古民家ギャラリー・オープンへの道(その2)〜棚を作る! | 小椋聡@カバ丸クリエイティブ工房

小椋聡@カバ丸クリエイティブ工房

兵庫県の田舎で、茅葺きトタン引きの古民家でデザイナー&イラストレーターとして生活しています。
自宅兼事務所の「古民家空間 kotonoha」は、雑貨屋、民泊、シェアキッチン、レンタルスペースとしても活用しています。

普段の仕事に追われてギャラリーの準備作業が後回しになってしまっているのですが、細かい部分は少しずつ進んでいます。今回は、薪ストーブの燃料用に近所の工務店からタダで頂いた、パレット材を使ったディスプレイ用の棚の制作工程です。

頂いたパレットを最初に見たときから、そのまま薪として燃やしてしまうのはもったいないと思っていたので、解体して材木を乾燥させてありました。本当はアイアンで脚を作ってシンプルな飾り台を作りたかったのですが、さすがにアイアンの加工は素人にはできないし工務店にお願いするとそれなりに費用がかかるので、「アイアン風」に自分で作ることにしました。

とりあえず1本¥160の角材を買ってきて、重量がかかっても良いようにタテの脚に切れ込みをいれて角材を組んで作ることにしました。





パレットの板を脚に乗せて使用するので、作るのはこの脚の部分だけです。こんな感じでシンプルに仕上げました。



いろいろ調べてみるとアイアン塗料というのがあるようで、どんなものにも塗装できて塗ると鉄のような雰囲気に仕上がるようですが、1Lで¥8,600とそこそこの値段がするので、今回はとりあえず家にあったつや消しブラックのペンキを塗ることにしました。乾燥してからストーブの灰でこすって新品感を無くしてみました。



まだ何も飾っていないけど、こんな感じで完成。ぱっと見た感じではアイアンに見えますよね(^o^)



こちらは一段バージョンの低い棚です。



パレットの使い込まれ材木の雰囲気がとてもよい感じです!新品の合板ならいくらでも手に入るのですが、使い込まれたこの厚さの一枚板は結構貴重なので、パレット材は重宝しています。