いつもご覧いただきありがとうございます。

“お店と会社の再生家”

経営コンサルティング会社
キズカスカンパニー
代表の加藤です。

前回のブログを先程読んでみたら・・・
「かなり疲れてるな~」。

経営者さんに限らず、疲れを疲れと感じなくなったら危険です。

時々、気分転換も必要ですよ。
それ、私の事ですね。

さて今日のブログは・・・
『③経営を数値で管理(確認)していますか?
数字は後からついてくる?』

と題してお送りいたします。

前回からの続きです。

“数字は後からついてくる”

どこかで聞いたことがある方も?

「毎日頑張っていれば・・・」

「手を抜かず頑張っていれば・・・」

部下にこのような言葉をかけると、パワハラと受け取られかねませんので
ご注意ください。

現場の店長や責任者が認識している数字とは「売上」
経営者が見ている数字とは「利益(純利)」

例えば、部下から・・・
「今月は、〇〇万円を売った(売上た)ので、(給与は)□□ください」
というやり取り。


売上を上げてくれることは、会社に貢献していること。
これは、社員からすれば正論。

しかし、会社に利益を残してくれないと、給与に還元できない。
だから売上ではなく「利益を出してくれ」と思うのが経営の正論。

これを回避するためには・・・

経営陣から、社員(特に責任ある立場の者)に対して、
【具体的な数字(利益)を提示する】
ことです。

具体的な数字(利益)とは、売上を上げることはもちろん
【経費も軽減してもらう】ことも含みます。

言い換えると・・・
【しっかりとコスト管理ができた、キレイ(売上と利益のバランスの良い)な数字を出して欲しい】
と伝えることが大切です。


ここまでくると、経営者は経営陣は、以下のような言葉を口にしがちです。。


その言葉とは・・・

「自分が経営者になった気持ちで、考え・行動してください」と。


採用面接や部下を奮起させるために、経営者がよく口にする言葉ですが、
ほとんど効果はありません。

というよりむしろ・・・
相手を勘違いをさせてしまう【危険なワード】です。

※将来、確実に経営陣に入れる予定があるなら問題ありません。

過度な期待は、過度な勘違いを意味出すこともあります。


今日のテーマ・・・「数字は後からついてくる」

やる気のある人材なら、時間の長短はあっても、
必ず数字は作ってきます。

まずは【がむしゃらに働いてもらう】ことが、第一段階。

次の第二・第三段階に入ったら「具体的な数字」で伝え、
そのサポートをすることが大切です。

頭では理解でると思いますが、実際に出来ている会社や上司って
ほとんどいないんですよね!


「頑張っていれば、いずれ数字が出てくる」

これだけでは、数字は出てきませんからね(笑)

今回は、ここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

店舗経営の売上×人材の立て直しのご相談


エステサロン経営×女性だけの職場改革のご相談


仕事・職場・部下を持つリーダーのお悩み相談