妻が、夫をうとましく思う気持ちの発生源を解説した本。
「なるほど!」「そういう仕組みなのね!」と思う一方で、
なかなか、「じゃあ、どうしたら?」というところまでは踏み込めていないようにも感じてしまいましたとさ。
今後、まとめていく、
『妻を愛する技術』や、
『たった30日で鬼妻が仏妻に変わる!』
『<入門>ベストパートナーになるために』
『ベストパートナーになるために』
『ちょっとした一言で相手が動く 夫婦の心理テクニック」
にご期待ください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「夫在宅ストレス症候群」という名称はすでに一般化している。
<夫に言いたい!>
いつもいつも、私の話をきちんと聞いてくれない。
定年後も夫唱婦随でやっていくつもりはない
子供が今、何に困っているか、知っていますか?
私のことを「家内」と紹介するのはやめて。私は家の中にいる人ではないのですから。
趣味まで一緒にしたくない。サークルに誘わないで。
三度の食事作りを全部私の仕事にしないで。
お茶やコーヒーぐらい自分でいれて。
「言い方が悪い」などとすぐに怒らないで。
「養ってやっているんだ」と恩着せがましく言わないで。
買い物も旅行もあなたとではなく、友達と行きます。
私だって出産で退職していなければ、あなたと同じくらい稼いでいます。
普段の言い方が私への侮蔑が込められているように感じます。
自分の脱いだものくらい、自分で片付けて。
私は母親代わりではありません。
<妻に言いたい!>
給料の額で男を判断しないで!
家事を平等に負担してほしいと言うのなら、仕事も平等にしてほしい。男だけが稼ぐ役割なの?
どんな言い方をすれば僕が怒るか、もうわかってるはずじゃないか
仕事で疲れて帰った時、アレコレ話しかけられるのは負担。
君の友人関係の輪に無理やり入れようとしないで
僕の話に反論しないで、すべて「そうね」と言っていればいいんだ
仕事で子どもと会えず様子がわからないのだから、僕に子どもの報告をするのが義務だろう
平日は外食なのだから、休日くらい手料理が食べたい
せっかく一緒に出かけようと誘っているのになぜ嫌なんだ?
夫婦の危機レベル
レベル1 不平・批判 「~してくれない」「それは違う」「こうすればいいのに」
レベル2 侮蔑・軽蔑 「お前にわかるわけない」「くだらない」 見下されたように感じる
レベル3 防衛 声を荒げたり、身を守るために寡黙になる。
レベル4 堅固・拒絶 話しかけない、何も言わない。やりとりの一切が失われた状態。
夫婦でほとんどしないこと
1、テレビを見る以外のレクリエーション
2、旅行など、子ども抜きでの外出
3、対等で活発な会話
4、精神的な関心ごとの意見交換
妻の不幸感は3度ピークになる
1、5年を過ぎた頃 新婚時代も過ぎ、育児などに追われることが多い時期
2、10年目以降 子どもに手がかからなくなり、夫婦2人で向き合うことが多くなる時期
3、20年目以降 長寿命になり、今後の人生、このままでいいのかと悩む時期
最近の希望は3C
comfortable・・・快適な生活が送れるくらいの経済力
communicative・・自分のやりたいことを理解してくれるコミュニケーション
cooperative・・・家事や育児にも協力してくれる
自尊の基盤
1位・・・自己主張ができる、意志が強い、冒険心に富んでいる
2位・・・誠実、心が広い、率直
3位・・・かわいい、優雅、献身的
結婚してから妻が問題だと感じたこと
1、結婚しても職業継続
2、結婚後も生き方を変えない
3、相手の家のしがらみを受けない
4、自分の時間を大切にできる
5、家庭責任は夫と平等
6、自由になるお金が確保できる
7、相手のことは干渉しない
8、姓を変えない
<心が冷えるコミュニケーション>
妻:今日は疲れた (共感的・情緒的な答えを期待)
夫:何かトラブルでもあったの? (内容的な問い)
妻:意見がぶつかって (夫の答えに合わせる)
夫:システムに問題があるんだろう (内容的に突っ込む)
結局、仕事の進め方について細々と説明し、それについての夫なりの意見を聞く羽目に・・・
<夫と妻のコミュニケーションの特徴>
夫:威圧:日常生活に必要なことを命令調で言う
話の内容が気に要らないとすぐに怒る
妻より一段上に立って、小馬鹿にした受け答えをする
無視・回避:妻の話にいい加減な相槌を打つ
他のことをしながら上の空で聞く
都合の悪い話になると黙り込む
妻:依存・接近:妻自身の悩み事や迷いごとを相談する
重要なことの決定は夫の意見に従う
会話が途切れると妻から話題を提供する
共感:夫の悩み事に親身になって考える
夫に元気がないときは優しい言葉をかける
夫の立場に共感しながら、誠実に耳を傾ける
夫は、妻と話をすると元気になるが、妻は、夫と話をすると暗くなる。それがストレスになる。
結果、自己防衛機能が働き、夫と関わらないようになる。
あるいは、心を殺し、よい妻のふりをする。
別のものに当たったり、熱中したりする。
別の形で夫にダメージを与える。
夫婦としての成熟
1、独立への道・・・互いに一人の人間として生活できる能力を身につけている。
2、配偶者援助能力・・・相手が必要とする援助を与え、支えることができる
3、配偶者の援助の受容力・・・相手から与えられた援助を受け入れることができる
4、性的能力・・・互いに特定の相手として性的な情熱をもつことができる
5、性感能力・・・セックスに限らず、視線を交わしあったり、体を触れ合ったりすることが、互いの喜びを高めることにつながっている
6、愛する能力・・・相手のことを思いやると同時に、相手の思いやりを受け入れることができる。互いに共感しあい、思い合う能力を持っている。
見方を変える
虹は、国によって、3色、5色、など、境界線は曖昧。
レッテル貼りをしない。相手の行動を決めつけない。深読みしすぎない。
正面からぶつからないための会話のコツ
1、会話を「私は」から始める
「あなたって~よね」という言い方は、どうしても批判に聞こえてしまう。
「私は~と思うのだけど」といえば、批判・命令っぽくならない。
2、夫が賛成しそうもない話は、罪悪感を持たせてから
忙しすぎる夫の場合は、「いつも悪いなぁ」と思わせる。ただし、責めすぎない。
3、電話での会話を増やす
相手の顔を見なくて済むので、意外と冷静に話せることも。
4、寝室を別にする
適度な距離を取ることで、相手に優しい気持ちが持てるようになることも。
5、表情をつくる
気分が乗らなくても、笑顔を浮かべてみる。表情を変えれば気持ちは変わる。
6、ペットを飼う
ペットとのふれあいは気持ちを和ませる。話題も増え、共感する機会も増える。
「なるほど!」「そういう仕組みなのね!」と思う一方で、
なかなか、「じゃあ、どうしたら?」というところまでは踏み込めていないようにも感じてしまいましたとさ。
今後、まとめていく、
『妻を愛する技術』や、
『たった30日で鬼妻が仏妻に変わる!』
『<入門>ベストパートナーになるために』
『ベストパートナーになるために』
『ちょっとした一言で相手が動く 夫婦の心理テクニック」
にご期待ください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「夫在宅ストレス症候群」という名称はすでに一般化している。
<夫に言いたい!>
いつもいつも、私の話をきちんと聞いてくれない。
定年後も夫唱婦随でやっていくつもりはない
子供が今、何に困っているか、知っていますか?
私のことを「家内」と紹介するのはやめて。私は家の中にいる人ではないのですから。
趣味まで一緒にしたくない。サークルに誘わないで。
三度の食事作りを全部私の仕事にしないで。
お茶やコーヒーぐらい自分でいれて。
「言い方が悪い」などとすぐに怒らないで。
「養ってやっているんだ」と恩着せがましく言わないで。
買い物も旅行もあなたとではなく、友達と行きます。
私だって出産で退職していなければ、あなたと同じくらい稼いでいます。
普段の言い方が私への侮蔑が込められているように感じます。
自分の脱いだものくらい、自分で片付けて。
私は母親代わりではありません。
<妻に言いたい!>
給料の額で男を判断しないで!
家事を平等に負担してほしいと言うのなら、仕事も平等にしてほしい。男だけが稼ぐ役割なの?
どんな言い方をすれば僕が怒るか、もうわかってるはずじゃないか
仕事で疲れて帰った時、アレコレ話しかけられるのは負担。
君の友人関係の輪に無理やり入れようとしないで
僕の話に反論しないで、すべて「そうね」と言っていればいいんだ
仕事で子どもと会えず様子がわからないのだから、僕に子どもの報告をするのが義務だろう
平日は外食なのだから、休日くらい手料理が食べたい
せっかく一緒に出かけようと誘っているのになぜ嫌なんだ?
夫婦の危機レベル
レベル1 不平・批判 「~してくれない」「それは違う」「こうすればいいのに」
レベル2 侮蔑・軽蔑 「お前にわかるわけない」「くだらない」 見下されたように感じる
レベル3 防衛 声を荒げたり、身を守るために寡黙になる。
レベル4 堅固・拒絶 話しかけない、何も言わない。やりとりの一切が失われた状態。
夫婦でほとんどしないこと
1、テレビを見る以外のレクリエーション
2、旅行など、子ども抜きでの外出
3、対等で活発な会話
4、精神的な関心ごとの意見交換
妻の不幸感は3度ピークになる
1、5年を過ぎた頃 新婚時代も過ぎ、育児などに追われることが多い時期
2、10年目以降 子どもに手がかからなくなり、夫婦2人で向き合うことが多くなる時期
3、20年目以降 長寿命になり、今後の人生、このままでいいのかと悩む時期
最近の希望は3C
comfortable・・・快適な生活が送れるくらいの経済力
communicative・・自分のやりたいことを理解してくれるコミュニケーション
cooperative・・・家事や育児にも協力してくれる
自尊の基盤
1位・・・自己主張ができる、意志が強い、冒険心に富んでいる
2位・・・誠実、心が広い、率直
3位・・・かわいい、優雅、献身的
結婚してから妻が問題だと感じたこと
1、結婚しても職業継続
2、結婚後も生き方を変えない
3、相手の家のしがらみを受けない
4、自分の時間を大切にできる
5、家庭責任は夫と平等
6、自由になるお金が確保できる
7、相手のことは干渉しない
8、姓を変えない
<心が冷えるコミュニケーション>
妻:今日は疲れた (共感的・情緒的な答えを期待)
夫:何かトラブルでもあったの? (内容的な問い)
妻:意見がぶつかって (夫の答えに合わせる)
夫:システムに問題があるんだろう (内容的に突っ込む)
結局、仕事の進め方について細々と説明し、それについての夫なりの意見を聞く羽目に・・・
<夫と妻のコミュニケーションの特徴>
夫:威圧:日常生活に必要なことを命令調で言う
話の内容が気に要らないとすぐに怒る
妻より一段上に立って、小馬鹿にした受け答えをする
無視・回避:妻の話にいい加減な相槌を打つ
他のことをしながら上の空で聞く
都合の悪い話になると黙り込む
妻:依存・接近:妻自身の悩み事や迷いごとを相談する
重要なことの決定は夫の意見に従う
会話が途切れると妻から話題を提供する
共感:夫の悩み事に親身になって考える
夫に元気がないときは優しい言葉をかける
夫の立場に共感しながら、誠実に耳を傾ける
夫は、妻と話をすると元気になるが、妻は、夫と話をすると暗くなる。それがストレスになる。
結果、自己防衛機能が働き、夫と関わらないようになる。
あるいは、心を殺し、よい妻のふりをする。
別のものに当たったり、熱中したりする。
別の形で夫にダメージを与える。
夫婦としての成熟
1、独立への道・・・互いに一人の人間として生活できる能力を身につけている。
2、配偶者援助能力・・・相手が必要とする援助を与え、支えることができる
3、配偶者の援助の受容力・・・相手から与えられた援助を受け入れることができる
4、性的能力・・・互いに特定の相手として性的な情熱をもつことができる
5、性感能力・・・セックスに限らず、視線を交わしあったり、体を触れ合ったりすることが、互いの喜びを高めることにつながっている
6、愛する能力・・・相手のことを思いやると同時に、相手の思いやりを受け入れることができる。互いに共感しあい、思い合う能力を持っている。
見方を変える
虹は、国によって、3色、5色、など、境界線は曖昧。
レッテル貼りをしない。相手の行動を決めつけない。深読みしすぎない。
正面からぶつからないための会話のコツ
1、会話を「私は」から始める
「あなたって~よね」という言い方は、どうしても批判に聞こえてしまう。
「私は~と思うのだけど」といえば、批判・命令っぽくならない。
2、夫が賛成しそうもない話は、罪悪感を持たせてから
忙しすぎる夫の場合は、「いつも悪いなぁ」と思わせる。ただし、責めすぎない。
3、電話での会話を増やす
相手の顔を見なくて済むので、意外と冷静に話せることも。
4、寝室を別にする
適度な距離を取ることで、相手に優しい気持ちが持てるようになることも。
5、表情をつくる
気分が乗らなくても、笑顔を浮かべてみる。表情を変えれば気持ちは変わる。
6、ペットを飼う
ペットとのふれあいは気持ちを和ませる。話題も増え、共感する機会も増える。