7月の「真嶋雄大の面白クラシック講座」は、「生誕100年、ピアソラ、タンゴの競演」。

 という訳で、ピアソラの生涯を辿ったドキュメントや、ピアソラ自身を含め、ヨーヨー・マ、須川展也などの演奏を楽しんでいただいた。

 

 またこの日はサプライズ・ゲストとして、若きヴァイオリニスト、中嶋美月さんと室内楽の名手でもあるピアノの三又瑛子さんをお迎えし、無伴奏ではパガニーニ、J.S.バッハ、イザイなどを、またバルトーク「ラプソディー第1番」、そしてベートーヴェン「ヴァイオリン・ソナタ第5番《春》」などを演奏していただいた。

 

 現在特待性として東京音大に通う新進気鋭であり、これからますます成長していく美月さんが、とても楽しみである。

 

 あ、そうそう、前回の果実は、もちろん「スモモ」、品種は、「牡丹侠(ぼたんきょう)である。