「女性向け商品」の売り上げアップのお手伝いをしている
通販セールスコピーライターの谷本理恵子です
さっき、今やっている「通販コピーライター養成講座(1期)」の受講生さんからの質問を見ていて、ふと思いついたことがあったのです
実は…
私は、法学部法律学科出身。
もう一歩で「学者」になってたかもしれない研究生活をしていた時代があります
大学にいる研究者って、普段何をしているかと言うと、もちろん教育や執筆活動もやっているんですが、
基本的には、あるテーマについて、過去に積み重なった議論をすべて調べ尽くして、その上に、自分自身の考察を積み上げて、「論文」を書く
それを、お世辞ではなく「生命をかけて」やっているプロフェッショナルが、大学の先生たちです
つまり、学究の世界では特に、いきなり「自分の考え」を勝手に述べ始めてはいけないわけで、確実に「過去のすべての話」をわかった上で、自分の説を展開する必要があります
すると、論文の構成は…
どうして今、このテーマを取り上げるのか、
どこに問題があるのか、
過去、他の人は、どんなことを言ってきているのか、
過去の主張にはどんな未解決の問題があるのか、
それに対して、自分の理論はどこが優れているのか、
さらに、どうしてそう言えるのかの証明、
自分の説の弱点とそれをカバーするための策の説明、
今後の展開、
って感じになります
で、当然、それを発表すると叩かれまくるので
あらかじめ反論に備えて、できる限り隙のないような状態に整えておく、と…
これって、セールスコピーでやってることと、ほぼ同じですね。
今まで、まったく気づきませんでしたが。
で、研究やってた時代、過去の文献を調べるのが、一番大変な作業だったわけですが…
逆に言えば、それが染み付いているからこそ、今、リサーチするのは、まったく苦にならないのかもしれません
だって、他がどうなってるのか、当然調べるでしょ
過去、どんな経緯になっているのかも、気になるでしょ
他では解決できない問題を、解決するために出すのも、当たり前でしょ。他と同じだったら、出す意味ないもん
…っていう感覚は、冗談じゃなく吐きそうなプレッシャーの中、やたら追いつめられて死ぬ思いで「修士論文」を書き、口頭試問を経た経験が活きてるのかもねぇ
なので、きっと、あなたもこう考えるといいですよ
あなたが書く「商品説明」は…
百戦錬磨の研究者が、批判してやろうと手ぐすね引いて待っているの中に放り込む「論文」を書くのと同じ、だと
では、またっ