今月の研修、「ドラッカーに学ぶマネジメント」を作るにあたり読んだ本。

 

春日部の図書館で借りました🎶

 

あってよかった、図書館。ありがとうございます!

 

 

 

 

「100分de名著」シリーズは、簡潔にまとまっていて、

わかりやすくていいですね!

 

 

今回も、ドラッカーに関する理解、何よりも、ドラッカーの思想的根源に関する理解が深まりました。

 

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

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『100分de名著 ドラッカー マネジメント』上田惇生

 

ドラッカーのマネジメント論を一言で言えば、「人と人とが成果をあげるために工夫すること」。

 

そもそも、人を感動させるもの。

 

人と人が一緒に働いていれば、

 

必ずそこには感動の種が存在する。

 

 

 

「マネジメント」というと、

 

金儲けのための企業をいかに運営していくかについて書かれた

 

ハウツー本だと勘違いしている人もまだまだ多いよう。

 

でも、決してそうではない。

 

根底には「人間の本当の幸せとは何か?」

 

という大きな命題が横たわっている。

 

それを踏まえた上で、

 

よりよい社会をつくっていくための

 

組織、企業のあり方について書かれたものが

 

『マネジメント』。

 

 

 

 

 

 

 

エドワード・ジョーンズ証券の事例

 

「お金を儲けるためにやってくるお客を相手にしてはいけません」ドラッカー

 

証券会社の役割は、

 

世の中が必要としている「財サービス」を提供することであり、

 

儲けさせることが目的であってはならない。

 

怪しげな金融商品は一切扱わないと決め、

 

お客に投資先を相談された際にも、

 

表向きは華やかであっても

 

内情がしっかりしていない企業の株は絶対に薦めない。

 

さらには、そういう株や債券を含んだ金融商品は開発しないと決めた。

 

その結果、全米で最大の店舗数と信用を誇る証券会社に成長し、

 

働きたい会社ベスト10に毎年ランキングされる超優良企業になった。

 

 

 

 

 

 

 

パレードで先頭を歩き始めたものの、

 

途中で歩道に立ち、

 

そのまま傍からパレードを眺めていたドラッカー。

 

「自分は人の先頭に立って歩く者ではなく、

 

 そのありさまを人に伝えるべき者である。

 

 それが自分の役割であり、得意とするものではないか」

 

と思い至った。

 

 

 

 

 

 

 

未来について確実に言えることは2つしかない。

 

ひとつは、「未来はわからない」ということ。

 

もう一つは「未来は現在とは違う」ということ。

 

しかし、わからないながらも未来を知るための方法は2つある。

 

ひとつめの方法は、「すでに起こった未来を見ること」。

 

例えば、出生数が減っていれば、

 

当然のことながら将来の新入生は減り、教室や教員が余る。

 

すでに起こったことを観察すれば、

 

その先にある変化(未来)も自ずと見えて来る。

 

もうひとつの方法は、「自分で未来をつくること」。

 

たとえ小さなものでも事業を起こせば、財・サービスを生み出す。

 

 

 

 

 

 

 

社会の構成要素である組織のひとつひとつが

 

どう運営されるかによって、

 

人間は幸せにも不幸にもなりえる。

 

それならば、資本主義や社会主義といった

 

「イズム」に代わるものとしての、

 

組織の運営の仕方(マネジメント)にこそ

 

注目すべきではないかとドラッカーは考えた。

 

人と人が一緒に働きながら、

 

それぞれが幸せになるためには、

 

いかなる組織運営を行っていくかに注目した。

 

「組織に成果をあげさせられるマネジメントこそ、

 

 全体主義に代わる唯一の存在である」

 

 

 

 

 

 

<ドラッカーの思想の根本>

 

「絶対というものはこの世には存在しない。

 

 すべては変わっていくものだ」

 

これは日本人の諸行無常の思想に通じている。

 

 

 

 

 

<マネジメントの3つの役割>

 

1、自らの組織に特有の使命を果たす

 

  喜びを感じながらやる仕事をこそ本業とすべき

 

2、仕事を通じて働く人たちを生かす

 

3、社会の問題について貢献する

 

 

 

 

 

 

「もし、今再びゼロから始めるとしたら、すべての事業をやりますか?」

 

「世界で1位か2位になるつもりの事業だけを残して、あとはすべて捨てたらどうか?」

 

 

 

1位あるいは2位になるつもりの事業、

 

本当にやる価値があると思う事業だけを残して、

 

そこにすべての人材や資本を投入する「1位2位戦略」。

 

 

 

 

 

実際には、

 

「あなたの会社のやっている仕事は、

 

すべてワクワクドキドキするものばかりか?」

 

と尋ねた。

 

 

対して、ウェルチは、

 

「すべてがそうだとは限らない。

 

 中には淡々とやっているものもある」

 

と答えたところ、ドラッカーは、

 

「ワクワクドキドキしてやっている事業以外は、

 

 すべて止めたらどうだろう」

 

と言ったという。

 

 

「本気で取り組む仕事は、

 

 ワクワクしていてしかるべきであって、

 

 そうでないものには取り組むべきではない」

 

「ワクワクしながら意気込みを持ってやるような仕事でなければ、

 

 お客に対して失礼だ。

 

 そうでないものは思い切ってやめてしまうか、

 

 その仕事を熱意を持ってやるところとコラボレーションしたほうがいい」

 

 

 

 

 

 

「あなたは会社で敬意を払われていますか?」

 

「あなたが仕事上の能力をつけようと思って、

 

 勉強しようと考えたり、自己啓発にも励もうとした際に、会社は応援してくれますか?」

 

「あなたが会社に貢献していることを、会社は知っていますか?」

 

「この3つの質問を社員に問いかけてみて、

 

 何割の社員が『イエス』と答えるかによって、

 

 その会社がいかほどのものかがわかる」

 

 

 

 

 

 

 

 

「どなたかの大事なお子さんである大切な社員に、

 

 仕事で怪我を負わせるわけにはいかない」

 

と「労災ゼロ」を宣言したアルミニウム精錬会社。

 

すると、労災の発生件数がさらに減っただけでなく、

 

生産性が高まって、ぐんぐん業績がよくなっていった。

 

人を大切にすることで、業績が上がった。

 

 

 

 

 

 

 

「会社とは一体誰のために存在しているのか?」

 

 

 

 

 

<理想的な経営がなされているかを図るモノサシ&企業が達成すべき5つの目標>

 

1、マーケティング・・・顧客が求めているものは何なのかを第一に考えること。

 

  「マーケティングは顧客からスタートする。顧客の現実・欲求・価値からスタートする」

 

  ❌「我々の製品やサービスにできることはこれである」

 

  ⭕️「顧客が価値ありとし、必要とし、求めている満足はこれである」

 

 

2、イノベーション・・・物事の新しい切り口、新しい捉え方、新しい活用法を想像する行為。

 

  意識的かつ組織的に変化を探すこと。

 

  それらの変化が提供する経済的・社会的イノベーションの機会を、体系的に分析すること。

 

 

3、経営資源・・・人・物・金

 

  マネジメントとは、人に関わるもの。

 

  人が共同して成果をあげることを可能にするもの。

 

  強みを発揮させ、弱みを無意味なものにすること。

 

 

4、生産性・・・知識労働者を成果を上げることのできる部署に配属すること。

 

 

5、社会的責任・・・企業は社会や経済の許しがあって存在している。

 

  有用かつ生産的な仕事をしているとみなされる限りにおいて、存続を許されているにすぎない。

 

 

 

 

 

「利益」を企業の目的にしてはならない。

 

「利益」は事業継続の条件。

 

事業の妥当性の尺度。

 

 

 

 

 

 

<イノベーションの7つの切り口>

 

1、予期せぬ成功・予期せぬ失敗

 

2、ギャップ

 

3、ニーズ

 

4、産業構造の変化

 

5、人口の変化

 

6、認識の変化

 

7、新知識の獲得、発明・発見

 

 

 

 

 

DHC・・・もともとは「大学翻訳センター」。

 

オリーブオイルやサプリメント事業に手を出したら、とたんに会社が成長していった。

 

 

 

 

 

企業の目的の定義はただひとつ「顧客を創造すること」。

 

顧客の創造とは、お客に求められているものを創造すること。

 

お客の潜在意識の中には需要があるのに商品やサービスとして形になっていないものを提供すること。

 

 

 

 

 

企業はこの社会で暮らすみんなに、便利さや快適、喜びを届けるために存在している。

 

そしてそれによって、よりよい社会がつくられていく。

 

それが企業の存在理由である。

 

利潤はそうした活動を続けていくために必要なだけ。

 

それ自体は目的ではない。

 

 

 

 

 

 

1、自らの組織に特有の使命を果たす

 

2、仕事を通じて働く人たちを生かす

 

3、社会の問題について貢献する

 

この3つの役割を果たせば十分か。

 

十分ではない。

 

企業をはじめとするあらゆる組織が、「役割=存在理由」に加えて、「正統性」を必要とする。

 

組織が必要とする「正統性」とは、「人の強みを生かす」こと。

 

企業は一人ひとりの人間の強みを生かして初めて正統性を得ることができる。

 

 

 

 

 

 

 

「組織全体を見て、投入した資源よりも大きなものを生み出すことがマネージャーの仕事である」

 

ドラッカーに最も必要とされるのは、才能ではなく「真摯さ(integrity)」。

 

「部下にも一流の仕事を厳しく要求するけれど、

 

 自分自身にも厳しくて、仕事や人に対して誠実でまっすぐな人物、

 

 そういう人こそマネージャーになる資格がある」

 

とドラッカーは言う。

 

 

 

 

 

 

<マネジメントに必要な4つのスキル>

 

1、意思決定・・・意思決定とは、単に「決めること」ではない。

 

  意思決定を正しく行うには、今起こっている「問題」を明確にすることが重要になる。

 

  問題に対する認識が間違っていては、正しい答えは出て来ない。

 

  意思決定を行うには、まず問題そのものに注意を払うことが大切。

 

  「この世に絶対などと呼べるものは存在しない」のと同じく、

 

   意思決定においても、「自分の案だけが正しい、正解は一つではない」などとは思わないほうがいい。

 

 

 

2、コミュニケーション

 

  意見を押し付けるのではなく、お互いに理解を共有しあうことこそが、真のコミュニケーション。

 

  「組織において、コミュニケーションは手段ではない。組織のあり方そのものである」

 

3、管理・・・「いかに」管理するかではなく、「何を」管理するか。

 

4、経営科学・・・診断を受け、問題に対して、洞察を深めること。

 

 

 

 

 

 

これからの時代は、トップだけが経営や組織について学ぶ時代ではない。

 

組織のメンバー全員が、自らを律する帝王学を身に付けて、

 

全員がトップのように働かなければ、

 

組織の成功、ひいては社会の繁栄はない。

 

 

 

「成果を上げる能力によってのみ、

 

 現代社会は2つのニーズ、

 

 すなわち、個人からの講演を得るという組織のニーズと、

 

 自らの目的の達成のための道具として組織を使う

 

 という個人のニーズを同時に満たすことができる」

 

「組織に属する者が、それぞれの成果をあげるために努力工夫すれば、

 

 組織のためになるだけでなく、本人の自己実現につながる」

 

 

 

 

 

 

「成果をあげる人とあげない人の差は、才能ではない。

 

 いくつかの習慣的な姿勢と、基礎的な方法を身につけているかどうかの問題である。

 

 しかし、組織というものが、最近の発明であるために、人はまだこれらのことに優れるに至っていない」

 

 

 

 

 

 

<成果をあげるための5つの方法>

 

1、時間管理・・・何に時間が取れれているかを知り、残されたわずかな時間を体系的に管理する能力。

 

2、貢献・・・外部の世界に対する貢献に焦点を合わせる能力。

 

3、強み・・・強みを中心に据える能力。

 

4、集中・・・優れた仕事が際立った成果をあげる領域に力を集中する能力。

 

5、意思決定・・・成果をあげるよう意思決定を行う能力。

 

 

 

 

 

 

 

ヒノキだけを使って建てた家よりも、

 

スギやマツなど、種類の違う木をいくつも組み合わせた家のほうが頑丈である。

 

企業もそれと同じ。

 

いろんな得意分野を持った人が集まることで、

 

企業はより強い力を発揮するようになる。

 

セルフマネジメントによって、

 

自分の強みの部分をより伸ばすことが大切だし、

 

組織のマネージャーが各自の強みに注目して

 

その部分を引き上げてあげることが大切。

 

「強みを生かす」ことは、

 

成果をあげる組織をつくることになるし、

 

さらには働く人間の「生きがい」や「自己実現」にもつながっていく。

 

例えば、人と話をするのが苦手な人が営業をやらされても苦痛なだけ。

 

話すことが好きで得意とする人が営業職につけば、

 

成果はあがっていくし、成果があがることで本人も喜びを感じるようになる。

 

そして、もっとがんばろうというモチベーションが高まっていく。

 

これこそが、マネジメントの「正統性」の源。

 

 

 

 

 

 

「いつも失敗してきた。だからこそ、私にはもう1度挑戦する必要があった」ヴェルディ

 

いつも「もっといい仕事をしよう」という意識を持ち続けること。

 

「神々しか見ていなくとも、完全を求め続けていこう」

 

 

 

 

 

「何をもって憶えられたいか」

 

 

今の自分よりちょっとだけよい自分を思い浮かべながら、日々を過ごすようにする。

 

そうすることで、毎日の一挙手一投足が自然と「なりたい自分」へと向かっていき、

 

5年後、10年後には自分が確実に変わっていくことを実感できるようになる。

 

 

 

 

 

 

<ポストモダンを生きる7つの作法>

 

1、見る・・・全体を命あるものとして見ること、そして、その補完として聞くこと。

 

  見ることを補完するために、他の人が見ていることについて聞くことも大切。

 

  例えば自分の「強み」がどこにあるのかは本人には意外にわからないもの。

 

  人に言われて初めて「強み」に気づく。

 

 

2、わかったものを使う・・・予期せずわかったこと、トレンド、すでに起こった未来を使う。

 

  すでにわかっていること、すでに起こったことをもとに行動せよ、ということ。

 

  「今起こっていることをしっかり観察すれば、自ずと次に起こることが見えてくるはずだ」

 

 

3、基本と原則を使う・・・基本と原則を、万能の原理としてではなく、補助線として使う。

 

 

4、欠けたものを探す・・・ギャップを探し、ニーズを見つける。

 

 

5、自らを陳腐化させる・・・他者(社)に陳腐化されるのではなく、自らが陳腐化の主導権を握る。

 

 

6、仕掛けを作る・・・例えば、アクションプランをつくる。

  

           厳密にアクションプランをつくり、状況の変化に一歩先駆けて修正していけばよい。

 

 

7、モダンの手法を使う・・・限界をわきまえつつ、論理と分析を使う。

 

 

 

 

 

 

 

バタラフライ効果・・・あらゆるものは、あらゆるものと関係し得る。

 

理屈で考えるのではなく、全体を見ることが大切になる。

 

 

 

 

 

 

 

日本画が描いているものは、モノではなく「空間」。

 

日本画では先に「空間」を見てから線を見ている。

 

そして、「空間」を見ることが、日本の美石時の根源にはある。

 

 

 

 

 

「大化の改新」と「明治維新」という2つの変革を日本は経験している。

 

「大化の改新」で中国の文化を移入し、明治維新で欧米の文化を移入していた。

 

しかも、日本は、日本固有の文化やアイデンティティを失うことなく、

 

バランスをとった形で異文化を吸収していた。

 

「日本人は物事の本質を因果ではなく、形態として捉える能力を持っている」。

 

 

 

 

 

かつてインドやペルシャ、あるいはブルガリアを始めとするバルカン諸国は、

 

欧米から輸入した技術と制度を元に近代国家と近代経済を建設しようと試みた。

 

しかし、いずれもうまくいかなかった。

 

しかし、日本だけは近代化に成功した。

 

この理由をドラッカーは、

 

他の国は、自分の国の「西洋化」をはかったのに対して、

 

日本だけは日本の「西洋化」ではなく、西洋の「日本化」をはかったからだと語っている。

 

 

 

 

 

 

 

徹底的な検討のもとに再設計するためには、まず「捨てる」こと。

 

「イノベーションの戦略の一歩は

 

 古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものを

 

 計画的かつ体系的に捨てることである」

 

それを今、始めようと考えるなら、攻撃的に捨てること。

 

これからの時代これでいいか、

 

10年後もそれでいいかと考えて、

 

ダメならすぐに捨てることが大事。

 

最初に捨ててこそ、新しいものを生み出すことができる。

 

 

 

 

 

「すべてが陳腐化すると仮定する」

 

あらゆるものは「今ある」だけではダメ。

 

それはすべて陳腐化してしまうから、

 

今あるものを悪と捉えるくらいでちょうどいい。

 

 

 

 

これから作り直すべき日本というのは、

 

他国がうらやむような「人を大事にする社会」。

 

それがキーワードであり、目指すべきもの。

 

 

 

 

人を管理する能力、議長役や面接の能力を学べることはできる。

 

管理体制、昇進制度、組織制度を通じて、

 

人材開発に有効な方策を講ずることもできる。

 

だが、それだけでは十分ではない。

 

根本的な資質が必要である。

 

真摯さである。

 

最近は愛想よくすること、

 

人を助けること、人付き合いをよくすることが

 

マネジャーの資質として重視されている。

 

そのようなことで十分なはずがない。

 

 

真摯さとは、首尾一貫性、信念を貫くという姿勢。

 

 

 

 

 

 

「顧客に感動を与えるための組織」

 

 

 

 

 

「失敗をしない人を信用してはいけない」

 

それは何もしていない人のことである。

 

真摯な人というのは、チャレンジをして失敗をする。

 

しかし、失敗をする人こそ、信用に値する。

 

成果とは長期的なものであって、曲芸ではない。

 

百発百中のものは曲芸。

 

そういうものは逆におかしい。

 

失敗を含みながらも、長期的な戦略というものを練っていくべき。

 

 

 

 

 

 

『もしドラ』の盛り上がりは、日本人一人ひとりが

 

「自分たちがマネジメントしなければいけない」

 

と気づいたことの他ならぬ証拠なのではないか。

 

これまでは、社長ひとりが『マネジメント』を読んでいればよかった。

 

でも、今は、社員が2千人いれば、その全員が読まなくてはいけない時代。

 

とはいえ、そんな時にいきなりマネージャー的なことを求められても、

 

どうしたらいいかわからないし、

 

自分がマネージャーであるという意識も持ち得なかったはず。

 

そこで『もしドラ』を読んで、自分たちに足りなかったのは

 

「マネジメントというものの知識だったこと」

 

に初めて気づいたのではないか。