諸々の事情で、「真嶋雄大の面白クラシック講座」の9月は、2回の開催となった。

 

 その最初に登場いただいたのが、ヴァイオリンの礒絵里子さんとピアノの藤井亜紀さん。礒さんとは当講座やいろいろでご一緒しているが、藤井さんとは初めてで、しかも礒さんと藤井さんは初共演。

 

 おそらく合うのではという突然のインスピレーションから私が勝手に組み合わせたのであるが、これが予想以上に上手く行って大感激。お2人も出会いに喜んでくださった。

 

 そのプログラムは、ヴィヴァルディ「四季」より〈秋〉第1楽章、クライスラー「美しきロスマリン」、「愛の悲しみ」、「愛の喜び」、ピアノ・ソロでパデレフスキ「ノクターン」、グラズノフ「ノクターン」、ショパン「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」、そして同「舟歌」。

 

 後半はメンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」第1楽章(ピアノ伴奏版)、パガニーニ(クライスラー編)「ラ・カンパネラ」、ラヴェル「ツィガーヌ」という濃厚な内容。

そしてアンコールは、藤井さんソロでのショパン「革命」とモンティ「チャールダッシュ」。

 

 コロナ禍がまだ終息してはいないが、生の演奏を久しぶりに聴いたという受講者の方もいて、みなさん大満足で帰路に着いた。

 

 もちろん打ち上げは、いろんなワイン(笑)。

 

リハーサル