レイフ・オヴェ・アンスネスに取材をさせていただいた。もう何回目になるだろう。今から10年ほど前は、まだまだ日本で地味な存在であり、あまり人気もなかったが、最近はその実力もしっかり浸透し、来日するたびに話題になっている。本人はもちろん、そんな意識はないのであるが…(笑)。

 今回は、マーラー・チェンバー・オーケストラを弾きぶりし、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏会。5月15日には第2番、第3番、第4番、5月17日には第1番と第5番《皇帝》で、ともに東京オペラシティでのコンサート。

 取材はちょうどその間隙を縫う16日であったが、いつもの落ち着いて、控え目で、でも真摯に音楽を語る自然体でのアンスネスがいた。いや、ちょっぴりジョークも交える余裕も出て来たかも…。

 この取材の模様は、現段階ではいつ誌面に載るのかわからないが、またこのブログでお知らせしたい。乞うご期待