フレスコ画の前で | 國弘隆子のブログ

國弘隆子のブログ

起こった出来事を受けとめながら、前向きに前進しつづける日々を綴ります

イタリアで連日、古代ローマの建築と美術に触れています。


昔々は世界史の時間に学び、

最近では、メディアを通して、頻繁に目にすることがある物も

多くあります。


でも、実際にそれらの前に立つと圧倒されるほどの歴史の力を

感じます。

写真や映像とは全く別物だと感じるほどです。


そんなことを考えていて、そういえば阪神大震災の時も

後日映像で見たときに、こんなものじゃないと感じたことを

全く状況が違う中で思い出しました。



加えて、きっと仕事でも同じなんだろうなという考えが、

頭をもたげました。


人からの報告で分かったつもりになっていても

自分自身が足を運んだり、さらに事実に触れる

努力をすれば、きっと別のことが見えてくるはず。


忙しいからと言って、足も運ばず、

さらに詳しくし知ろうともせず、

分かった気になっていないだろうか?と

思わず自分自身に問いかけました。


実際に起こっていることをしっかりと把握し、

触れ、感じ、

自分で考える習慣を何年働いても大切にしたいと

教会でフレスコ画を眺めながら思いました。