昨日から、福岡入り。

 

今はバスで佐世保に向かってます。

 

 

今日は、昨年6月から、管理職研修をさせていただいている会社さんの「方針発表会」。

 

30分間、「研修で何をしているのか、話して欲しい」とリクエストをいただいているので、

400名くらいの方々の前で、お話をさせていただきます。

 

貴重な機会、楽しみます!o(^▽^)o

 

 

それはさておき。

 

 

 

 

昨日は、埼玉中小企業家同友会・東部地区会の方々と一緒に

福岡ツアーに参加してきました。

 

 

本来の目的は、月曜日の某企業ベンチマーク。

 

その前々日だったわけですが、僕は、たまたま今日から佐世保で仕事だったので、

1日目だけ参加させていただきました。

 

 

 

僕の中での課題が、「オンとオフの切り替え」「休むこと」「遊ぶこと」

だったのですが、その課題に対する答えの1つが見えた気がした1日でした。

 

 

 

 

その答えとは、「強制的にぼんやりする時間をつくる」こと。

 

基本的に、頭で考え、体で感じ、24時間、

「次の研修をどうしようか」と考えているような生活が、

ここ1年くらい続いていました。

 

妻からは、「毎月のレポートに追われる大学生みたいだね」

さらにここ数ヶ月は、「毎月卒論に追われているみたいだね」

と言われながら、研修のブラッシュアップを意図して、

学び、設計し、研修でお伝えし、振り返り、次に備える、

というサイクルを回してきました。

 

 

 

おかげさまで、

「社内メンターになるための導入講座」や「メンタリング技術習得研修」

「メンタリング技術ブラッシュアップ研修」などなど、

新しいコンテンツがどんどんできてきています。

 

 

 

一方で、月に休みが1日あるかないか、

休みの日も、完全には休んでいない状況が続いていました。

 

 

 

 

そんな中、先月読んだ本が、こちら。

 

『「ぼんやり」が脳を整理する』菅原洋平

 

 

 

 

 

ぼんやりすることの大切さを、痛感させていただきました。

 

 

 

 

そして、昨日。

 

 

 

経営者の諸先輩方とご一緒させていただく中で、

「強制的にオフにする時間」「ぼんやりを楽しむ時間」を持てたような気がしています。

 

 

 

特に、博多駅・河太郎でのランチは、至福の時間でしたし、

そこからの、福岡市博物館見学も楽しかったです。

 

 

 

 

 

「ぼんやりが脳を整理する」。

 

この言葉を大切に、これからも「ぼんやり」する時間をしっかりと持って、

 

ますます素敵な日々を過ごしていきます!

 

 

 

 

今日も、素敵な1日をお楽しみください!\(^o^)/

 

 

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『「ぼんやり」が脳を整理する』菅原洋平

 

「歴史上の偉人や発明家は、仕事に集中している最中ではなく、ぼんやりしていたり、

 全く関係ないことをしているときに突然、歴史的なひらめきが生まれた」

 

 

 

 

<脳が回復する法則>

1、気づきを作る

2、ほんやりする

3、自分を外から見る

 

 

 

 

アイデアは「記憶の整理」から生まれる。

 

 

 

<これではひらめかない「5つのNG行動」>

1、ネットで詳しく記事を読む

2、入門から勉強する

3、落ち着いてから考えようと宿題にする

4、場所を変えてカフェで作業する

5、アイデアについて議論する

 

 

 

<わかったの4つのタイプ>

1、直観タイプ

2、置き換えタイプ

3、まとめタイプ

4、法則タイプ

 

 

 

 

仕事が行き詰まったときに利用するカフェは、

いつも同じ店舗や席にいて、意図的に情報量を減らすことがお勧め。

 

脳に新しい情報が入りすぎないようにうまく調整して、

脳がぼんやりしやすいようにサポートする。

 

 

 

ひらめきは、がんばることではなく、ぼんやりすることで生まれる。

 

 

 

 

 

<ひらめくための3つのネットワーク

1、実行系ネットワーク 

   ~脳の外側に注意する~

  集中する

 

2、デフォルトモードネットワーク

   ~脳の内側に注意する~

  まとめる

 

3、セイリアンスネットワーク

   ~2つのネットワークを切り替える~

  2つを切り替える

 

 

 

 

たとえば、お酒を飲みすぎて、普段の自分からは信じられないことをしでかした。

思うまま、感じるままにしゃべったり、行動する。

これが、セイリアンスネットワークが登場した場面。

高次の意識によってかけられていた抑制が、アルコールの飲み過ぎで外れた状態。

 

 

実は、認知症や自閉症では、

このセイリアンスネットワークと他の2つのネットワークの機能に

不具合が起こっていることが明らかになっている。

 

 

 

 

 

私たち人間は、

自分ひとりでは解決できない難しい課題に直面すると、

ストレスを感じてやる気が起こらなくなる。

 

逆に、すべて自分ひとりで解決出来る課題に取り組んでいても

退屈してしまい、やはりやる気が起こらなくなる。

 

半分は自分だけで解決できるが、

もう半分は自分の力だけでは解決できない課題、

両方が50%ずつの状況になると、

内側からこんこんとやる気が湧いてくると考えられている。

 

 

 

脳に「答えられない」「わからない」という

エラーが起こらないように

トレーニングしていくことが、脳の成長には有効。

 

新たなアイデアが必要だからといって、

全く知らないことを学んだのでは、

脳にはエラーばかり起こってしまう。

 

新しいアイデアが必要な時ほど、

「わかっているつもりになっているだけで、

しっかり他人に説明できないこと」を

再学習することが大切。

 

 

 

 

 

 

脳が自己組織化するように、なるべく試行錯誤の回数は減らす。

 

 

 

 

仕事を終えたら、「◯◯ができた」と言うのを習慣にする。

 

 

 

 

情報収集する時には、

新たなことを学ぶのはなく、

わかったつもりになっていることを、

全く知らない人に説明できるレベルまで学び直す。

 

 

 

 

 

脳に日々、小さな成功を積み上げるには、

他人に説明できる言葉を使うことが大切。

 

 

 

 

「見ない」「聞かない」情報を決める。

 

情報には、いったん接触すると、

情報に触れていないことに不安感を抱く

依存症のようなメカニズムがある。

 

 

 

 

脳は、情報を消化する内臓。

食べ物があふれ過ぎたら

「食べない」という選択をするのは自然な発想。

 

 

普段接している情報の中で、

見ないもの、聞かないものを1つ決める。

 

そうすることで、

過剰な情報から脳を守ることができる。

 

 

 

情報に接するのは、1日2回だけとする。

 

 

 

 

 

4日続けることが、習慣化への第一歩。

 

 

 

 

6時起床なら、9時と16時が情報収集タイム。

 

記憶力が高く、情報収集力も高い時間帯。

 

この時間帯にメールをチェックするのは避ける。

 

この時間には、

一番頭を使いたいこと、

集中して読み解きたいことを割り当てて、

脳内に残したい情報をしっかりと入手する。

 

 

 

 

 

残したい記憶は、2週間以内に、もう一度記憶する。

 

 

 

 

 

<考えている時こそ、「話す」ほうがいい2つの理由>

 

1、溢れかえっていた情報が圧縮される

 

2、それまでなかった語彙が増えていく

 

 

 

 

 

対話を脳内の情報管理技術の1つとして位置付け、

ひらめきを生み出し、健やかなメンタルヘルスや

仕事への充実感を獲得しましょう。

 

 

 

デフォルトモードネットワークが最も活躍するのは睡眠中。

 

睡眠は、脳にとって、ネットワークのバランスを保つために重要な作業。

 

 

睡眠を削ると、「ぼんやり力」が落ちる。

 

 

 

 

 

小腹が空く。

喉が乾く。

タバコを吸いたくなるのも、90分ごと。

90分は、人間の知的作業を維持する限界であり、

ひらめきが生まれやすいのも90分ごと。

 

作業を始めて、90分経ったら、

機械的に作業の手を止めて、ぼんやりする。

仕事がはかどっていても、作業のキリが悪くても、手を止める。

生体リズムは気分とは関係なく客観的な仕組み。

うまく活用するには、客観的に管理することが大切。

 

 

 

良いぼんやりを意図的につくるには、

聞き慣れた音楽を繰り返しかけたり、

カフェなどのざわついて場所に身を置いたりしてみる。

 

 

 

 

 

<よいぼんやりをつくる方法>

1、焦点を合わせない

 

2、予測可能な音だけを流す

 

3、お尻を締めて歩く

 

4、よく噛んで食べる

  噛むことも、テンポのある運動。

  セロトニンが分泌されて、気持ちが落ち着く。

 

5、水周りに時間を費やす

 

6、眠り始めにまどろむ

 

 

 

 

欲求に負けて、目的を果たせなくなってしまう人は、

メタ認知をトレーニングすることがお勧め。

 

自分の目標を設定し、自分らしく生きるためには、

脳内のもう1人の自分の働きが鍵になる。

 

 

ひらめきは、メタ認知が働いている時に降りてくる。

 

 

 

 

 

<メタ認知へのサインとなるセリフ>

 

自分の目標に向かって進みたいがうまくいかない相談者が、

これを言ったらゴールできる、という決定的なセリフ。

 

①「これって意味ないのかな」

 

  自分を外から見て、その行動が目的に合っているかどうかを、吟味し始めたサイン。

 

②「どうしてもやりたくなっちゃうみたいなんですよね」

 

 「やっぱり何とかしなきゃって思ってちゃうみたいなんだよね」

 

  自分を客観視した発言。

 

 

 

 

1つの思考に集中できる限界(α波を維持できる限界)は256秒。

つまり、約4分半。

 

 

 

より再現性を高めるには、情景に加えて、情動を言葉にすること。

自分の体に起こった変化を口に出す。

そうすることで、脳は再現するためのヒントを得ることができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

<相手の脳にメタ認知をつくる5つの質問>

 

1、確認をする質問

 「どういう意味か教えて」

 

2、考えるための質問

 「AとBの違いは?」「もし◯◯ならどうなる?」

  「わかったつもり」を、「わかった」状態にする。

 

3、突っ込んだ質問

 「もっと詳しく話してみて」

 

4、ヒントとなる質問

 「◯について考えたことある?」

 「◯はどうすれば使えるようになる?」

 

5、メタ認知的質問

 「どんなことがわかった?」

 「どのように臨む?」

 

 

 

相手の脳力を引き出そうと思えば自然にこのような質問が出てくる。

 

意図的に使うことで、ひらめきを科学することができるようになる。

 

 

 

 

相手の脳に情報を入れすぎない。

 

 

 

話が伝わる時間帯は、1日に2回だけ。

9時頃と、16時頃。

14時頃には会議はしない。

朝9時に話すことで、伝わり方が変わる。

 

 

 

「何ができたのか?」「何が得られたのか?」を聞くことで、

相手の成功を後押しすることができる。

 

 

 

 

<脳が内向きネットワークを使っていることを知らせるサイン>

1、顔や髪を触る

2、瞬きを頻回にする

3、顎が上がる。

 

 

 

 

 

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