屋根の工事を行います。

屋根材のガルバリウム鋼板が現場に搬入されていました。
ガルバリウム鋼板縦平葺きという施工をします。水が流れやすく、雨漏りしにくい材料と施工方法です。
デメリットは金属なので雨が当たると音が響くということ。その音を軽減するために、屋根の下に吸音材を施工しています。

屋根の頂点、棟は湿気が排出されるように通気材を施工しました。

透湿防水シートのタイベックの上に胴縁が施工されました。外壁材を縦貼りにするため、胴縁は地面と平行の横に施工されています。

建物内部では配管工事が行われていました。カットされた塩ビ管や、カゴの中にはたくさんの継ぎ手があります。

継ぎ手を透明のものにすると、排水のトラブルが起こってしまった場合、原因箇所を特定しやすくなります。

青とピンクの管は給水管と給湯管。ここで建物内の各所に分岐しています。

外壁材の施工前に窓周辺に下地の部材が設置されました。窓下には漏水や結露の防止効果があるタイベックフラッシングシートが施工されているのが見えます。

開口部の継ぎ目は特に防水などの施工が念入りに行われています。この換気口は管の周りに専用のグリーンの部材を施工し、さらに防水気密テープを施工しました。

壁と天井に用いられる断熱材、高性能グラスウールが建物内に搬入されました。

断熱材を施工する前に配線工事も進められています。可能な限り構造材に穴をあけないように施工されているので、大きな梁の下を配線が回り込んでいます。

内部も外部も順調に工事が進められています。続きはまた次回!

(担当:M.M)