明後日2月18日(土)16:00~17:30に、朝日カルチャー新宿で講座を開く。ゲストは神谷未穂さん。ソリストとして、仙台フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターとして大活躍、また従姉妹の礒絵里子さんとのデュオ・プリマの活動も充実している当代きってのヴァイオリニストである。

 神谷さんとは、昨年3月の震災直後に朝日カルチャー新宿で講座をご一緒したが、仙台でリハーサル中に被災した神谷さんが、その後に初めて演奏したのが私との講座だった。その時はご主人のチェリスト、エマニエル・ジラール氏とのヴァイオリンとチェロの二重奏であったが、今回はピアノとのデュオ。

 テーマは「パリの外国人」で、パリに学んだり、活躍した作曲家たちの作品にスポットを当てる。モーツァルト「ヴァイオリン・ソナタK.301」、モンティ「チャルダーシュ」、プロコフィエフ「3つのオレンジの恋」よりマーチ、ラヴェル「ツィガーヌ」、サン=サーンス死の舞踏、そしてアストル・ピアソラオブリビオン&ヴィオレンタンゴ」などがプログラム。

 彼女が住むパリのエピソードも満載、まだ間に合うそうなので、ぜひ足を運んでいただきたい。


 

神谷さん