昨日から、新入社員研修3連戦でした。

 

昨日に向けて、1ヶ月位前から、整えてきました。

 

極め付けは、一昨日までの3日間で、32時間寝るという。。。

 

 

よっぽど疲れが溜まってたんですね!

 

だいぶ元気になりました!

 

 

 

 

 

1年前の新入社員研修で、1人、とっても熱心でリーダーシップもある、知的でやる気に満ち溢れたメンズがいました。
 

「この子はいいなー!」と思いながら、3日間の研修に関わらせてもらいました。

 

 

 

 

 

半年後、フォローアップ研修がありました。

クラス替えもあり、僕は直接受け持つことはなかったのですが、終了後の振り返りの場で、彼の名前を耳にしました。

 

「現場で先輩とぶつかって、ものすごく大変みたいです。かなり精神的にも参っています」と。

 

 

 

そう。
 

新入社員において、「知的さ」はある意味、諸刃の剣。
 

「あいつはできる」と素直に認めてくれる上司や先輩に恵まれたら、ありがたいこと。
 

 

でも、実際の職場では、そんなことはなかなかなく、「あいつはカンに触る」とか「鼻持ちならない」と思われてしまいがち。



 

 

山田ズーニーさんは、

 

『半年で職場の星になる! 働くためのコミュニケーション』の中で、

 

 

 

「新人に不可欠な力は『認める力』。

 

 新人よ、上司を批判するな! 認めろ!」

 

 

 

と書かれているけど、まさに。

 

 

 

 

コミュニケーションは映し鏡。
 

 

 

まずは、自分が相手を認めるからこそ、信頼関係ができ、相手からも認められるようになる。

 

 

 

 

昨年の反省を、そして、彼の苦悩を無駄にしないためにも、

 

このあたりのことは、スキル以前の「あり方」の話として、

 

お伝えしています!

 

 

 

 

 

まずは、そんな姿を体現することを心がけて。

 

楽しんでいます!

 

 

 

 

 

今日から2泊、名古屋です。

 

名古屋での企業研修は、初めてなので、楽しみます!

 

 

 

貴重な機会、ありがとうございます!

 

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『入社1年目から伸びる脳、伸びない脳』茂木健一郎

 

脳の本当のすごいところは、何歳になっても新しい神経回路が強化されていく点。

「最近、自分の成長を実感できるようになった」人というのは、まったく別の人間に生まれ変わったのではなく、ちょっとだけ脳の「配線」をつなぎ変えることができたことによって、仕事や勉強に対して前向きになれる自分を手に入れたということ。

 

<朝の連続ツイート>

1、才能とはなんだろうか。

  性格的要素も大きいと思う。

  のびる人と、のびない人がいる。

  それは、1つの態度である。

  のびない人は、自分自身の態度で、のびないのだということに気づかない。

  もったいない。

  それは、人生の1つの悲劇である。

 

2、話していると、なんとはなしに、この人はのびるか、のびないかということがわかる。

  わかいやつでのびるのは、とにかく背伸びしているやつである。

  好奇心に満ちて、自分がまだよくわからないことでも、世界のいろいろなことに届こうとしている。

  爪先立ちのやつはのびる。

 

3、一方、のびないやつは、自分語りを延々と続けたりする。

  何か問題点を指摘すると、防護的になるやつものびない。

  客観的に見て、こんな穴があるじゃないか、というときに、はっと考え込むようなやつはのびる。

  「それはこうで…」と即座にごまかそうとするやつはのびない。

 

4、人のせいにするやつはのびない。

  「世間ってこうじゃないですか」と、したり顏でいうやつは、まずのびない。

したり顔は一般にのびない。

  世間の常識がどうであれ、あれ、そうでしたっけ、というような、涼しい顔をしているやつは、ときどき驚くほどぐーんとのびる。

 

5、一般に、ノーガードなやつはのびる。

  ボディブローを何発打ち込まれても、それでも無防備で平気で打たれている。

  猜疑心の強いやつ、がちがちに防御しているやつはのびない。

  むしろ、打つんなら打ってみろとばかり、パンチをぶんぶんふりまわしてくるやつはのびる。

6、自分がいかにダメか、至らないかという認識を、くそう、と反撃へのバネにできるやつはのびる。

  一方、だから無駄なんだと、ぐずぐず潜っていくやつは、のびない。

  潜ること自体を美学にするやつもいる。

  そこで花が咲くこともあるけれども、ただ泥沼になってしまうこともままある。

 

7、他人の助けを安易に借りるやつはのびない。

  一方、他人の美質を素直に認め、抱擁するやつはのびる。

  一般に、自己顕示欲の強いやつは案外のびない。

  自分のことばかりで、他人が視野に入っていないからだ。

  クリエーターにはナルシストが多いが、それぞれの器で作品をつくる。

 

8、幅が大きいやつはのびる。

  ぐーんと自分のが感覚が広がって、しかるに自分の身体へと帰っていくことができるやつ。

  振れてもいっちゃったままで、自分に戻ってこれないとのびない。

  ものを知らないやつはのびない。

  もっとも、それに気づいたとき、超新星爆発するやつもいる。

 

9、人生の目的は自己実現であろう。

  私たち一人ひとりの中に、のばされるべき可能性の核がある。

  自己弁護や、自己正当化、自己欺瞞、見栄、虚栄、そんなもので邪魔してちゃもったいないよね。

  若いときは、ダメな性質が極端にでがちなものだから。

 

 

 

<性格的な要素が大きい、伸びるやつと伸びないやつ>

1、ネガティブな感情をポジティブに変換できるやつは伸びる

 

2、「コバンザメ戦略」ができないやつは伸びない → できる人に謙虚に聞く

  入社1年目の一番いい戦略:コバンザメ戦略

  より能力の優れた先輩や上司に謙虚に教えを乞うというのが、伸びる人になっていく。

  それさえできれば、何とか入社1年目は乗り切っていけるはず。

 

3、他人を素直に認めるやつは伸びる = 「変わることができる」ことが、本当のプライド

  本当のプライドというのは、変わることができるということ。

  自分たちに今、何が足りないかということを冷静に判断して、そこを1つひとつ修正していかなければ、絶対に成長はあり得ない。

  

4、ごまかすやつは伸びない = 自分の欠点は、いずれ露呈する。

 

5、絶対的な率直さ、正直さを持っているやつは伸びる

 

6、問題点を指摘されて防護的になるやつは伸びない

   → 問題点に気づける人だけが成長できる

 

7、背伸びしているやつは伸びる → 熱く語れるものを見つける

8、謙虚さがないやつは伸びない

   → 有名大学を出て、エリート意識を持っている人ほど、謙虚さが必要

    → グーグルは、社員の17%が高卒。

 

9、お互いに教え合い高め合うことができるやつは伸びる = 誰もが師であり、生徒である

  アインシュタインがブリンストンにいた頃、近所の女の子が算数の宿題を教えてもらいに、アインシュタインの家を訪ねていた。

  そのことにその子の母親が気づき、びっくりして、早速アインシュタインのところへお詫びに行った。

  ところが、アインシュタインはこう答えた。

  「いやいや、お詫びの必要はありませんよ。私はあなたのお嬢さんと話をすることによって、お嬢さんが私から学んだこと以上のことを、お嬢さんから学んだに違いないからです」

 

10、のめり込めないやつは伸びない

 

自分の弱さを許容せよ。弱さを、他者にさらけだすことを恐れるな。

他人の弱さに寛容であれ。

弱さこそが、美や魅力の源泉になり得ることを見据えよ。

「弱さ」の豊穣な文化を育め。

時に涙せよ。

 

 

<雑談力があるやつは伸びる>

11、雑談がうまいやつは伸びる = 雑談というのは、人間の脳が持っている特権

 

12、雑談できないやつは伸びない = 「あー、忙しい」は禁句

  雑談は決して無駄なことではなく、実はそこに学びがある。

  そのことに気づけるかどうかが、入社1年目にとっては非常に大事なこと。

  雑談=英語で「スモール・トーク」

 

13、毛繕いをする仲間を持っているやつは伸びる

  雑談の中から、上司や取引先についての意外な事実を発見すると、その人の人間理解が立体的になっていく。

 

14、「オタク的」な雑談ができないやつは伸びない

  消費者の立場を超えられない人、すなわち、オタクになれない人というのは伸びない。

  「好きなものがない」人は、消費者の立場を超えられない。

 

15、自分の仕事に雑談を持ち込めるやつは伸びる = 浅い知識ではプロにはなれない。

  プロフェッショナルになるというのは、世間の人が、「どうでもいい」と思っていることを、どれだけ突き詰めていけるかということ。

 

16、話が長いやつは伸びない

  自分の話していることが、相手にどういう影響を与えているのかということについて、客観視できる能力があるかどうかというのが、伸びる人の重要なポイント。

  「顧客の話を徹底的に聞け。初日はただ、話を聞いて商品やサービスの説明は何もしないで帰って来るぐらいでもいい」デール・カーネギー

 

17、他人から指摘されることに注意を向けるやつは伸びる 

   = 自分を見つめ直すためには、他人の視点が必要

 

<とにかく背伸びしているやつは伸びる」

18、知的好奇心の一人旅ができるやつは伸びる = 周囲と違うことを恐れない

 

19、フローの階段を上がれないやつは伸びない

  スキルと課題が一致していて、もっとも脳が集中できる状態を作れるやつは伸びる。

  仕事そのものの中にしか、「今」の中にしか、挫折を乗り越える方法はない。

 

20、自分のいる世界の大きさを知っているやつは伸びる = 入社1年目から猛勉強する。

 

21、北極星に相当するものが見えていないやつは伸びない

 

22、現状の自分に危機感を持っているやつは伸びる

   = 今の若者も、明治維新と同じような状況に置かれている。

 

23、自分の成長に満足して「驚き」を見出せないやつは伸びない

 

24、根拠のない自信を持ちながら厳しい自己認識ができるやつは伸びる

 

25、「世間ってこうじゃないですか」としたり顏でいうやつは伸びない

   = 「わからない」ということを大事にする。

 

26、間違いを指摘してくれた人に「ありがとう」といえるやつは伸びる

   = あいまいなものを、あいまいなままにしない

 

27、「今日の私と昨日の私は違っていい」と思えないやつは伸びない

   → 自分の素直な反応を大事にする。

 

<ノーガードなやつは伸びる>

28、「みっともない」ところを人に見せられるやつは伸びる

 

29、ユーモアセンスのないやつは伸びない

 

30、ブンブン振り回すやつは伸びる

   = ホームランか三振か、という大胆さを意識してみる。

 

31、「ふてくされる」やつは伸びない

 

32、自分の意見を堂々といえるやつは伸びる

   = 空気を読みすぎない

 

33、ライバルを見つけられないやつは伸びない

   = ライバルの存在は、自分の可能性を諦めていないことの証

 

34、挫折を経験しているやつは伸びる

  自己実現というのは、「これは絶対無理だろう」といった無力感から始まることが多い。

  人生の究極の目的というのは、挫折を乗り越えて達成される自己実現。

 

35、自分を正当化するやつは伸びない

   → 新しいことを学ぶ覚悟と矜持(自信と誇り)を持つ

 

 

自分が何者であるかを決めつけてはいけない。

明日の自分は、今日の自分とは全く違う存在になっているかもしれない。

そのような心構えでいる限り、人はいつまでも成長し続けることができる。

 

<自分の専門性を見つけられるやつは伸びる>

36、与えられた役割について全力を尽くすやつは伸びる

   = 自分の専門に関することについては、他人に頼らない。

 

37、大言壮語するやつは伸びない

  自分の目標を他人にどんどん語っている人と、自分の中だけに秘めている人、どちらが粘り強く目標を達成しようとするのか。 → 自分の中だけに目標を秘めてがんばっている人

  (TEDでデレク・シヴァーズが発表した研究結果)

 

  自分の目標を他人にアピールする人というのは、その時点で満足してしまって、努力を怠ってしまうことが多いから。

 

38、足元でしっかり努力できるやつは伸びる

   = 自分が目の前でやっていることを楽しんでいるやつは伸びる

 

39、人間関係に幅を持たせられないやつは伸びない

   = 弱い絆がイノベーションを起こす

 

40、自分の中に違う自分を見つけられるやつは伸びる

   = 煮詰まったら、パッとやめて他のことをやる

 

41、ポエムなことを口にするやつは伸びない

   → 具体的に一歩踏み出す