ビジネス書じゃないけど。
改めて、「そうか! 僕は小林正観さんみたいになりたいんだ!」と思えた本。
一度もお会いすることなく、亡くなられてしまったけれど、本はいっぱいあるわけだから、
正観さんの温もりを感じながら、正観さんのような60歳目指して、あと25年!
年を重ねていこう!

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天才たちの共通項・・・子どもを自分の思うようにしなかった母親
子育ての本質は「育てない」こと
天才として生まれてきた子どもを、大人(親)が関わりすぎることによって、天才の芽を摘んでいる。

「あなたがどういう子どもでもいいの。あなたが大好きですよ」と言われて育った子どもは、ものすごく豊かな情感を持ちながら、少しのことではへこたれずにのびのびと育つ。

不登校に対して、「それはそれでいいよ」と言ってあげることが、親として一番楽な態度。

子どもは、自分の描いたシナリオ通りに伸びていこうとする。それを親は見守るだけ、応援するだけ。

すべての子どもたちが、母親を励ますために、母親の話し相手になるために生まれてきているのかもしれない。

賞賛をする妻がいると、男性は天才になる。

男の子は母親から限りなく愛されて、「僕もお母さんが大好き」という関係になったら何でもやってくれる

人と競わず。人と比べず。人と共存しながら生きていく。これが本来の人間の生き方。

数字で示される学業成績は、全部学校に任せてしまって、家庭の中では、一切それについて触れないようにする。

子どもたちが、思い通りにならないと取っ組み合いの喧嘩をして決着をつけようとする。
そんな時には、とりあえず、ババロアか何か、子どもたちが好きなおやつを3人分買っておいて、子どもたちが取っ組み合いを始めたら、ババロアを取り出してきて、「今からお母さんはババロアを食べます。お母さんが食べ終わってもあなたたちがけんかをやめて、テーブルに座っていなかったら、あなたたちの分も、お母さんが食べるからね」と言って、ババロアを食べ始める。1つ目を食べ終わって、まだ取っ組み合いをしているようなら、「じゃ、2個目を食べるからね」と言って次のババロアを食べ始める。そうやって、「僕たちが喧嘩を始めると、自分たちの分の美味しいものがお母さんに食べられてしまう」ということをすり込んでいくと、子どもたちは喧嘩をしなくなる。

自分の気に入らないことに、笑顔で楽しく解決していく方法論を教え込んでいくと、子どももそういう方向で解決していく生き方をするようになる。

夫と息子と3人家族。
夫はいつも怒鳴りまくっていて、息子は家に引きこもり。笑顔が全然なくて暗い。
「まずはあなたが笑顔になればいい」
私は一人、学生時代に好きだった社交ダンスを楽しもう♪
今まで忘れていた楽しさを思い出し、家で過ごすときにも鼻歌交じりで家事をこなし、毎日が楽しく変化。
引きこもっていた息子さんが2年ぶりに自分の部屋から出てきて、以前とはうって変わって楽しそうなお母さんを見て、「僕も社交ダンスをやってみたい」と言って、一緒にスクールに通い始めた。
息子さんはダンススクールで人気者となり、みんなに喜ばれ次第に家でも明るく過ごすようになっていった

世の中を暗い暗いと嘆くより、自ら光って世の中照らせ

自分がいかに「偉そうにならないか」というのは、まず、人を呼ぶところから。
人を呼ぶ時には、必ず「さん」を付ける。

親に抱きしめられる時間が少ない子どもが、病気になったり、熱を出したりする。
2年生の一番荒れているクラスの子どもたちを、抱きしめ続けて、一番いいクラスにした先生の話し。
「抱きしめ療法」

楽しい子育て孫育て