「問題社員」「管理」という言葉が好きではありませんが、
多くの経営者の方が、このような悩みを抱えているかなと思ったので、
まとめてみました。

ボスザル社員や、Cクラス社員をうまく扱うことも大事。

一方で、「問題社員」にばかり目がいってしまって、
頑張っている社員に目が向かなくなってしまう問題も起こりがちなんですね。

納得でした。

今ある豊かさ、感謝できるものにはしっかりと感謝をした上で、
さらによりよくするために、ボスザル社員やCクラス社員ともうまくやって、
よりよい職場作りを行っていってもらえたらと思っています。

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 企業には、仕事はできるが傲慢な「ボスザル社員」、業績の上がらない「Cクラス社員」など、「問題社員」は必ずいる。そんな困った社員をどのように扱えばいいのか?

<ボスザル社員を手なづける法>
①まず彼の注目を向けさせる
ボスザル男の目を惹き付ける最高の方法は、大量かつ信頼に足るデータを見せること。
彼らの部下や同僚に直接インタビューして、360度評価のための情報を集める。
②本人の積極的な参加を求める
③「ボスザル語」で語る
④厳しく迫り、逃げ道を断つ
⑤好奇心と競争本能に訴える

<Cクラス社員のマネジメント> 
多くの企業は、Cクラス社員対策を怠っている。
Cクラス社員・・・ぎりぎり我慢できる程度の業績を上げるマネージャーや社員
業績が劣る社員には、厳格なルールを定めて毅然とした態度で臨むが、人格を軽んじるようなことをせず、公平に処遇することが大事。
①Cクラス社員を識別する。
②Cクラス社員ごとのアクション・プランを作る。
③マネージャーに説明責任を負わせる。・フィードバックは率直に ・指導は惜しまずに 

<Cクラス社員の意欲を高める法>
人材マネジメントの「80対20の法則」。
一番扱いにくい社員たちに、マネージャーの時間とエネルギーの多くが奪われる。
「問題社員のモチベーションを高めることは土台無理」と諦める。
その上で、社員自らがモチベーションを高められるような環境を整える。

①問題社員が問題社員とみなされるようになった状況について、全体像を描く。
彼らの人となりを理解する。彼らの意欲を引き出すもの、障害となるものは何かを調べる。
②当初の目標を設定し直す。達成可能なゴールに再設定する。
③問題社員と公式に対話する。会議室などで、仕事上の人間関係を振り返り、修正を行う。
問題社員を改心させると、社員全員の式が高まる。より健全で生産性の高い組織が生み出される。

<Bクラス社員を導く法>
企業が長期的に業績を伸ばせるかどうかは、それなりの能力を備え、しかも地道な努力を続ける「Bクラス社員」に負うところが大きい。しかし、リーダーは、Bクラス社員を低く評価しがち。結果、日の当たらないBクラス社員が転職してしまうケースもある。
Bクラス社員とうまくやっていくには、まずリーダーが、人の考えは千差万別であることを心の底から認識すること。努力はするが、あらゆる犠牲を払ってまで出世しようとはせず、仕事と生活のバランスを重視する人もいる。
そのことをわかった上で、リーダーは、Bクラス社員との時間をしっかりと確保すべき。
メモを渡すことで、Bクラス社員の働きを讃える方法もある。
最大の課題は、限られた資源を、最も潜在能力の高いBクラス社員に割り当てるシステム作り。


いかに問題社員を管理するか