「よその子の成長は早い」。
最近、私はひしひし実感しています。
というのは、
2階に住む親子さんとたまに会うたび、
保育園に通うボクちゃんが
めざましく変化しているから。
ついこの間までは
ヨチヨチ歩くのがやっとだった子が、
私の「いってらっしゃ~い」の挨拶に
無言でバイバイを返すのが精一杯だった子が、
昨日はなんと、ママと一緒に
ペラペラおしゃべりなんぞしながら
ポーチの掃き掃除をしてくれていたんです!
大人サイズの箒を使いこなすのは
さすがにまだムリでしたが、
一応、それらしい格好にはなっていました。
「おおっ、すごーいっ!!!Σ(◎▽◎;)!!
ボクちゃん、おそうじ、やってるんだー!
えらいねーっ! ママ大助かりっ!」
私は拍手喝采してボクちゃんを大絶賛。
これを聞いたボクちゃんは得意満面で
(見て見てー! ボク、すごいでしょーっ)
と、アピール目線で私を見上げながら
さらにお掃除パフォーマンスをしてくれました。
「すごいわー。カッコいー。o(≧▽≦)o
もうお兄ちゃんだねー!
おばちゃんがカッコイイ写真を撮ってあげる!」
オーバーに褒めちぎる私に向かって、お母さんは
「この子、最近、掃除にハマってるんですよ~。
めんどくさいし、役にも立たないんだけど、
本人がやりたがるから、付き合ってるんですわ~。」
と、説明してくれました。
こんなお母さんに育てられたボクちゃんは、
将来きっと立派な大人になるでしょう。
「それは素晴らしい。お母さん、大正解! (^^)
幼児期のお手伝い経験は、将来すごーく役に立つから。
やる気と自信と考えて工夫する力が身につくの。
園でやらせてるフラッシュカードとかよりも
賢い子に育つトレーニングなのよ。
めんどくさいとは思うけど、付き合ってあげてね。
それにしても、小さな子がいて大変なのに、
ポーチをお掃除してくれて、ありがとうございます。」
我ながら「お節介おばちゃん」丸出しですが(苦笑)
外野の暖かい応援があると
子育ても少しは楽になるのでは、と思います。(^^)
思考整理アドバイザー・野中ナオミでした。