夫婦関係シリーズ、第◯弾!
(何弾でしょ?笑)



メンタルヘルス協会の林先生の本。

学生時代にハマってた本のシリーズを思い出しました!

当時から、落ち込み癖があったんだなぁ。



それはさておき。


男女、それぞれに、パートナーに動いてもらうための工夫が、
わかりやすく書かれており、非常にわかりやすかったです。


後半は、「子育て編」ということで、そこも興味深く読ませていただきました。



男性と女性は、脳の構造からして違う、なんて話もありますが、
違いを受け入れ、認め、よりよい関係性を築き上げていく努力は、
永遠に必要なんだなぁと思ってます。



今日も、お互いを認め合い、満たし合い、素敵な関係性の中で、
素敵な時間をお過ごしください。



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ほどよい距離感で、互いにうまく関わりながらも、親密な関係を築いている夫婦の共通点

夫が動いてくれる「ちょっとした一言」 14のルール
1、あなたが起きている時間に夫が帰って来たら「お疲れ様」と言葉をかける
  たった一言でも、「与えること」が温かさになって還って来る
2、夫が家事や育児を手伝ってくれたら、「ありがとう」「助かった」「嬉しかった」などの言葉で伝える。
  「感謝の言葉」で男はいくらでもやる気になる。
3、頼りにしていることを伝える
  あなたがやさしい気持ちでいたいのであれば、夫を手のひらで転がすこと
4、話を聴いてほしい時は、「聴いてくれるだけでいいからお願い」と伝えてから話す
  「ちょっと聴いてほしいんだけど」は、夫に話を聴かせる魔法の言葉。
5、夫が落ち込んだり悩んだりしている時、「いつでも話してね」と一声かけてそっとしておく
  そっとしておけば、やがて洞窟から抜け出して来る。
6、「寂しい」「悲しい」などの素直な気持ちを伝える
  文句を言いたくなったら、素直な気持ちの「第一感情」を見つける。
7、自分が少しでも悪かったと思った時には、「ごめんね」と言う。
  「親しく仲にも礼儀あり」は夫婦のための言葉。
8、起床した後は、パジャマやスウェットから必ず着替える
  気にかけてもらえるだけの装いをしよう。
9、休日でも化粧をするようにしている
  きれいでいようとすることが、女性性を引き出す。
10、2人だけで食事や映画、遊園地へ出かける
  時には「夫婦という役割」抜きの会話をしよう。
11、1年に1度だけでも手紙やメールで思いを伝える
  新鮮さがほしいなら、あえて、「他人行儀」なことをしてみよう。
12、夫の実家の愚痴は言わない
  夫の実家への不満は、夫に間に入ってもらう。
13、1万円以上の買い物をする時には、必ず一声かけるか、相談する
  2人の金銭感覚を近づける。
14、家計の状態を正確に伝える。ただし、収入が少なくて大変だとは決してぼやかない。
  「我が家の経済観念」を2人で作っていこう。



妻が動いてくれる「ちょっとした一言」 14のルール
1、妻には、「何かある?」と声をかけ、理解する姿勢を見せる
  一声かけて、妻の幸せに耳を傾ける。
2、妻が不満や愚痴を話し始めても、さえぎらずに聴く
  悩みや愚痴は、解決しようとせず、ただ「聴く」だけでいい。
3、帰宅して妻の顔を見たときに、「ただいま。お疲れ様」と声をかける
  違う仕事をしていても、妻もあなたと同じくらい大変。
4、家事や育児で妻が忙しそうなときは、「何かやることある?」と声をかける
  妻の男性化にはご注意。協力すれば、妻は女性になる。
5、妻から頼まれた用事はすぐにする必要性を感じなくても、すぐに済ませる
  理屈でないのが「女心」
6、日常の「くだらない会話」を大切にする
  何気ない会話で、夫婦の空気をつくろう!
7、仕事や趣味などでの妻の自己実現を応援する
  妻の幸せを応援するのも、男の甲斐性。
8、2人だけで食事や映画を観に行くために、妻を誘う
  ロマンティックは、非日常を楽しむこと。
9、誕生日や結婚記念日、クリスマスに小さなプレゼントをする
  妻に「気持ちのプレゼント」をしよう!
10、1年に1度でも妻に手紙を書くか、メールを送る
  2ヶ月に1度、「今、自分が考えていること」「感じていること」「自立した子どもたちに対する思い」を素直に手紙に書いて、奥さんに渡す。
  ラブレターは、結婚してからが大切。
11、自分にとって、妻が1番大切であると伝える
  たとえ、実家といえども、「よそはよそ。うちはうち」
12、妻の容姿についてけなさない
  これだけは言われたくない言葉。「今更どうしたんだ!?」
  「出産すると体質が変わるから大変だよね」「少しだけど、スリムになったんじゃない?」と妻に関心を示すだけでいい。
  妻は空気ではない。たまには観察しよう。
13、清潔感を大切にする
  ちょっとしたスキンシップで、「心の距離」を近づける。
14、収入を上げていくようにがんばると妻に話す
  せめて「姿勢」だけは男前でいく。


人は出会う人を幸せにするために、この世に生を受けた。




<夫との関係チェックリスト>
1、夫のことが頼りなく思う
2、夫は家事や育児を手伝ってくれないので不満である
3、夫は全く話を聴かない。
4、夫との会話は全く楽しくない。
5、夫に男性としての魅力を感じない。
6、何がストレスかというと、夫こそがストレスである。
7、結婚生活では、自分のほうが損をしている。
8、夫の実家との関係に不満がある。
9、経済的に不安(不満)がある。
10、夫との10年後の生活が具体的にイメージできない。


<妻との関係チェックリスト>
1、妻がいつも感情的になるので、家にいても落ち着けない。
2、子どもには、もう少し優しく接して欲しいと思う。
3、会話をしても愚痴ばかりで疲れる。
4、仕事から疲れて帰ったときぐらいはもう少し労って欲しい。
5、この容姿の変貌、まるで騙されているかのようだ。
6、妻に女性としての魅力を感じない。
7、私の実感(親)の愚痴を口にするのが不満である。
8、今の生活があるのがまるで当たり前のような顔をされるのがイヤだ。
9、家計のことでぼやかれるのが辛い。
10、妻との10年後の生活が具体的にイメージできない。


相手を責めるのではなく、相手に抱いている期待を話し、
その期待に沿うように具体的な行動を変えてもらえるように協力を求める。


愛情ある関係をつくり、続けていくためには、学ぶ必要がある。
愛は学ぶもの。


カウンセリングでまず大切なことは、相談者自身が、「自分の心を知る」こと。
夫婦の問題で、「自分の心を知る」とは、
「自分は相手にどんなことを期待しているのか?」ということと、
「期待が叶わなくて、自分はどんな気持ちになっているのか」ということ。


コミュニケーションで最も大切なことは、いかに素直になれるか、ということ。
素直であるということは、期待が叶わなくてどのような気持ちになったのかを、
ストレートな第一感情で伝えること


結婚とはあきらめること
結婚したときには、分かり合えていたはずの2人が、
実はこんなにも違うということを、明らかに認めること。

自分は正しい、相手は間違っていると思ってしまうとどうにもならない。
2人は、ただ、違うだけ。


<男性の心理>
1、悩みを打ち明けるよりも、独力で解決するために自分の殻に閉じこもって論理的に考える。
  人の助けを受けずに、一人で問題を解決することが男の価値だと思い込んでいる。
2、ゆえに、女性から悩みを打ち明けられると、解決してやることが自分の使命で、それが女性を幸せにすることだと思い、解決策を与えようとする。
3、従って、話を聴かない。女性の気持ちを理解するより、解決することがすべてになる。
4、女性や子どもを幸せにすることが自らの存在価値だと思っている。
5、ゆえに、女性や子どもから送られる感謝の言葉を一番喜ぶ。
6、感謝されるためには、獲物(結果・収入)を持って帰ることが一番だと思い込んでいて、女性や子どもの精神的なケアは二の次になる。

<女性の心理>
1、男性に比べて、話すことが得意で、好む。
2、問題を解決することよりも、情緒的なつながりを大切にする。
3、悩みや問題が解決しなくても、気持ちをわかってもらえれば満足する。
4、ゆえに、男性には解決策を与えられることではなく、話を聴いてもらうことを求める。
5、獲物(結果・収入)も大切だが、精神的なサポートも同様に大切にする。
6、男性にサポートされることにより、「温かい女性性」(優しさ・穏やかさ)を感じることができる。



結婚の三大要素
1、精神性・・・・・・・夫婦間の「人と人としての関係性」による満足
2、セクシャリティ・・・「誇らしさである男性性(力強さ・包容力)」を感じていること
            「愛される価値があるという女性性」を感じていること
3、経済性・・・・・・・我が家らしい安定した収入を協力して作り上げていくこと




子どもが育つ「ちょっとした一言」 24のルール
1、抱きしめるほど、子どもは強くなる ~I’m ok, you’re ok.~
2、子育ては、「ほどほどに楽をして」でいきましょう
3、「3歳までは母の手で」という言葉には何の根拠もない。
4、子育ての基本は夫婦一緒に
5、子どもの「イヤ!」は順調に成長しているということ
6、時間を守れない子は「心の生活習慣病」になる
7、「おはよう」「おやすみ」を言える子は、生き生きとした人になる
8、「いっています」と「ただいま」は、家族の絆をつくり、心の強い子どもにする
9、子どもを自立させる言葉は、「ありがとう」「ごめんなさい」
  自立するということは、多くの人に支えられていることを知ること。
10、周りの人を幸せにする「いただきます」「ごちそうさまでした」
11、食事のときはテレビを消そう
12、モテる子どもにしようと思えば、肩たたきをさせよう
13、高価なおもちゃでは、感動を与えることはできない。
14、30%の親しか教えていない「嘘をついてはいけない」という教え
  子どもには、「嘘をついてはいけない」「困っている人を見たら助けよう」「約束は守ろう」と教えよう。
15、「エリート教育」をしよう!
  エリートとは、家族を大切にし、自分のことだけでなく、身近な人々の幸せを思い、子どもや孫の世代のことまでを考える人。
16、子どもを自立させたいなら、お手伝いをたくさんしてもらおう。
17、子どもを自立させたいなら、お父さんは家事をしよう
18、仕事は楽しいことを子どもに伝えよう。
19、お父さんの役割はルールを教えること
20、夫婦で「お父さんが一番好き」「お母さんが一番好き」が子どもの心を安定させる
21、子どもには、「失敗する権利」がある
  見捨てない限り、大丈夫。
22、性教育は、女性を大切にすることだけを教えよう
23、第二次反抗期は大人への第一歩
24、できないことを責めないこと、できたことを喜ぶこと



子育ては、幸せの時限装置。





子供の話に耳を傾けよう
今日、少しあなたの子供が言おうとしていることに耳を傾けよう
今日、聴いてあげよう あなたがどんなに忙しくても
さもないと、いつか子どもは年老いたあなたの話を聴かなくなるだろう

子どもの悩みや要求を聴いてあげよう
どんな些細な勝利の話も、ささやかな行いも褒めてあげよう
おしゃべりを我慢して聴き、一緒に大笑いしてあげよう
子どもに何があったのか、何を求めているのかを見つめてあげよう
そして、言ってあげよう、愛しているって毎晩毎晩

叱った後は必ず抱きしめてやり、大丈夫だって言ってやろう
子どもの悪い点ばかりあげつらっていると
そうなってほしくないような人間になってしまう
だが、同じ家族の一員なのが誇らしいと言ってあげると
子どもは自分を成功者だと思って育つ

今日、少しあなたの子どもが言おうとしていることに耳を傾けよう
今日、聴いてあげよう、あなたがどんなに忙しくても
そうすれば、やがてあなたが年老いて過去の栄光しか語れなくなったときに
彼らはあなたの元に戻ってくるだろう

デニス・ウェイトリー (能力開発研究家)