これから、「1分で読めるビジネス書メモ」ということで、
A4・1枚にまとめたメモを投稿していくことにします。

自分の備忘録として。

自分自身、「実践できているか?」というチェックに、ご活用いただけたら嬉しいです。


初回は、世界的なベストセラー、D・カーネギーの『人を動かす』 です。

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<人を動かす3原則>
1 批判も非難もしない。苦情も言わない。

「人の悪口は決して言わず、長所を褒めることが成功の秘訣」

2 率直で、誠実な評価を与える。
「人間の持つ性情のうちで最も強いのは、他人に認められることを渇望する気持ちである」
深い思いやりから出る感謝の言葉を振りまきながら日々を過ごすことこそ、人を動かす秘訣

3 強い欲求を起こさせる。
人を説得して何かをやらせたいなら、まず自分に尋ねてみることだ。 「どうすれば、そうしたくなる気持ちを相手に起こさせることができるか」と。


<人に好かれる6原則>
(1)誠実な関心を寄せる (2)笑顔を忘れない (3)名前を覚える (4)聞き手に回る
(5)関心のありかを見抜く (6)心から褒める


<人を説得する12原則>
1 議論を避ける。
議論に勝っても、相手は変わらない。相手は劣等感を持ち、自尊心を傷つけられ、憤慨するだけだ。

2 相手の意見に経緯を払い、誤りを指摘しない。
人は、周りから誤りを指摘されると、腹を立てて意地を張るだけ。教えないふりをして教えること。

3 自分の誤りを直ちに快く認める。 自分に誤りがある場合は、先に自分で言ってしまう。

4 穏やかに話す。

5 相手が即座に「イエス」と答える問題を選ぶ。
意見が一致する問題から始め、それを常に強調しながら話を進めると、相手も肯定的に考え始める。

6 相手にしゃべらせる。
相手が言いたいことをまだ持っている限り、こちらが何を言っても無駄だ。誠意を持って聞くことだ。

7 相手に思いつかせる。 暗示を与えて、結論は相手に出させる。

8 人の身になる。 「もし、自分が相手だったら、どう感じ、どう対応するだろうか?」と考える。

9 相手の考えや希望に対して同情を持つ。 「あなたがそう思うのはもっともです」と肯定する。

10 人の美しい心情に呼びかける。
ロックフェラー2世は、我が子の写真が新聞に出るのを防ぐため、「あなた方の中にも、子どものある方がいておわかりだと思いますが、あまりに世間が騒ぎ立てるのは子どもにとってかわいそうです」と言った。

11 演出を考える。

12 対抗意識を刺激する。
州知事だったアル・スミスは、荒れた刑務所の所長のなり手がいなくて困っていた時、白羽の矢が立って躊 躇しているルイス・ローズに対して、「大変な仕事だから気が進まないのも無理はないと思う。実際、大仕事 だよ。よほどの人物でないと務まらないだろうね」と言って、ローズの負けん気を起こさせた。

<人を変える9原則>
(1)まずほめる (2)遠回しに注意を与える (3)自分の過ちを話す (4)命令をしない
(5)顔を潰さない (6)僅かなことでもほめる (7)期待をかける (8)激励する 
(9)喜んで協力させる

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頭ではわかっていても、なかなか実践が難しい内容かもしれません。
だからこそ、A41枚をトイレに貼って、毎日チェックするとか、
「今日はこれを意識してみよう」と思って、日々を過ごすことで、
少しずつできるようになっていくのではないかと思っています。

ご活用いただけたら嬉しいです。


人を動かす