「ながら」はいかん。一度にひとつのこと。ひとつひとつに心を込めること。それが結果、自分とつながる道につながっている。

『子どもが勉強好きになる子育て』にこんなことが書かれています。
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「ながら」の度合いをマルチタスク度と言いますが、マルチタスク度の高い学生と低い学生の認知機能を測定した研究において、不要な情報を無視する力やワーキングメモリーの力、速やかな注意の切り替え力を比べてみると、むしろ、マルチタスク度の高い学生のほうが低くなっていたのです。
つまり、一見マルチタスクに見える「ながら」は、実はワーキングメモリーの多重使用ではなく、目に付くものをその時々の気分で処理するだけ。かえって気の散りやすさを助長しているのです。
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「私、『ながら』が得意!」「こっちのほうが効率がいい」と思いがちですが、実は、脳科学的にも悪影響がある。
しかも、1つに集中したほうが、効率も上がる。
であるならば、今から、今日から、「ながら」はやめて、1つ1つに心を込める、その道を歩んだほうがいいと思っています。

「今・ここ」を大切に。
午後も素敵な時間を!