8月14日(日)、富士山河口湖音楽祭での音楽劇「モーツァルト、天才の真実」が無事閉幕した。

 

 コロナ禍の中、またお盆の最中ということもあって、集客がかなり不安であったが、蓋を開けてみると用意した客席は満席。またお子さんもいらしてくれて、とても嬉しかった。

 

 前日台風8号が直撃して懸念された天気も台風一過で快晴。朝の内こそ雲を従えていた富士山も誇らしげだ。この日の音楽劇は台本を全面リニューアル。また演奏曲目も編成を考慮して編曲をし直した。

 

 基本的にモーツァルトの人生を辿ったストーリーで、最期にモーツァルトが亡くなる場面は、絶筆とされる「レクイエムK.626」の〈ラクリモーサ〉の8小節。その間にモーツァルト役の小林千津穂さんは衣裳を早着替え、純白のドレスで「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を登場しながら歌って音楽劇の幕を閉じた。

 

 アンコールの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」もあったけど…(笑)。

 

 お客さまにも大変好評であったようで、たくさんの方からお声がけを戴いた。本当にありがとうございました。

 

 

モーツァルト役の小林さん

 

左から小林さん、三輪郁さん、私、

中村あんりさん、植村理葉さん