私が講師をさせていただいている山梨英和大学の市民講座に、3月の朝日カルチャーセンターに続いて、ピアニストの三輪郁さんにご登場願った。

 彼女のモーツァルトは本当にすばらしく、朝日カルチャーセンターでは「モーツァルトらしさとは」というテーマで進めたが、今回はそのモーツァルトに加え、シューベルトとバルトーク。バルトークについては、彼女の初ソロ・アルバムがバルトーク・ピアノ作品集であったからであるが、シューベルトも今度録音した模様。今秋には発売になるのだが、その記念リサイタルも、11月4日日本大学カザルスホールで開かれる。


 市民講座では、シューベルトの「楽興の時」やバルトーク「ルーマニア民俗舞曲」などを演奏していただいたのだが、実は山梨には前泊していただき、東京からわざわざくっついて来た郁さんの追っかけ、T氏も同席してじっくり飲んだ。大変楽しい酒席ではあったが、最近の女性はお酒にいやはや、滅法強い…。



真嶋雄大のイマどきクラシック-郁さん