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“お店と会社の再生家”

経営コンサルティング会社
キズカスカンパニー
代表の加藤です。

前回より【数字に強くなる】というお話をしております。

日本における現在の高齢化率は【約27.7%】
※2018年度 内閣府の調査より

2036年には【人口の3人に1人(約33.3%)】に
なると言われています

当社で統計を取っていると【約2.5~3割】を超えた段階で
様々な変化があります。

良い方向に動くもの。
悪い方向へ動くもの。

売上であれば【前年比70%】が続くと、かなり危険です。

常に数字を捉え、悪くなった時、すぐに対策を取ることが
経営には大切です。


ということで今日のブログは・・・
『【経営を数値で管理(確認)していますか?】
②会社の中で、数字に一番強い人は誰ですか?』

と題してお送りいたします。

前回からの続きです。

経理(数字)について【感覚】で捉えている方が
多いというお話をしました。

感覚も大事かも知れませんが、それは【数字のプロ】になってからのお話。

会社でお金が動いた時。

そのお金が【どの勘定科目かも分からない】という経営者さんが
実に多いと感じます。

「そんなことわからなくても、税理士さんが全部やってくれているから安心!」

そんな方は、これ以上このブログを読む必要はありません。


たまに「〇〇億円横領」というニュースが出ます。

コメントを見ていると・・・
【なぜこそまで気づかなかったの?】
【こんな大金ならすぐに気づくでしょ?】
と書かれているものが多いです。

数字に弱い人ほど、気づかないんです。

なぜなら・・・
【経理(お金)の担当者を信頼し、すべて任せていたから】

先程の【税理士に任せているから大丈夫】と同じですね。

一言で言えば・・・
横領した人間の方が、経営者より【数字のプロ】だったということです。

お金のプロである銀行でも、事件が起きますが、その原因はまったく同じです。

帳簿を見る時、それまでは【小さかった数字(気にならない数字)】が、
少しづつ大きくなってきたら、注意が必要です。

例えば、修繕費。

これまで【毎月10万円前後】だったものが、
【20万円】→【30万円】→【50万円】と会社の規模は変わらないのに
金額だけが大きくなっていく。

電球が毎月平均1個切れたものが、3個・5個・10個と徐々に
増えていくことは、あり得ません。

上記は例えですが、これと同様のケースで、お金が消えていることは
少なくありません。

飲食店であれば、食材費ですね!

では最後に・・・

会社の中で、一番数字に強い人は誰ですか?

次回に続きます!

追記

先日、藤田田氏の名著「ユダヤの商法」が新装版として
発刊されました。



参考までに。

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