岡谷カノラホールを舞台に、「はじめてのクラシック」シリーズを続けて10年。その後は「カノラ探偵事務所 クラシック探訪」というタイトルで、国別に特化したシリーズを開催している。

 一昨年はイタリア、昨年はフランス、そして第3回となる今年は東欧で、ポーランド、チェコ、ハンガリーにスポットを当てる。

 

 ショパンやドヴォルザーク、リストなど多くの大作曲家を輩出している東欧は、また民俗舞曲の宝庫。それに触発された数々の名曲を、高橋多佳子、福井真菜(以上ピアノ)、小林ちづほ(ソプラノ)、横内絢(フルート)、そして荒井章乃(ヴァイオリン)に演奏して戴く。

 

 探偵事務所のスタッフは、所長の私と、秘書で語り担当の佐藤和子。

 

 お越し戴く方たちに楽しんで戴こうと、現在準備の真っ最中。この時期台風が心配ではあるが、ぜひおいでて戴き、真夏の情熱を体感して戴きたい。

 

 

 

 7月の「面白クラシック」のゲストは、ヴァイオリニストの大谷康子さんとピアニストの冨永愛子さん。

 

 日本を代表するヴァイオリニストにして、毎週土曜日に放送されているBSテレ東の「音楽交差点」をもう10年も続けている。スケジュールも大変な中、「面白クラシック」には2018年以来、2度目の登場となった。

 

 プログラムはエルガー「愛の挨拶」に始まり、クライスラー「愛の喜び」、「愛の悲しみ」、「美しきロスマリン」、J.S.バッハ「G線上のアリア」、ベートーヴェン「ヴァイオリン・ソナタ第5番《春》」から第1楽章、ブラームス「ハンガリー舞曲第5番」、村松崇継「いのちの歌(ピアノソロ)、スコリック「メロディー」、アラール「椿姫ファンタジー」より〈乾杯の歌〉」、そして大谷さんの代名詞ともいうサラサーテ「ツィゴイネルワイゼン。

 

 なにしろ“歌うヴァイオリン”としても知られる大谷さん。当日は大有名曲ながら紡ぐ音色は万華鏡のよう。グラデーションのように移ろって聴衆のみなさんを魅了した。

 

 また道を歩いていて、なにかの人だかりがあると、そこに行ってヴァイオリンを弾きたくなるという大谷さんらしく、皆さんの中に入って歩きながら演奏してくださり、そのお人柄にも感銘を受けた。富永さんのピアノも実にステキで、近年の充実ぶりをしっとりと示してくれた。

 

 

 

 

 

 

 先日上演した音楽劇「クララ・シューマン、愛の行方」について、7月発売の「音楽の友」誌で紹介して戴いた。

 

 

 今日も今日とて、東京通い(笑)。てな訳で毎度の甲府駅上りホームに行ったところ、見慣れぬ電車が…。。

 

 調べたところEast i-E。なんでも「イーストアイ・ダッシュイー」という電車で、JR東日本が運行する在来線用の電気・軌道総合試験車(交直流電車;E491系)とのこと。つまりは在来線のドクター・イエロー。

 

 これだけ毎月、また何十年も中央本線(他も)を利用していて遭遇したのは初。なんかいいことありそうな…(笑)。

 

 ドクター・イエローに会ったのはJR浜松駅。もう20年ほど前だろうか…。新幹線ホームにいて通り過ぎるドクター・イエローを見送って感激したのを覚えている。そのドクター・イエローも2027年1月にラストランを迎え、その後は既存車両にチェック機能を持たせた「ドクターS」が登場するらしい。

 

 あのイエローの車体が際立っていたけれど、時代とともに去っていくのは、やはり寂しいもの。

 

 

 

このブログでもお馴染み、ソプラノの小林ちづほさんが、CDを作ることになり、レコーディングに臨んだ。場所は牧丘の花かげホール。そうか、今は山梨市牧丘町だね。

 

 ピアノは福井真菜さん。収録曲は、ヘンデル「懐かしき木陰よ」、同「私を泣かせてください」、トスティ「祈り」、ベッリーニ「喜ばせてあげて」、同「優雅な月よ」、フォーレ「慈悲深き主イエスよ」、ヴァヴィロフ「カッチーニのアヴェ・マリア」、プッチーニ「歌に生き、恋に生き」、ジョルダーニ「いとしい人よ」という構成。

 主なテーマは“祈り”である。

 

 歌だけに収録は3日間。歌ものは声の疲れがちょっと心配なので私も立ち会ったが、そんな危惧はまったくなし。和気あいあいの雰囲気で、無事収録を終えた。

 

 レコーディングはコアコア・レコードの渡辺さん、配給は日本アコースティック・レコードの今泉さん。今冬リリースの予定であるが、詳細はあらためて!