設備の導入などなど

 

最低でも5年くらいの平均利益率の目標を立てるべき。

 

 

 

 

 

 

<経営者の仕事>

 

1、事業のマネジメント:理念・方針・戦略・中期経営計画

 

2、管理者のマネジメント:組織化・資源の分配

 

3、人と仕事のマネジメント:人事・モチベーション

 

3つのマネジメントを回していくのが、経営者の仕事!

 

 

 

 

 

 

<人こそビジネスの源泉>

 

【人材マネジメントのポイント】

 

適材:必要な人を

 

適所:優先順位の高い場所に

 

適時:必要な時に

 

適価:その仕事にふさわしい賃金で

 

適量:必要な人数だけ

 

 

 

これからは、研究開発・企画業務などの

 

「頭の中が作業場」となる人のマネジメントが重要になる

 

 → 仕事は外からは見えない

 

 → 「目標管理」によって評価・育成

 

 

 

 

 

 

<意思決定とは何か?>

 

【意思決定の手順】

 

(1)問題の分類

 

(2)意思決定の目的を確認

 

(3)複数の解決策

 

(4)実行手段への落とし込み

 

(5)徹底的に実行

 

(6)結果を評価

 

 

・誰が正しいかではなく、何が正しいかで判断する

 

・「上司に受け入れてもらうこと」ではない!

 

・複数の代替案(違う視点)で検討する(意見の対立を活用する)

 

 

 

 

筆者は、「頭が悪い」「感性が鈍い」「集中力がない」

 

「要領が悪い」「諦めが悪い」という欠点がある。

 

しかし「諦めが悪い(途中で投げ出せない=できまでやり抜く)」性格を生かして、

 

中小企業診断士は6回目で合格。

 

出版企画は5回目で採用。

 

最終的には目標を達成。

 

そうした習慣(企業では文化)が、人並み以上の成果をもたらす。

 

 

 

 

 

無難とは、チャレンジしないと同意語。

 

今日のような変革期では、最も危険な発想が「無難」。

 

 

 

 

 

<企業文化>

 

何をやるかを決めるのは「経営戦略」

 

どこまで徹底してやるかを決めるのは「企業文化」

 

何を、どのように、どのくらい徹底するか!?

 

文化は「評価」で築き上げる!

 

・・・良い行動は褒める。悪い行動は叱る。人事・報酬に反映させる。

 

 

 

 

 

 

 

<強みによる人事>

 

【強みを知るには?】

 

(1)彼が良くやった仕事は何か?

 

(2)彼が良くやれそうな仕事は何か?

 

(3)彼がよりよい仕事をするために身につけなければならないことは何か?

 

 

多少の酒乱、多少の遅刻など、貢献との比較で許してあげる。

 

他の社員への悪影響をなくすのが上司の仕事。

 

 

 

 

 

 

 

<事業を評価する5つの手法>

 

1、市場での事業の地位:成長性

 

2、イノベーションの成績:持続可能性

 

  既存の商品が売れている間に、次の商品の準備をする。

 

3、生産性:効率

 

  生産性の向上が伴わない事業規模の拡大は、「成長」ではなく「膨張」にすぎない。

 

4、流動性とキャッシュフロー:安全性

 

5、収益性:事業の有効性

 

  「企業が大きくなると利益率が低下する」は間違い。

 

  欧米では、売上が数兆円になっても、

 

  経常利益率10%を確保している優良企業はたくさんある。

 

 

 

 

 

 

 

コミュニケーションは、人体で言えば、神経系統。

 

この感度が鈍かったり、断絶したりしていると、組織として機能しない。

 

コミュニケーションの本質を理解した上で、機能を高めることが大事。

 

 

 

 

【3つの要件】

 

1、受け手の認識

 

  コミュニケーションは受け手に受け入れられて初めて成立する。

 

  受け手にわかる言葉で話すことが大事。

 

 

2、受け手の期待

 

  人は期待することしか受け入れない。

 

  日頃から部下に顧客や業績に関心を持ってもらえるように働きかけること。

 

 

3、受け手への要求

 

  コミュニケーションは受け手に「何かをしてもらいたい」から発する。

 

  「わかってくれるだろう」などの曖昧さは排除する。

 

 

 

 

 

コミュニケーションとは、主観的なもの。

 

情報は、客観的であればあるほど有効になる。

 

前提となる情報を共有できなければ、コミュニケーションは成立しない。

 

 

 

 

 

 

成果をあげるリーダーに共通しているのは、

 

ただ1つ、「やるべきことをやっている」こと。

 

徹底的に考えて計画を立て、徹底的に実行し、しっかりと評価していること。

 

 

 

 

リーダーシップ=資質×学習×経験

 

 

 

 

 

 

<モチベーション>

 

【やる気にさせる仕組み】

 

・適正な配置:人が最も生き生きしているのは、好きな仕事や貢献できる仕事をしている時

 

・高い水準の仕事:心に火がつくのは、チャレンジ性のある仕事をしている時

 

・自己管理に必要な情報:進捗や評価、取り組み度合いなどの情報が意欲を向上させる

 

・決定への参画:人は納得して取り組む時にやる気を出す

 

 

 

 

 

 

10人で1時間の会議をすれば2万5千円

 

(1人あたりの年間平均人件費500万円として)

 

毎週開催すれば人件費だけで年間125万円

 

 

 

 

会議を意味あるものにするために

 

・会議の目的を明確にする

 

・司会をしながら意見を述べない

 

・最初から貢献に焦点を合わせる

 

・必要な人だけで会議を行う = 発言をしない人を参加させない

 

 

 

 

 

人口構造の変化とは、総人口の増減だけでなく、

 

年齢構成や性別構成・雇用状況・教育水準・所得階層の変化など、

 

すべてを指す。

 

人口構造の変化はすべてに優先するイノベーションのチャンス。

 

しかし、それを認識している人は少ない。

 

 

 

 

 

<イノベーションのためにやってはいけないこと>

 

1、利口であろうとない:「簡単」「単純」「便利」でなければ、人は興味を示さない

 

2、多角化させない:「対象市場の知識」「核となる技術」での自社の強みを活かす

 

3、現在のイノベーションを狙う:現在困っていることで、将来も困るであろうことを狙う

 

あくまでも戦略の範囲内で戦略に則って考える!

 

(戦略のない企業はいずれ崩壊する)

 

 

 

 

 

 

 

夢は「アイデア」が優先する。

 

しかし、現実の経営は「現金」が優先する。

 

優れたイノベーターほど、現金残高(キャッシュフロー)に関心を持つ。

 

イノベーターは、経営状況が凝縮されている決算書を、理解できるようになっておく必要がある。

 

 

 

 

 

 

<成果を上げる能力の作り方>

 

1、貢献への決意:「誰に」「どのような」貢献をするのか

 

2、3つの成果の理解

 

 (1)売り上げ・利益への直接的成果

 

 (2)経営理念や経営方針など価値観への忠誠

 

 (3)明日や次世代のための人材育成

 

3、外部への貢献に焦点:最終的な貢献対象は顧客

 

4、強みを基準にする

 

5、成果を上げる領域に力を集中する(選択と集中):成果を上げなければ自分の存在感がない

 

6、成果を上げる意思決定=責任感の強さ

 

 

 

【3つの徹底】

 

1、わかるまで考える

 

2、できるまでやり抜く

 

3、さらに創意工夫する

 

 

 

 

 

 

<強みを活かす>

 

【強みを活かす4つの方法】

 

1、強みを知る

 

2、得意な仕事の仕方を知る

 

 一人or集団、リーダーorフォロワー、新規開拓or既存顧客、攻めor守り、対人or対数字・モノ

 

3、得意な学び方を知る:聞く・読む・書くなど

 

4、価値観を優先する:毎朝見る鏡の中の自分は輝いているか?

 

致命的な弱み以外は無視か後回し

 

 

 

 

 

 

<時間を管理する>

 

【時間管理の4つのルール】

 

1、時間は何に使われているか? = 記録に残す

 

2、浪費の原因を整理する

 

3、時間をひとまとめにする

 

4、非生産的なものを捨てる

 

 

 

【他人の時間も活用する】

 

1、部下を育成する 2、外注する

 

 

 

 

 

 

<優先順位の5原則>

 

1、過去ではなく未来を

 

2、問題ではなくチャンスを

 

3、横並びではなく独自性を

 

4、変革をもたらすものに照準を

 

5、廃棄すべきものの決定と順守

 

 

 

 

<管理者のための6つのルール>

 

1、行うべきことを自問せよ

 

  常に優先順位を考え、自分の時給を考え、それに見合った仕事をしているかを定期的に自問自答する

 

2、集中せよ

 

  何かに集中し、それを片付けて、あるいは完全に目処が立ち、人に任せても大丈夫な状況を創り出してから、次に取り掛かったほうが効率的。

 

3、当然のことなどないと思え

 

  昨日の常識は今日の常識ではない。状況は刻々と変化している。

 

4、細かいことに手出ししない

 

  細かなことまで手出しをすると、部下のやる気が失せるだけ。

 

  「報連相」も使い方を誤ると指示待ち族の無能な部下を育ててしまう。

 

5、配下に友人を入れない

 

  職場は仕事をするための組織。感情を優先して友人や身内を入れるのは、組織を変質させることになる。

 

6、キャンペーン仕事をやめる

 

  基本プレーの徹底こそ現場力を高めていくことにつながる。

 

 

 

 

 

 

上司に貢献するのが部下の仕事。

 

 

 

 

<「上司をマネジメントする」とは!?>

 

1、上司の仕事を理解する

 

  上司の仕事を知らなければ、補佐しようがない

 

2、上司の強み・弱みを知る

 

  強みを伸ばし、弱みはあなたがカバーする

 

3、上司の癖を知る

 

  癖は治らない。あなたがそのやり方に合わせなければならない。

 

 

 

 

 

 

企業においては、「仲良きことは美しきこと」ではない。

 

美しいのは、企業の目的に向かって、それぞれが役割を果たしているとき。

 

そのために必要な項目

 

1、コミュニケーション:まずは「貢献」という共通言語を持つこと。

 

 「貢献」に焦点を合わせた時、最もよいコミュニケーションが図れるようになる。

 

2、チームワーク:それぞれのメンバーが「任された責任を果たす」ことこそ、最高のチームワーク。

 

3、自己啓発:チームの目標を高く設定し、その達成に向かって自分の能力を高めていくことこそ、何よりもよい人間関係を築くこと。

 

3、人材育成:役割分担し、他の人の能力を高めることを求めること。

 

 

 

ドラッカーのいう人間関係は「社会への貢献」を基準に置いている。

 

 

 

 

 

「人は教える時に最も学ぶ」とドラッカーは言っている。