浜松国際ピアノコンクール の第3次予選をすべて聴かせていただき、一旦甲府に戻った。コンクールでほぼ毎日発行されている公式情報紙に、本選へ進んだ6人が演奏する曲を解説するためでもある。うっかりすると全員が違うケースも考えられたが、上手く重なってくれて(笑)3曲で済んだ。


 けれども20日は大車輪。その解説を書き上げ、神楽坂に向う。ドイツの音楽評論家マヌエル・ブルグ氏と、日本とドイツの音楽状況について意見交換をするためである。大変興味深い対談で、これは「音楽の友 」の1月号(12月18日発売)に載る予定。


 1時間という対談は熱気を帯びて20分ほどオーバー。あわててNHKホールへ向う。19時からのNHK-FM「ベストオブクラシック=N響生中継」に出演するためである。何とか無事終えて、再び甲府へ。そして翌日は六本木のグランドハイアット東京での結婚式である。


 結婚したのはピアニストの柘植涼子さん。チェロの新倉瞳さんとのデュオで山梨英和大学の市民講座に来ていただいたこともあったり、渋谷のタワーレコードのインストアライヴで私が司会させていただいたり、またJTの室内楽の批評をさせていただいたこともあった。結婚式というのは、いつお伺いしても、感動的だ。下の写真はピアノを弾く新婦と新倉さん。



真嶋雄大のイマどきクラシック-結婚式