子育てで大切なことが書かれている本。

とはいえ、総論賛成、各論反対、みたいなところもあるかな?


もちろん、親の価値観を教える時期も大切かもしれない。

でも、召使いの時期は、果たして本当に必要なのだろうか、と思ってしまう。



まずは、親自身が、自分の価値観、立ち位置を明確にしておくことは本当に大事。

その上で、「友達親子」ではない、丸ごとの需要ではない、
感情のコミュニケーション、心と心のぶつかり合いがあれば、
「召使い」の時期は、必要ではないんじゃないかと思う。



とはいえ、多くの現場を見てきた著書の言なので、
「友達親子」の危険性はしっかりと認識しておいたほうがいいだろうし、
親自身が、自分の価値観、立ち位置を明確にして子どもに接することは、
本当に大事にしたほうがいいよね。

夫婦で、そういう話をしておくことも大事。

家庭のルールが夫婦間でずれていたら、子どもはどっちについていいかわからなくなり、
あるいは、どちらかの親をバカにするようになっていってしまうだろうから。




真理は、現場にある。


いろんな価値観、考え方があるのを受け入れた上で、
「じゃあ、うちの子には、どんな関わり方が必要なんだろう?」と考え、
アプローチを変えていくことが大事。



子ども1人1人、状態は違うし、育ちも、発達の速さも違うしね。




そういう意味でも、参考までに、読んでもらえたらいいかと思う本です。


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なぜ、普通の子どもが暴力を振るうのか?
最大かつ根本的な原因は、「自分の未来が見えないことへの不安」

子どもが家庭内暴力を引き起こす原因の1つは「友達親子」
親という権威を振りかざし、あれこれ子どもに命令することのない親。子どもと上から接するのではなく、子どもの「横」に寄り添う親。
「友達親子」が問題なのは、親が子どもに指針を示さないこと。
指針を示すとは、親が子どもに生き方を示すということ。親が自分の価値観を子どもに押し付けるということ。
指針を示さないことの問題は、「子どもに反抗期を与えない」ことにある。
親が上から抑圧するからこそ、子どもはそれに反発して、自分の「道」を切り開こうと必死になる。その最初の一撃が、反抗期となって現れる。
反抗期とは、子どもが大人になる上で体験しなければならない大切な成長の過程。

子どもが「友達親子」のごかましに気がついたときに、猛烈な怒りとなって親に向かう。
子どもたちは、これまでの人生を、「親の希望したレールの上を、親に騙されて歩かされたきた時間」としか思えなくなる。

「友達親子」の最大の問題点は、子どもがごまかしに気付いたときには、もう自分の足で歩く力を失っているということ。
家庭内暴力の一番の被害者は、親ではなく、子どもたちなのかもしれない。

子どもを家庭内暴力に駆り立てる本当の原因は親ではない。
それは、「いい学校」「いい会社」に向かって進む道、すなわち、「勝ち組教育」にある。

家庭内教育を生み出す根源は「勝ち組教育」の3つの問題点
1、親が子どものありのままの姿を受け止められない。
  結果、子どもも親に対して心を閉ざす。
2、勝ち組教育は、かなりの確率で破綻する。
  今の世の中では半分以上は勝ち組にはなれない。
3、勝ち組という目標を絶対視させることで、子どもの多様な可能性を奪う。
  
解決以前の「5つの心構え」
1、現実逃避をしない。放置しない。楽観視しない。
2、過去の話をしない。大切なのは、「今どうするか」「今後どうするか」
3、いたずらに悲観しない。「暴力を振るっているうちがチャンス」と前向きに考え、問題と向き合う。
4、「特効薬」は求めない。真に解決するには、原因を作ってしまったのと同じくらいの年月がかかる。短期間でよくなる特効薬などないと諦める。
5、「リスクのない解決策はない」ことを知る。どの解決策にも必ずリスクが伴うことを知る。

家庭内暴力を解決する3つのステップ
最大にして最初の一歩は、「家族以外の第三者に助けを求める」こと。「親が家族の密室を壊す決断をすること」
1、子どもと物理的に距離を置き、「休戦」状態を作る。子どもに一人暮らしをさせる、など。
2、多様な体験をさせることで、生きる力を養う。多様な価値観を持つ人と接する、など。
3、「道=正社員」という発想を捨て、新たな道を探す。ポイントは、決断は若者自身がする。

そもそも、問題が生じないようにするには、子どもの年齢や発達段階に応じて、それにふさわしい育て方をすること。

3歳までは、子どもを「王様」のように扱い、全抱擁の姿勢ですべてを受け止める。
こうして、子どもの自己肯定感を育てる。

4歳になったら、徐々に子どもの自由を奪い、親の言うことに従うように仕向けていく。

7~12歳の間は、今度は親の「召使い」として、有無を言わさず、いろいろなことに従わせる。

15歳を超えたら、子どもの自主性に任せる。

大切なのは、子どもの価値観を育てること。

価値観を育てるには、まずは子どもに親の価値観を押し付ける段階が必要。それが召使いの時期。

親の役割は、子どもを社会の中で生きていける「大人」に育てること。
そんとあめに、親は子どもの価値観を育てねばならない。


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自分の軸、価値観、立ち位置を明確にするには、
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