今日は鮮魚の会議があった。
俺は出席しなかったけど。

会議が終わって出てくる部下の一人に声をかけた。
「コーヒーでも飲もうか?」
その部下は、月曜の早朝俺に電話をかけてきた。
「部長、僕を降格にしてください!」
切り出されたその言葉に俺は、
「どうしたの?」
彼は「実は自分が情けなくて、昨日の決算思うような数字が出せなくて」と言った。
すかさず、俺は
「それはダメだ!お前が今のポジションにふさわしいかどうかは別として、そのポジションにふさわしいと思える人物になろうとするかどうかが大事じゃないのか?一回くらい決算が悪いくらいで、降格させてくれなんて責任を放棄しているようなもんだ。二度と俺にそんなことで電話してしてくるな!」
みたいなことを言った。
彼は「ありがとうございます。頑張ります。」
と言って電話を切った。
その電話から初めて顔をあわせて、気になっていた俺がお茶に誘ったわけだ。

部下とはいっても、一対一で向かい合って話す時は兄貴と弟のようなもの。
彼はきっとやってくれる。俺はそう信じてる。
そして、部下と話すたびに勇気付けられる自分がいることも事実。

一日がいいことばかりじゃない。
一日が悪いことばかりでもない。
でも、一日の最後に彼のことを思い出すと、今日は彼と話せていい一日だったかな。