ピアニストの高木洋子さん が、10月22日(金)19:00から横浜市栄区文化センターリリス でリサイタルを開く。少女時代、サンパウロで4年間を過ごし、桐朋学園大学からスペインに学んだ高木さんらしく、スペインと中南米のプログラムがずらりと並ぶ。


 当日はピアノ独奏でアルベニス「グラナダ」、「エボカシオン」、グラナドス「オリエンタル」、「詩的なワルツ集」など、そしてギターのマリア・エステル・グスマンさんと手塚健旨氏を迎えてスペイン民謡や井上勝仁氏の作品が演奏される。そしてまたピアノ独奏で、ピアソラの「天使のミロンガ」や「ブエノスアイレスの夏」など、今度は中南米の響きがたっぷりと楽しめる。


 さらに10月27日には、大田区民会館アプリコ で、グスマンさん、手塚氏とのトリオでマルチェリの作品やムソルグスキーの「展覧会の絵」の一部も取り上げられる。もちろんアルベニスやロドリーゴなどお馴染みの作品もあって嬉しい。


 秋の日の一日、スペイン情緒にどっぷりと浸るのもいい。



真嶋雄大のイマどきクラシック-高木さん