昨日リサイタルを開いた廣瀬史佳さんと同じく、昨年夏の特別講座に出演してくれた小林侑奈さんが、やはりデュオ・リサイタルを開く。まったくの偶然であるが、2人が同じ日に重ならなくて本当に良かった。小林さんのリサイタルは、今日14:00からの花かげホール。旧牧丘町のホールであり、かつて笛吹川国際音楽祭というフェスティヴァルも開かれていたが、隣接する施設に温泉があるのも特徴のひとつ。
今日のリサイタルの共演者は徳永希和子さん。かつてN響のコンサートマスターを務めた日本を代表するヴァイオリニスト、徳永二男氏のご長男の奥様である。ご長男の徳永英樹氏は、マネージメントの㈱1002の社長であり、つまりは私のクライアント。いつもお世話になっておりますです(笑)。
そしてプログラムは、小林さんのソロで、ショパン「ノクターンOp.9-2」、「同Op.15-2」、「ポロネーズ第7番」、リスト「ハンガリー狂詩曲第2番」、そして徳永さんとのデュオで、モーツァルト「ヴァイオリン・ソナタK.304」、クライスラー「愛の喜び」、そしてラヴェル「ツィガーヌ」など。
多彩な色彩感を持っている作品ばかりなので、どんな演奏になるのか、大変に楽しみである。時間のある方は、隣の温泉でリフレッシュするのもいい。