Office Aubeの活動の一つに、茶道や歌舞伎を楽しむ文化活動があります。

FacebookのAube's Libraryというページに掲載したものを、

記録のため編集・転記しています。

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初釜準備これまでの記事はこちら

≪初釜準備①≫

 

 

茶事・茶会の準備といえば、まずは道具組。

 

実家での初釜に必ず出す道具として、

 🎍 柳蒔絵の大平棗

 🎍 独楽盆(干菓子用)

などがあります。

 

そしてお正月らしさを演出するものといえば、

干支やおめでたいものをあしらった香合。

 

冬の時期は炭手前の時に練香を入れるので

焼き物で作られたものを使います。

 

趣味で陶芸をやっている母が作ったものの中から、

おめでたい「米俵にネズミ」をチョイスする予定。

母が子年という意味合いも含まれています。

 

正午の茶事の形式をベースに、

初心者の方もいらっしゃるので、初釜では後炭を省いて、

〈初炭〉〈懐石(略式)〉〈濃茶〉〈薄茶〉の順で進めることに。

 

〈初炭〉

 茶席の炉中には、はじめ種火(炭3個)しか入っていません

 お客様の前で、湯が沸くように炭を継いでいくお手前

 お茶を点てるための大事な準備です

 

〈懐石(略式)〉

 ご飯・味噌汁・向付ののった折敷からスタート

 焼き魚や煮物を追加でお出ししつつ

 お酒もふるまわれます

 どの程度略式にするか、悩み中 

 

〈濃茶〉

 食事をしている間に沸いたお湯でお濃茶を点てます

 初釜に限らず「茶事」のメイン

 練切などの工夫を凝らした和菓子(主菓子)も見どころ

 初釜(正月)には花びら餅がよく使われます

 

〈後炭〉

 勢いの落ちた炭を整えなおすためのお手前

 (今回は省略の予定)

 

〈薄茶〉

 打ち菓子などの軽い干菓子とともに、

 薄茶をいただきます

 濃茶の緊張も解け、茶事を振り返りながら

 主客が和やかに会話を楽しむひと時

 

 

道具には漏れがあってはいけないので、

さっそく道具組の一覧表を作成して、

決まったものから入力していきます。

 

数えてみたら、およそ40~50の道具リストになりました!