先日、コーチングのサンプルセッションを受けてくださった方とお話をしていて、

 

「行動科学マネジメントってご存知ですか?」とお話をしたところ、

 

「西畑さんは、そういう方ではないと思っていました」と言われました。

 

 

 

お話を伺って、「信じる力の大切さを説いている方だと思った」という意味だと取ったので、

 

「あり方も非常に重要ですが、何をやるかもものすごく大事です。

 

 そういう意味で、コーチングは万能ではありません。

 

 引き出そうとしても、引き出せるものを本人が持っていなければ、引き出せません。

 

 なので、教えることも非常に大事ですよね」

 

とお話しました。

 

 

 

その「教える内容」です。

 

たとえば、企業であれば、売上アップ、利益の確保が大命題ですから、

 

売上アップにつながる行動をしたり、利益の確保につながる行動をしたら、

 

しっかりと認めて、褒めて、感謝する関わりが非常に重要になります。

 

 

 

それを怠ると、せっかくのいい「行動」も「強化」されず、

 

むしろ「弱化」され、本人のモチベーションを下げてしまうことになりかねません。

 

 

 

 

そのためにも、売上につながる、あるいは、利益につながる行動を、

 

細分化して、リスト化しておくこと。

 

そういった行動をとったら、即、承認のメッセージを伝えることが大事です。

 

 

 

 

そんな、当たり前のようでいて、意外とできていない承認の行動を見つめる意味でも、

 

非常に参考になるのが、「行動科学マネジメント」であり、「行動分析学」だと思っています。

 

 

 

 

 

 

最近、ブログを書く時間的余裕が取れず、

 

まとめたのにブログにアップしていない本の原稿が30冊もたまってしまいました。。。

 

 

 

本のまとめを入力していない本も、30冊以上。。。。

 

 

 

 

何をするか。

 

それは、何をしないかを決めること、ですね。

 

 

ぼちぼちやっていきます。

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

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『行動科学を使ってできる人が育つ! 教える技術』石田淳

 

人が育たない原因。

 

教え手が「教え方」を知らない。

 

原因はこの1点に尽きる。

 

 

 

 

かくいう私も、かつては、

 

「部下に仕事を教える」

 

「人材を育てる」

 

なんてことは、考えていなかった。

 

サラリーマン時代、初めて部下を持った時は、

 

本当に何をしたらいいのか、皆目わからず、

 

簡単なOJTを2、3日実施しただけで、

 

「あとは自分でやりなさい。わからないことがあれば、聞いてくるように」

 

と言って、新人教育を終わらせていた。

 

起業してからも、社員たちに言っていたのは、

 

「目標はこれだから、とにかくやっておくように」ということだけ。

 

仕事のやり方を丁寧に説明することも、細かい指示を出すこともしていなかった。

 

ましてや、仕事の意図や意義をきちんと話すことなど皆無。

 

 

 

 

結果、ある年の夏、社員10名が一度に退職してしまった。

 

そこから、いろいろと学び続ける中で、

 

「行動分析学」に基づく、アメリカ生まれのマネジメント・メソッドに出会った。

 

 

 

 

「教える」とは、相手から望ましい行動を引き出す行為。

 

 

 

 

<上司がやるべきこと>

 

部下の仕事をする動機や目標を把握する。

 

・社員の数だけ、目標や価値観があるはず。

 

・仕事を通じてどんな風に成長したいと考えているのかを把握しておくことで、

 

部下の行動(仕事)に対する確立操作(行動を起こしやすくするための働きかけ)を

 

行うことができる。

 

 

 

 

自分の人間性が伝わる情報開示をする。

 

・好きな本や音楽、映画、スポーツ

 

・長く続けている趣味や、今、夢中になっていること

 

・尊敬する偉人や好きな著名人

 

・出身地やそこで暮らしていた頃のエピソード

 

 

 

 

 

自分の成功談ではなく、失敗談を話す。

 

 

 

 

部下が悪いと決めつける前に自分をチェックする。

 

 

 

 

 

<部下のためにできること>

 

教える内容を「知識」と「技術」に分ける。

 

・知識は聞かれたら答えられること。技術はやろうとすればできること。

 

 

 

 

 

 

できる人の仕事ぶりを徹底的に分解する。

 

例1:ペットボトルの水をコップに注ぐ行動の分解

 

1、ペットボトルを見る。

2、ペットボトルに利き手と反対側の手を伸ばす。

3、ペットボトルをつかむ。

4、ペットボトルを引き寄せる。

5、利き手でキャップをつかむ。

6、キャップを時計と反対周りに回して開ける。

7、キャップをテーブルに置く。

8、利き手でペットボトルをつかむ。

9、ペットボトルを上げる。

10、利き手と反対の手でコップをつかむ。

11、コップを引き寄せる。

12、ペットボトルをコップの上に移動させる。

13、ペットボトルの口を下にして傾ける。

14、水が少しずつ出てくる角度で止める。

15、コップとペットボトルを交互に見る。

16、コップの八分目くらいまで水が入ったら、ペットボトルを垂直に戻す。

17、利き手と反対の手をコップから離す。

18、ペットボトルをテーブルの上に置く。

19、ペットボトルから手を離す。

20、利き手でキャップをつかむ。

21、利き手と反対の手でペットボトルをつかむ。

22、キャップをペットボトルの口まで移動する。

23、キャップを口にかぶせる。

24、キャップを指でつかむ。

25、キャップを回して閉める。

26、キャップから手を離す。

27、ペットボトルから手を離す。

 

 

 

 

例2:「Tシャツを着る」行動を分解

1、Tシャツを見る。

2、両手をTシャツに伸ばす。

3、両手で両肩の部分を持つ。

4、全体が見えるように目線まで上へ持ち上げる。

5、裏返しになっていないか見る。

6、タグなどの目印を上になるように向ける。

7、平坦なところにTシャツを置く。

8、シャツの前後が合っているかを見る。

9、両手でシャツの裾の左右両端を持つ。

10、シャツを頭まで持ち上げる。

11、シャツの裾の両端を頭が入るように丸く広げる。

12、くぐるように、両手で頭に入れる。

13、シャツを引き下げ、一番大きな穴から頭を出す。

14、右腕をTシャツの下から入れる。

15、右腕を袖に通す。

16、右腕を手が出るまで完全に伸ばす。

17、左腕をTシャツの下から入れる。

18、左腕をもう一方の袖に通す。

19、左腕を手が出るまで完全に伸ばす。

20、両手でシャツの裾の両端をつかむ。

21、胴が隠れるように、シャツを下へ引きのばす。

22、Tシャツから手を離す。

 

 

 

 

 

 

部下の知っていること、できることを把握する。

 

 

 

 

<どう伝えるか>

 

指示や指導は、具体的な表現に言語化する。

 

 

 

<どのくらい教えればいいか>

 

目標も具体的な「行動」に置き換える。

 

 

 

 

長期目標の道のりには、スモールゴールを設定する。

 

 

教えること・指示することは一度に3つまで。

 

 

やらないことリストをつくる。

 

 

業務そのものだけでなく、その意義や全体像も教える。

 

 

 

 

 

 

<ほめることが大切>

 

100点を取る成功体験で成長をサポートする。

 

 

 

行動を強化するために、ほめる。

 

 

 

 

ほめるターゲットは、部下の人間性でも性格でもなく、「行動」。

 

気持ちなんてわからなくていい。

 

その人の行動に焦点を当てて、やったことをきちんと認める、しっかりほめる。

 

 

 

 

 

 

<叱ると怒るは違う>

 

怒りをぶつけたところで、何も解決しない。

 

ある行動を増やしたければほめる。

 

これが育成の大原則。

 

 

 

 

本当に相手のことを考えているなら、叱ることも時には必要。

 

叱る時には、「行動」だけを叱る。

 

人格や性格は叱ってはならない。

 

 

 

 

 

モチベーション神話を捨てよう!

 

「モチベーションややる気といった曖昧な言葉で判断するのではなく、

 

部下の行動の数をカウントしてください」

 

 

 

 

 

本来の意味でのモチベーションを上げる方法としては、

 

「その仕事の意義を語る」

 

「その業務を成功させたら、どんなに素晴らしいことが待っているか、

 

鮮明にイメージさせる」

 

 

 

 

正しく評価するために、行動の数を数える。

 

 

覚えさせたいことがあるなら、

 

「その部分を学び手自身に書かせる」ということが、

 

学びの場での絶対的なルール。

 

 

 

 

 

1、覚えてほしいキーワードは、穴埋め式で書かせる。

 

2、考えてほしい時は、自由記述。

 

 

 

 

 

 

石田式セミナーの法則

 

1、話すことだけに頼らない

 

2、プリントとスライドを使い分ける

 

3、読ませる・書かせる

 

4、話す内容を振り分ける

 

 

 

 

 

 

学習効果を高める9つのはたらきかけ

 

1、指導に注目させる

 

2、学習のゴールを示す

 

3、必要な知識を思い出させる

 

4、学ぶ内容を提示する

 

5、学習の手引きを提供する

 

6、練習させる

 

7、有益なフィードバックを与える

 

8、学習の成果を評価する

 

9、学んだことを使いこなせるようにする

 

 

 

 

 

 

勉強会などの構成の組み立て方

 

1、基本:応用:発展=6:3:1

 

2、90/20/8法則

 

 ・研修は90分以上連続して続けない。

 

 ・少なくとも20分ごとに形式に変化を与えたり、研修のペースを変えたりする。

 

 ・8分ごとに参加者を研修に参画させる。

 

 

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11月20日(日)【宮崎】10時〜12時 スランプ脱出コーチが伝える「うつ病の乗り越え方」「落ち込みがちな方への関わり方」

 

13時半〜16時 自分を認めるワークショップ

 

 

 

12月10日(土)【愛知・一宮】やる気を引き出すコーチング講座 & 自分を認めるワークショップ in 愛知

https://www.facebook.com/events/544438775745565/

 

 

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自分の人生の主人公として生きる第一歩は、

 

自分の心の声に気づくこと。

 

そのために、自分の心の声に耳を傾けること。

 

僕も、コーチングを学び始め(2013年4月〜)、

 

定期コーチングを受けるようになってから(2013年7月〜)、

 

どんどん自分とつながれるようになり、

 

日々、心穏やかに、笑顔で、楽しく、過ごせるようになっていきました。

 

 

 

「自分とつながる」というと意味がわかりにくいですが、

 

実際に、つながれるようになると、面白い変化が起こってきます。

 

 

 

力む必要がなくなり、軽やかに、自然体で、日々を過ごせるようになります。

 

 

 

結果、僕の場合は、未来にワクワクして、不安が「やりたい」に変わり、

 

会社を辞めずにはおれなくなりました。

 

(これはあくまで僕のケースです)

 

 

 

 

3ヶ月、6回~の定期セッションを終えられた方は、

 

自信を持って行動できるようになり、

 

より充実した日々を楽しんで過ごせるようになっています。

 

 

1回でも確実にお役に立ちます。

 

 

興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

 

 

方法:対面・電話(Skype・LINE・Facebookの無料通話など)

 

時間:30分〜1時間

 

料金:30分:3,000円

   1時間:5,000円

 

   ※初回サンプルセッションの金額です。

 

 

時間帯:朝5時~夜9時スタートまで

 

※終了後、簡単なアンケートにお答えください。

 

 

お申し込み:メールにて下記まで、お申し込みください。

 

office.imacoco@gmail.com

 

 

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メールマガジン、ほぼ毎日発行してます。

 

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