2018年がスタートしてから、半月も経たないうちに、
2回も、お風呂場で寝る、という事件が発生しました。
原因は、お酒の飲み過ぎ。。。
これまでも、飲み過ぎて寝過ごしたり、お風呂で寝たり、
記憶をなくしたり、翌日二日酔いだったりしたことはあり、
「何とかせねば」と思っていたのですが、
2016年末頃から、飲み会の頻度が劇的に多くなり、
10日飲み会、みたいなことは当たり前、
3日連続ノンアルコールなんて日はほとんどない状態になってきていました。
しかも、1月11日に、ひどく飲んでお風呂で寝てしまった日は、
3人で飲み会の予定が、1人がお昼に連絡ありキャンセル。
もう1名は、待てど暮らせど来ない。
そんな中、30分待って飲み始め、
ビール3杯、焼酎お湯割り1杯、ロック5杯も飲んで、
(種類が豊富で、「全種類制覇」したかったので)
お店を出る頃までは、まだ記憶はあったのですが、
電車で家路につく途中から、記憶がなくなり、
降りるべき駅を通り過ぎて千葉県へ。
上りの最終電車で帰り道についたら、また一駅乗り過ごし、
下の最終電車で、ようやく、最寄駅到着。
本来は、30分で帰りつくところを、
お店を出てから2時間以上かかって、ようやく帰宅。
さらに、お風呂場で寝て1時間半近く経った頃、
深夜2時に妻に心配して起こされる、という醜態をさらしたのでした。
そんなわけで、その翌日、1月12日に書いた決意がこちら。
「飲み過ぎない」ようにと心に決め、
12日の春日部商工会議所の賀詞交換会では、適量飲酒。
13日の、大学の部活の同期の集まりでも、適量飲酒で19時半には退店。
と、まずまずの滑り出しでした。
しかし、14日からの福岡〜佐世保〜大阪出張では、
14日、ビールを5杯(これもセーフといえばセーフ?)
15日、研修先の社長とビール5杯くらい
16日、大阪のお世話になっている方と埼玉の友人と大阪でワイン5杯くらい
17日、大阪でのセミナーで出会った方と、日本酒たっぷり。
その後、大阪でお世話になっている方々と、ビール3杯。
結局、ブレーキを踏めず。
さらに、20日。
春日部での大学のOB会にて、ビールをとことん飲んで、
翌日は、ものすごく胃腸の調子が悪くなる、というそんな事態を迎えました。
「このままだと、アル中になる」
「病気で、長生きできなくなる」
と本気で思うようになり、ようやく、
「お酒をやめよう」
と思い始めました。
いや、正確に言うと、前々から、
「お酒をやめよう」
という思いはあり、
「禁酒セラピー」を読んだり、
「酒を飲みたくならない自分」という宣言文を書いたりして、
何とか、やめられないかと工夫してきました。
でも、どこかで誘惑に負けてしまったり、
お酒を飲まないことで、過緊張状態に陥って、
「これは、飲まなきゃダメだぁ」と思うようになって、
飲酒を再開したりを繰り返してきました。
で、先日。
「お酒を止めるためのカウンセリングってあるのかな?」
と思って調べてみたところ、
こちらのクリニックの記事を発見。
http://sakuranoki-akihabara.com/outpatient.html
で、読んでみたところ、
「アルコール依存症の本態は『飲酒コントロール障害』。
長年の飲酒の結果、脳内の『アルコールに対するブレーキ』が次第にきかなくなっていく慢性進行性疾患。」
「『アルコール依存症』は『否認の病気』である」
こんな記事を読んで、自分自身も、アルコール依存症なんだなぁと、改めて実感したのです。
ちょうど、昨年9月から、アドラー心理学をヒューマンギルドにて学んでいたこともあり、
「不完全な自分を受け入れる勇気」
という言葉が強く心に残っていました。
「これは、先日書いた、『飲まない宣言』を、FBに書いた方がいいんじゃないか」
って思ったんです。
それで、1月21日の深夜に、
一番上の写真(赤文字の決意)をFBに上げました。
そうしたら、友人の1人が、ものすごく共感してくれて、
「直したい!」とコメントをくれました。
これが、ものすごい勇気づけになって、
「ノンドリンカー宣言」をさらに進化させた、
「アル中を受け入れる宣言」を書くことができました。
FBでは、「いいね」の数は25個と、少なめでしたが(笑)
僕にとっては、「ものすごくいいね!」の第一歩。
そして、これを書いて以来、つまり、
「アル中な自分を受け入れる(認める)」ことができて以来、
本当に、お酒を飲みたい気持ちがわかなくなってきました。
まだ、4日しか経ってませんが、昨日も、東京浦高会という、高校の同窓会に初参加してきましたが、一滴も飲まず。
夕方も、かつては一緒に大酒を飲んだ友人と再会しましたが、
事情を話したら、「それなら飲まない方がいいね」と、お二方も飲まずに過ごしてくださり、
かつ、僕が、どれだけかつて、お酒の誘惑に負けて、悪事・醜態をさらしてきたかを、
笑いながら聞いてくれて、
「これから、絶対よくなるね!」と背中を押してくれました。
僕自身、「自分はアル中なんかじゃない」
「自分は普通に仕事しているし、日中に飲んで悪いことをしているわけじゃないから、問題ない」
と、「アル中」を否認していましたが、
「自分はアル中である」「自分は節度ある飲酒ができない」
ということを認めてから、すーっと楽になってきているのを感じています。
14日からの出張中、
という本を読んだことで、「アル中」の根っこを理解できていたのも、大きいかもしれません。
「アル中」になる人と、ならない人の違いは、
幼少期から大人になるにかけてのいろんなトラウマ体験が根っこだと、
著者の三輪修太郎さんは書かれていました。
僕も、「そうかも!?」と思いました。
何はともあれ、
「弱い自分を受け入れる勇気」
「不完全な自分を受け入れる勇気」
ということで、
「アル中である自分を受け入れる」ことができて、
本当によかったなと思っています。
まだまだ、これからどんな展開になっていくかはわかりませんが、
これから、このブログにも、
「僕がかつて、アルコールでどんな失敗をしてきたか」
を書くことで、自分に対する戒め、にしていきたいなと思っています。
(断酒会や、AAでは、アルコールでの失敗体験を語ることで、それぞれが、「今日も飲まずに過ごそう」という意識を喚起することをやっているようですので、まずは個人的に、吐き出し、書き出ししていきたいなと思っています)
久しぶりに、4日連続飲まなかったことで、
かなり、頭がすっきりしています。
寝たのは遅かったですが、今朝も早起きができて、
充実の時間が過ごせました。
これを継続することで、自分の心と体に、どんな変化が起こってくるか、今から楽しみです。
貴重な気づきを、ありがとうございます!