先日、たまたま、義母が見ていたテレビに目が留まりました。


その番組で、取り上げられていたのが、就任からわずか5ヶ月で、吹奏楽部を全国大会へと導いた藤重佳久先生でした。



「この人、絶対何かある」

と思って、即、本が出ていないかと調べて、注文し、

早速読んでみました。





僕の直感は、間違っていなかった。




藤重先生曰く、

「信頼・共感・愛情」。




これこそ、僕が講演でお伝えしている、「存在承認」ですね。




根っこに、こういう気持ちがあってこそ、子どもたちに指導が届くんですよね。





何をやるかよりも、どんな気持ちでやるのか、「あり方」が非常に大事。




改めて、その大切さに気づかせてもらいました。




もっともっと多くの人は、すべての行動を、「愛」から起こせるような社会になること。




そんな社会づくりのために、できることをやっていきます。




お読みいただき、ありがとうございます。


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初心者が大切。

僕が初心者をどう教えるかを他の子たちは見ているし、

自分たちが初心者の面倒を見ることで、

バンド全体の力が上がっていく。

人間関係もよくなる。それが大事。






藤重先生は、自分で言ったことをすぐ忘れますし(笑)、

昨日言っていたことと今日言っていることが違うということもよくあります。

指導も厳しいです。

中には、うまく演奏できないのを注意されてないてしまう子もいるんですけど、

先生は必ずちゃんとフォローしてくれるんですよね。

「うまくなったねぇ」「いいねぇ」って褒めてくれたり、慰めてくれたり。

優しい先生だなって思います。

あと、何か先生に頼まれた仕事をやると、さりげなく、

「はい、ご苦労様」みたいな言葉をかけてくれます。

たったそれだけでも嬉しくなりますし、やってよかったと思いますよね。

そのひと言をもらえるから頑張れます。

それに、練習のとき、クーラーが入っていても

すごい汗だくで必死に教えてくれる先生を見ていると、

こちらも必死でやらないと・・・

という気持ちになるんです。(ユウカ)






僕は練習では、

メトロノームやハーモニーディレクターで

テンポをとりながら演奏させることがあまりありません。

そういう機械を使ったほうが正確にできていいと思いますが、

なんだか面白くないと感じています。

一番違うのは、メトロノームには「呼吸がない」ことですね。

もちろん、メトロノームの効用はあります。

トレーニングには必要です。

メトロノームの速度にぴったり合っているような演奏をするバンドもあります。

それはそれでいいと思いますが、やはり僕の性には合わない。

僕は、そのときの気持ちや雰囲気でテンポが速くなったり遅くなったりするのが、

演奏芸術である音楽の楽しさではないかなと思っています。

「今日はちょっといつもと違う面白いことをやってやろう」とかね。

たとえ練習であっても、メトロノームに従うのではなく、

自分で指揮をして、そのときどきにテンポを変えたり、

面白いアイデアを盛り込んだりしながらやっていくのが、

僕のスタイルなのです。






前日に部員に書かせた「意気込み」と呼ばれる作文を朗読させる。

本番を前にして、お互いの気持ちを理解しあい、共有するのが目的。

「私たちだけにしかできない音楽を、感動を届けよう!」

「残念ながらコンクールに出られない宮本さんの分、

 初心者の私を育ててくださった先生方、

 いろんな場面で支えてくださった保護者の方々への感謝の思いを込めて演奏します!」






本番直前には、何よりも、音楽を奏でる喜びを表現することを要求した。

「もっとパフォーマンスして! 楽しく! それじゃつまんないよ!」

「音楽ではね、生きる喜びを伝えないといけないのよ」

「全員、少し体を揺らしてください!」









「作戦S」っていうのは、「作戦シュークリーム」のことなんです。

藤重先生がシュークリームを差し入れしてくれて、

「練習が終わったら『作戦S』が待っているよ。だから、みんな頑張ろう」って。

私たちは完全に甘いものに釣られて頑張っていましたね。

「作戦SSK」というのもありました。

「そうめん・スイカ・かき氷」の略で、保護者の方達が用意してくれました。

「夏〜!」っていう感じで、すごく美味しかったです。






大切なのは、音楽を楽しむこと。

大切なのは、心。








1分間指導法

1分間だけ個人レッスンをする。

まず、その1分間は、その生徒とだけ向き合う。

そこでコミュニケーションができ、信頼関係が生まれる。

たった1分間でも、1対1で向かい合うことで、

「いつもあなたのことをちゃんと見ているよ」というメッセージを伝えることもできる。

また、生徒の表情を見て、心と体の健康状態の確認もします。

調子が悪い子は一目見てわかりますから、

すぐに「どうしたの?」「心配事でもあるんじゃない?」と声をかけるようにします。

生徒ができなかったところを、

1分間でいきなりできるように変える事は難しいですが、

生徒が自分の抱えている音楽的な問題点と

その対処法に気づくようにしてあげることが大切です。

そこが指導者の大きな役割です。

目の前にいる生徒の性格や能力を踏まえた上で、

その子に一番伝わる言葉を選び、

その子ができる内容を指導することで、

1分間のレッスンでも効果が上がります。








思いやりとは、相手のことを持って、相手が幸せになるようなことをしてあげること。

音楽も同じ。

相手が喜ぶ演奏をする、相手に伝わるような音楽をすることが大事です。

思いやりがあるから、良い演奏ができるわけです。






僕が実践しているのは、「基本において生徒を信頼する」ということ。

「何かにつけて生徒を褒めること」も重要です。

また、生徒の目線に立って考え、語りかけること、

常に愛情あふれる態度で接することも必要になります。

まとめるなら、「信頼・共感・愛情」が指導者に絶対的に必要なものと言えるでしょう。

「信頼・共感・愛情」があれば、通常なら不可能に思えることも

生徒たちはやり遂げてくれることがあります。





また、指導者が「信頼・共感・愛情」を持って接していれば、

生徒たちは少々厳しいことを言われたり、叱られたりしても、

心底から落ち込むことはありません。

そのときは少し傷ついたり、悲しかったりするかもしれませんが、

「先生は自分のためを思って言ってくれているんだ」

ということがわかっているからでしょう。

生徒がダメなことをしたときには

ダメとはっきり伝えなければなりませんし、

そういう場合の伝え方は難しいです。

特に、精神的に幼い生徒だと、伝え方次第では反抗的になってしまいます。

そういうときは、一度、生徒の目線で考えてみるのもいいでしょうし、

僕の場合は、叱った後でフォローするとか、

1分間指導法や吹奏楽日誌などを通じて、

コミュニケーションをとるとかいったことをやっています。





また、大前提として、指導者が明るく、気分よくしていることが大切です。

指導者が明るくしていると、

生徒も明るい気持ちになれますし、

それがよいコミュニケーション、よい人間関係につながるでしょう。

そのため、指導者は心身の調子をなるべくよい状態で保つ必要があります。







女子生徒との接し方には守るべき重要なポイントが2つあります。

1つは、「決して嫌われないこと」。

女子生徒は情緒的な面が強く、

理屈としては正しいかどうかより、

好きか嫌いかで判断する傾向があります。

一度嫌われてしまうと、

どれだけの筋道の通ったことを訴えかけても、

聞く耳を持ってもらえません。

機嫌取りをするとか、おべっかを使うとかいう意味ではなく、

前述したような「信頼・共感・愛情」をより重視して接する必要があります。




もう1つは、「必ず平等に接すること」。

女子生徒はここの暑かに非常に敏感です。

演奏が上手な子など、特定の生徒への声かけなどが多くなると、

「贔屓している」といった声が広がり、そっぽを向かれてしまいます。

また、生徒同士の関係も険悪になります。

満遍なく生徒に目配りし、差をつけず、一人ひとりに声かけすることが大切です。






指導者は、ついつい、生徒の成長、生徒を変えることから考えてしまいがちです。

しかし、それ以前に、指導者自身が成長し、変わることも大切です。

指導者は大人ですが、やはり、日々成長するものです。

成長しているとき、頑張っているとき、

夢や目標に向かって進んでいるとき、

人間はすごくいきいきして見えるのです。

それが生徒たちにも自然と伝わります。

「がんばりなさい」「もっと成長しなさい」と口で言うよりも、

指導者の成長といきいきする姿を見せるほうが、効果が大きいでしょう。







僕自身もまったく優秀な指導者ではありません。

吹奏楽部の顧問になって、10年間は、

全日本吹奏楽コンクールにも出られなかったですし、

生徒からも嫌われていました。

毎日、「もう辞めたい」と思っていました。

指導者や教育者なんて向いていないと思っていましたし、実は今でもそう思っています。

僕は、本当は職人になりたかった。

一人でじっくり何かを作るのが合っているのではないかと思っていました。

人に教えるタイプではない。

知識もないし、頭の回転もよくないし、明朗でもない。

ただ、自分の前に生徒がいるから、教えなければならない。

そのために、本を読んだり、勉強をしたり、

名指導者と呼ばれる先生方に教えを請うたりしました。

結果として、今こうなっているだけのことです。





「自分も立派な指導者になりたい」と思っている先生方に敢えてアドバイスをするなら、

「生徒をどんな人間に育てたいか」

「将来、どんな社会人にしたいか」

という理想を持っていただきたいです。

吹奏楽の指導といっても、結局のところ、人間教育なのです。

人間教育というのは、

人はどうあるべきかということで、

それを吹奏楽を通じて教えるのが指導者の役割だと思います。






音楽は楽しいものです。

楽しいものをやるときに笑顔になるのは自然なことで、

無表情やぶすっとした顔をしているのはおかしいですよね。

また、笑顔になることで、心の中ももっと楽しくなります。

「よし、やるぞ!」という気持ちにもなります。

それが音楽にも現れてくるんです。

だから僕は、練習中や本番前に生徒に向かって、

「もっと笑顔で」「もっと楽しそうに」と言います。

僕自身も指揮をしながら笑顔になっています。

笑顔になると、心にビタミンが行きわたり、もっと楽しくなります。

幸せになります。

笑顔は心のビタミン、覚えておいてください。






笑顔を絶やさず、楽しく指導することを心がけたことが、

初めての全日本吹奏楽コンクール出場というミラクルにつながったように思います。



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9月21日(水)【福岡】18時半〜20時半 参加費3,000円
「ご機嫌な職場のつくり方」
会場:天神5丁目4-15 タキビル1F セミナールーム



https://www.facebook.com/events/1076960219025230/




9月23日(金)【福岡】6時半〜8時 参加費2,000円
「やる気を引き出すコーチングコミュニケーション講座」
会場:福岡市中央区大名2-8-18 4F OZ Company 会議室


https://www.facebook.com/events/1104254603022594/


9月23日(金)【大分・別府】19時〜20時30分
「コーチング×教育」混浴対談
https://www.facebook.com/events/1010961945667760/



9月24日(土)【福岡】14時〜16時半 参加費1,000円
「響き合う社会をつくる 〜コーアクティブ・コーチング体験会〜」
会場:大名
https://www.facebook.com/events/109401079503849/






10月8日(土)【宮崎】10時〜12時半 参加費3,000円
「〜人生、すべてがうまく回り出す・自分らしく生きるための〜 自分を認めるワークショップ」
会場選定中。






10月23日(日)【東京・八王子】13時半〜16時半 参加費3,000円
「〜1年で売り上げ10倍になりました〜 やりたいことでお金を稼ぐコツ」





10月26日(水)【東京・大崎】10時〜12時 参加費1,500円
「幸せな子どもが育つ親の関わり」

【東京・大崎】13時半〜16時 参加費3,000円
「人生、すべてがうまく回り出す 自分を認めるワークショップ」

午前・午後、通しで参加で4,000円


11月15日(火)【東京・銀座】18時半〜21時


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【講座主催者募集します!】

講座を開催してほしい方、参加したい方、全国各地に出向きます。
「興味ある」「ぜひやりたい」という方、お気軽にご連絡ください。

<講座内容>
1、やる気を引き出すコーチング・コミュニケーション講座
2、成果を上げるための「ご機嫌な職場のつくり方」
3、イライラ・モヤモヤ・クヨクヨとおさらば! ご機嫌な自分のつくり方
4、「自分らしく生きる」「本番で結果を出す」ためのメンタル・トレーニング
5、「人生の目的」を明確にして力強く歩むワークショップ
6、自分という大地に根を張るワークショップ
7、脳力発揮のための熟睡のコツ
8、1年で売り上げ1倍になりました! 「やりたいことでお金を稼ぐ」コツ
9、知れば知るほど、人生がうまく回り出す! 「自分を認める」ワークショップ


【連絡先】
yoshitoshi1227@gmail.com



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自分の人生の主人公として生きる第一歩は、

自分の心の声に気づくこと。

そのために、自分の心の声に耳を傾けること。





僕も、コーチングを学び始め(2013年4月〜)、

定期コーチングを受けるようになってから(2013年7月〜)、

どんどん自分とつながれるようになり、

日々、心穏やかに、笑顔で、楽しく、過ごせるようになっていきました。




「自分とつながる」って意味がわかりにくいですが、

実際に、つながれるようになると、面白いです。




力む必要がなくなり、軽やかに、自然体で、日々を過ごせるようになります。






結果、未来にワクワクして、「やりたい」に変わり、

会社を辞めずにはおれなくなりました。

(これはあくまで僕のケースです)








3ヶ月、6回~の定期セッションを終えられた方は、

自信を持って行動できるようになり、

より充実した日々を楽しんで過ごせるようになっています。






1回でも確実にお役に立ちます。





興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。




方法:対面・電話(Skype・LINE・Facebookの無料通話など)

時間:30分〜1時間

料金:お気持ち金制

   (受けた後のお気持ちを、後日、お振込ください)

時間帯:朝5時~夜9時スタートまで

※終了後、簡単なアンケートにお答えください。

お申し込み:メールにて下記まで、お申し込みください。

      yoshitoshi1227@gmai.com

 

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メールマガジン、ほぼ毎日発行してます。
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http://www.mag2.com/m/0001674083.html



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