「愛の偏り」という概念の存在に初めて気づかせてくれた本。

愛には、3種類ある。

なるほど!

その3種類がうまく循環してこそ、人付き合いは良好になるし、
自分のこともしっかりと認められるようになり、
すべてが好転していくんだと思うようになりました。


ものすごい本です。



何度も読み返し、この概念、腹に落としたいと思っています。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

幸せの秘訣
①感謝して愛を受け取る ②自分を愛する ③人に愛を与える

人によって愛の定義がまちまち。

多くの人が、3つの愛のどれか1つだけを愛だと思っている。
実際には、どれか1つの愛だけを求めても、
愛の欠乏感を埋めることも、それに伴う人間関係の問題を解決することも、
幸せを実感することもできない。


愛の欠乏感を引き起こしているのは、愛の全体量の不足ではなく、3つの愛の偏り。


私は愛されている。
自分を愛している。
愛を与えて、人を幸せにすることができる。
そう思えるようになることが大事。



①愛されたい。愛を受け取る。
②自分を愛したい。愛を自己増幅する。
③人を愛したい。愛を与える。


3つの愛を循環させることで、愛が満たされる。
愛を循環させるには、普段意識が偏っている愛とは別の愛に意識を向ければいい。


「ごめんなさい。こんな私でも許してください。受け入れてください。」
「ありがとう。私は確かにあなたの愛を受け取りました。」




頼みごとをするときは、「~してくれたら嬉しいな」とお願いする。



悲しい気持ちや怖い気持ちを感じたら、体で感じて、その感覚に向かって言ってあげる。


「私はあなたがそこにいることに気がついたよ。
 あなたがそんなに苦しんでいたのに、無視したりしてごめんね。
 もう大丈夫だよ。私がそばについているよ。」



自分と相手の違いを受け入れるには、同じと違いの両方を書き出してみること。
同じところがあることがわかると、親近感を持てるので好感度が増す。
そうすると、自分と相手の違いを個性として尊重できるようになる。



「あなたの正しさ、正義は、誰を守るためのものですか?」



「人生は、自分にどのような質問をするかで決まる」アインシュタイン



未完了のFeel Do Beを完了させる。
Feel:本当は、この人にこんな気持ちをわかってもらいたかった。
Do:本当はこの人にこんなことをして欲しかった。
Be:本当はこの人とこんな関係になりたかった。
相手にこの3つを伝える。



問題を引き起こす愛の欠乏感
1、誰も私のことを愛してくれない。
2、自分に自信が持てない。
3、私は誰の役にも立っていない。



<愛を受け取る>
現状に感謝し、今のままで十分幸せだと思う。
レストランやコンビニで、店員さんに「ありがとう」と言う。
感謝の気持ちを、言葉や物で返すだけでなく、全身で表現している。
困ったときは、人に助けを求めることができる。
自分への褒め言葉を素直に受け取る。
頼みごとをするときは、「してよ」と命令調ではなく、「してくれると嬉しい」とお願いする。



<自分を愛する>
自分の責任をきちんと果たし、他人の責任を背負い込んでいない。
子供や部下にも素直に「ごめんなさい」と言える。
うまくいかなくても、試行錯誤してチャレンジし続けることができる。
一人の時間を楽しめる。
他人と比べて自分の劣っている点、優れている点を素直に認められる。
自分が何をしているとき楽しいか、どんなことが嬉しいかを知っている。
何かをやるときや付き合う相手を選ぶとき、「損得」よりも「好き嫌い」を優先して選んでいる。
考え方が違う人がいても、「そういう考え方をする人もいるんだな」と尊重できる。
自分は今のままでいい。そして、今より成長することもできると思える。



<愛を与える>
人を楽しませるのが好き。
困っている人を助けるのが好き。
相手を信じて待つ、任せることができる。
自分がどんな人の役に立ちたいか、どんな人と一緒に幸せになりたいかをわかっている。
相手から感謝されなくても、相手に怒りを感じない。
自分が我慢したり犠牲になることなく、愛を与えている。
人の苦しみや悲しみに共感できる。



大切なことは、今、うまくいっているか、いないか。
うまくいっていない状況は何か。




<愛の偏りテスト>
【愛を受け取るに偏ると現れるダークサイド】
・「誰も私のことを愛してくれない、わかってくれない」と思うことがよくある。
・いつも損得勘定で選ぶ。
・お金を払った後、損したと感じることが多い。
・いつも人にどう思われるか不安で仕方ない。
・孤独に耐えられず、一人でいると不安で仕方ない。
・怒りで脅かしたり、悲しみで同情を買ったりすることで、人を操作しようとする。

【自分を愛するに偏ると現れるダークサイド】
・自分のキャパを超えて頑張りすぎて、心身が疲れる。
・「ありがとう」を連発するのに、「ごめんなさい」は言わない。
・自分が嫌い、自分はダメな人間だと思う。
・自分と違う意見を持つ人を攻撃したり排除しようとしたりする。
・ほとんどの場合、悪いのは相手だと思う。逆に、いつも自分が悪いと思う。
・責任を放棄して、自分のやるべきことをやらない。
・引きこもりやニートになっている。

【愛を与えるに偏ると現れるダークサイド】
・自分を犠牲にして他人に尽くす。
・助けを求めることができず、一人で抱え込んで疲れ果てる。
・自分のやりたいことより、他人から求められていることを優先する。
・頼まれると、無理してでもやってしまう。
・もらった物の値段が気になり、それより高価な物をお返ししようとする。
・ダメ男や依存的な人を引き寄せている。



愛の循環はまず愛を受け取ることが出発点。それは私たちの成長過程と同じ。
しかし、大人は黙っていてはなかなか愛を受け取れない。
自分から積極的に受け取るようにする必要がある。


現状に満足していなければ、
何が手に入ろうと、何ができるようになろうと、欠乏感が埋まることはない。



本当の感謝は、「ありがとう」と「ごめんなさい」の両方の気持ちが込められているもの。
「ごめんなさい。こんな私を許してください。受け入れてください」
「ありがとう。私はあなたの好意を確かに受け取りましたよ」

「ごめんなさい」はあなたの心の扉を開くキーワード」



人間関係に悩んだ時、自分に質問してみよう。
「この時私は、誰にどんな気持ちをわかってもらいたかったのだろう?」
「このとき私は、本当は誰に何をしてもらいたかったのだろう?」
「本当は、誰とどうなれたらよかったのだろう?」



<愛を受け取るための毎日の練習>
1、「ありがとう」を言うとき、続けて「あなたの愛を受け取りましたよ」と心の中で言う。
2、「ごめんなさい」を言うとき、続けて、「こんな私でも受け入れてください」と心の中で言う。
3、感謝の喜びを全身で表現する。
4、頼みごとをしたり、助けを求める。
  そのとき、「してよ」と命令するのではなく、「してくれたら嬉しいな」とお願いするような語尾にする。
5、いやなことを思い出したときや、つらい仕打ちを人から受けたとき、Feel Do Be の質問を自分にする
 「私は誰にどんな気持ちをわかってもらいたいのだろう?」
 「私は、誰に何をしてもらいたいのだろう?」
 「私は、その人とどんな関係になりたいのだろう?」
可能ならば、相手にそれを伝えてみる。
本人に伝える前に、紙に書いて、実際に相手に言うように声に出して言ってみる予行練習を忘れずに。

重要なのは、何が起きたかではなく、そこから何を学び、より幸福になるために、これから何をするか、どう反応するかということ。


何か問題や障害に直面したとき、過去にうまくいった理由を探し、成功体験にフォーカスする。


目標が明確になれば、たいていの困難は乗り越えられるようになる。


感情と寄り添うためには、感情は体の感覚として感じる。
「この悲しい気持ちは体のどこにあるのかな?」
「体のどこが悲しがっているのかな?」


「私はいまのままでいい。そして、今よりも成長することもできる」
そう思えるようになることが、ありのままの自分を愛すること。


一人の時間を楽しむために、「誰かがいてはできないこと」をする。


自分をいたわる。心をねぎらう。体をいたわる。
十分に休養を取るために、週に1日は仕事から完全に離れて心身を休める。

自分が喜ぶことをする。




<自分を愛するための毎日の練習>
1、ネガティブな感情が出てきたら、
 「体のどこで赤ちゃんが泣いてるんだろう?」と感情を体の感覚として感じて、
 そこに手を当てて感情と寄り添う。
2、「あの時はどうしてうまくいったの?」とうまくいった理由を探して、成功体験にフォーカスする。
3、一人の時間を楽しむ。
4、自分のために時間とお金を使う。
5、人にしてあげたいことを自分にしてあげる。
6、人からしてもらいたいことを自分にしてあげる。
7、適度な休養と運動をして心身を労わる。
8、何かを決めるときは、善悪ではなく、好き嫌いで選ぶ。
9、付き合う相手は、損得ではなく、好き嫌いで選ぶ。
付き合う相手を自分で選ぶ。
体が緩むことをやる。

Feel:この人は誰にどんな気持ちをわかってもらいたいのだろう?
Do:この人は誰に何をしてほしいのだろう? 本当は何をしたいのだろう?
Be:この人はどうなりたいのだろう? この人にとって、どうなるのが幸せなのだろう?

最初から自分や相手のよいところを見つけようとするよりも、自分と他人の「同じ」と「違う」に着目することで、自然に自分と相手のよいところを見つけることができるようになることは多い。

老人ホームでは、軽い認知症の人に、なんらかの役割と責任を与えると、認知症が改善することが多い。役割と責任を任されると、人は自分が役に立っているという自己重要感を感じることができるから。

オキシトシンは、上司が部下の成長を心から願っているときにも分泌される。

夜回り先生・水谷修さんは、深夜に繁華街をうろついている少年たちにこう言う。
「周りのみんなに優しさを配ってごらん。なんでもいいんだよ。お父さんの靴磨きでもいいし、洗濯物をたたむのでもいい。」
親の喜ぶ顔を見た少年たちは更生する。
水谷さんは、愛を与えることに意識を向けさせることで、彼らの中に眠っていた愛を目覚めさせる。

幸せを願うときに、決して誰も犠牲になってはいけない。
「その人の幸せが、あなたの幸せでもある人は誰ですか?」
「その人を幸せにするために、あなたが我慢したり犠牲になることなく、できることは何ですか?」



<愛を与えるための毎日の練習>
1、人を楽しませることをする。
2、人の苦しみを取り除くことをする。
3、Feel Do Be の質問をしながら人と接する。
 「この人は誰にどんな気持ちをわかってもらいたいのだろう?」
 「この人は誰に何をしてほしいのだろう?」 「本当は何をしたいのだろう?」
 「この人はどうなりたいのだろう?」 「この人にとって、どうなるのが幸せなのだろう?」
4、自分と相手の同じと違うところを探す。
5、その人の笑顔を思い浮かべるだけで、幸せな気持ちになる人を選んで与える。
6、その人を幸せにするために、あなたが我慢したり犠牲になることなく、できることを考える。
愛とは自分や相手の精神的成長のために、自分を伸ばす意志。スコット・ベック

赤ん坊と親の関係は、赤ん坊が愛を受け取る、親が愛を与えるに偏っている。
子どもが大きくなっても、この偏りが解消されないと、不登校や引きこもりなどの問題が起こる。
愛を受け取るに偏った人には、簡単な頼みごとをしてあげる。
自分を愛するに偏った人には、あなたはあなたで自分のことを大切にする。
愛を与えるに偏った人には、あなたが相手に与える。

愛の偏りのある人と付き合うときには、その人が偏っている愛と同じ愛に意識を向けて行動する。
愛は一方通行では循環しない。愛を循環させるには、両者が対等な関係であることが必要不可欠。
愛を与え合い、受け取り合うこと、それが愛し合うということ。

幸せは一人でなれるものではない。
私たちは、自分が幸せにした人に、幸せにしてもらっている。

「あと5日の命だったら何をするだろう?」

人は、許され、感謝するために生まれてきた。
そして、許され感謝することが、愛し愛されるということ。

「ごめんなさい。こんな私でも許してください。受け入れてください。」
「ありがとう。私はあなたの愛を確かに受け取りました。」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

自分の中の愛に気づく。

コーアクティブ・コーチング。

サンプルセッション、随時受け付け中。

3ヶ月、6回~の定期セッションを終えられた方は、自分大好きになり、
自分の中の愛が満タンの状態で、日々を過ごせるようになっています。


体験された方の感想はこちら。



方法:対面・電話(Skype・LINE・Facebookの無料通話など)

時間:1時間程度

料金:3,000円

時間帯:朝5時~夜9時スタートまで

お申し込み:メールにて下記まで、お申し込みください。

      yoshitoshi1227@gmai.com

     


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【一般参加可能なセミナー・講座情報】

6月29日(水)【仙台】10時~12時
やる気を引き出すコーチングコミュニケーション講座
https://www.facebook.com/events/793127674156697/



7月1日(金)【宮崎】9時半~12時半
わもん白帯心徒塾

7月5日(火)【宮崎】10時~12時半
やる気を引き出すコーチングコミュニケーション講座



7月15日(金)【東京】19時~21時
『専門家にならなくてもいい。 あなたが丸ごと資源です!』
https://www.facebook.com/events/1033190920049741/


7月18日(月・祝)【宮崎】 内容、妄想中です。



7月19日(火)【宮崎】内容、妄想中です。



7月22日(金)【札幌】19時~21時
「1年で売り上げ10倍!自由人への道」
https://www.facebook.com/events/1027199704016189/


7月23日(土)【札幌】14時~16時
ご機嫌なクラス作り・心と音楽の授業とメンタルトレーニング。
https://www.facebook.com/events/1795076144058740/


7月23日(土)【札幌】19時~21時
メンタルダウン・大難は小難に小難はなかったことに
https://www.facebook.com/events/1719459501676599/


7月24日(日)【札幌】9時半~11時半
心を育てる命の話
https://www.facebook.com/events/1585860485077288/


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~