後半早々にミスで失点し、これ以上守っていても勝てないのでゴールを奪いに前を厚くする戦略変更へ
アクタを前に置く
そこから開き直った武蔵倶楽部の大反撃が始まった
ここまでこぼれ球、ルーズボールを回収する武蔵を近年見たことがなく 全体の動きが有機的でサッカーのチームになっていた
とにかくボールを良く運べて、最後のフィニッシュでのクオリティ不足は課題だが、今日は相手DFを翻弄する場面も普通にあった
カトちゃんのヘッド、オッキーのミドル、アクタのヘッドと立て続けの決定機も相手GKが神で逸
前がかりゆえカウンターで失点もあったが、オッキーが意地を見せ一矢報いる。3戦連続ゴールなぞ10年以上ぶりではないか。一回死んだ武蔵倶楽部だが、ここに来て確実にチーム力は上がってきている。
ようやくサッカーになってきた
新監督への監督職禅譲にあたり、多少は勝利に希望が持てるところまでチーム力が上がり(相対的な他チームの加齢劣化もある）もうかつてのド底辺ではなくなったことで、罪悪感は薄らいだ。
なんたってあまりに弱すぎて毎試合毎試合大虐殺に遭い、いつもメンバーにこんな思いをさせる責任に苛まれていて、続ける意義を失っていたところ、
今季初頭のノブ校長の訓辞で、『いちばん大事なことは結果ではなく、皆が集まってチーム一つになり1ゴールを全力で取りに行く、その思いです』
結果は出ずとも、集まって楽しくサッカーができる
それこそが最も尊いことだし、武蔵倶楽部の皆さん誰一人として廃部は望んでいませんでした
これが、THE武蔵倶楽部の真髄
各メンバーも
武蔵倶楽部での時間をとても大切に思ってくれていた
自分だけじゃなく‼
これもう代表冥利に尽きます
続けてきた甲斐がありましたし、全ての苦労は
吹っ飛びました
選手の皆さんほんとうに素晴らしい
そういう意味で過去最高に楽しかった今日の試合は
最高の花道でした
常に底なしに明るくチームを鼓舞して30年、
共にずっと闘ってきた万能選手、武蔵の⑩番一成兄貴の不在が残念でしたが、彼がいる限り武蔵は武蔵であり続けることでしょう
武蔵倶楽部OLE!
