

今日は、私の趣味「茶器(大名物)鑑賞」と題してお送りいたします。
私は、気になることや興味があることが見つかると、すぐに調べ始める性格なんです。
その性格は、小学校・中学時代に芽生えたと思います。
こんな性格なので、趣味は多いです。
ある意味“多芸無芸”であり“多芸多才”を目指していたのかも知れません。
その中で、「茶器」に目覚めたのは、19歳の時でした。
今でも茶道は、一度もやったことがありませんが。。。
それがこの「青磁茶碗 銘 馬蝗絆( ばこうはん )」です。 *“ばっこうはん”とも言います。

詳細についてはこちらをご覧くださいませ(廣瀬生寛さんのブログより)
1989年に東京国立博物館で開催された特別展「室町時代の美術」に出展されていたこの茶器を見て衝撃を受けました。
それ以降、青磁器から天目茶碗など見ているうちに、千利休の愛した楽焼の「長次郎」へと入ってきました。
*こちらが「曜変天目茶碗」( 静嘉堂文庫蔵 ・国宝)です。

*こちらが長次郎作「黒楽茶碗 銘尼寺」

いかがですか?
興味のない方には。。。
お好きな方には、たまらないですね!
茶器 → 千利休(古田織部)→ 茶室 → 途中色々あって → 重森三玲 に入っていきました。
*重森三玲については以前記事にいたしました。・・・ コチラをご覧くださいませ。
私自身“へいげもの(ひょうげもの)”ですから、古田織部に興味を持ったのも自然の流れだったと思います。
戦国武将が、領土よりも茶器(名物)を持つことが、当時のステイタスであったのが、茶器を色々見ているうちに納得しました。
しかし、骨董品として購入していたら、私、今頃破産してしていたと思います。
もっぱら鑑賞するだけですが、それだけで満足しております。
ちなみに。。。
前月行われた入札で「黒楽茶碗 銘ムキ栗 長次郎作」一口(1個)が。。。
2億3,000万円 で落札されていました。
*大阪の老舗骨董店が落札されたようです。。。

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