昨年12月4日に行って好評だった、ミラベル音楽講座 。その第2回は来週、1月15日に昭和町にある姉妹店、ティンカーベル で行われる。今度のテーマはショパン。ご存知のように、今年2010年はショパンの生誕200年にあたる。


 そしてお迎えするピアニストは、ロシアの妖精、イリーナ・メジューエワさん。考えてみると、イリーナさんの師はウラディーミル・トロップ、その師はテオドール・グートマン、その師はゲンリヒ・ネイガウス、その師はアレクサンドル・ミハウォフスキー、その師はカルロ・ミクリ、そしてその師がかのフレデリック・ショパンである。


 つまりイリーナさんは、ショパンから数えて7代目の直弟子にあたる。これほどショパン演奏に相応しいピアニストはいるまい。その彼女が、当日は幻想即興曲、子犬のワルツ、バラード、英雄ポロネーズなど、ショパンの名曲を鮮やかに、そして華麗に演奏してくれる。私の解説はさておき、ショパンの愛した食事をシェフがまたまた再現してくれることになっている。何と楽しみではないか。新しい年を迎え、ぜひ足を運んでいただければと思う。

 講座は19:00からで、申し込みは、055-268-5122 まで。



真嶋雄大のイマどきクラシック-ティンカーベル