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こんにちわ。
店舗経営指導の専門家
キズカスカンパニーの加藤です。
今日は・・・
『東京国立博物館|茶の湯展へ行ってきました②』
と題してお話いたします。
前回、1つ記事を
はさみましたが・・・
今回は、
・長次郎の黒
・光悦の黒
・仁清の黒
洋服でも、コムデギャルソンの黒と
コムサデモードの黒など
比較されていた時期もありましたね。
今回の特別展でも
名品が多く出展されて
いますので、
“黒”に注目されるのも
良いと思います
私のマニアックな意見ですが・・・
千利休が愛した“黒”
これは、長次郎の茶碗
今回出典されているのは、
“銘 俊寛” 東京・三井記念美術館

“銘 ムキ栗” 文化庁

どちらも安土桃山時代(16世紀)に
作られたものですので、
当時は、もっと艶が
あったのではないかと
私は思いますが・・・
やっぱり魅力的な茶碗です。
本阿弥光悦の“黒”
“銘 時雨”※名古屋市博物館

野々村仁清の“黒”
“色絵若松図茶壺” 文化庁

絵付けと黒のバランスが
実に綺麗です。
普段は、別々の場所で
文化庁所蔵のものは
文化遺産オンラインで
みることが出来ますが、
一気に見れる機会は
なかなかありません。
文化遺産オンライン:http://bunka.nii.ac.jp/index.php
本物を数多く見ることで、
なぜ国宝なのか?
なぜ、重要文化財なのか?
そんなことを考えながら
見るようにしています。
また、本館では、
現在(5月7日まで)
今年、国宝や重要文化財に
指定されたもの一部を
見ることができます。
50年近く重要文化財だった
奈良県東大寺山古墳出土品

今回、国宝に格上げになっていました。
画像は、撮影ができないため
別の場所で開催されたものを
アップいたしましたが、
本館の展示場所は、
とても暗くて・・・
「え? この場所で国宝扱い?」
という、展示室の角に
ひっそりと展示されています。
どこかわからず、
館員の女性に尋ねたら・・・
「あ~ 言葉は悪いですが、
あの錆びた刀ですか~」
と言われ、苦笑してしまいました。
古墳時代前期(4世紀)の
出土品ですから、それも
仕方がありません。
美術品を鑑賞する時、
その作品のバックグラウンドを
知ってから観に行くのも
良いと思います。
東京国立博物館は、
40年近く行っていますが、
ほとんど勉強していません。
その時々で・・・
「あ!今回はこれが出展されている。
やっぱり綺麗だな~」
なんて気軽な感覚で
見に行くようにしています。
人それぞれ、美的感覚も
違いますから、
本人が好きなものを
好きなだけ、好きな時間
楽しむことで、
気持ちが穏やかになれば
それで良いと思っています。
と言いつつ、
上記に私のお薦め作品を
紹介しているのは
矛盾してはいますが、
まあ、黒をメインに見てみたり
何かテーマを決めて
見るのも良いと思っています。

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