ある日、鉄人を見てたら…
「◯◯ちゃーん!」と大きい声にふと見ると
やっと自転車に乗り始めたばかり?の小さい女の子が、鉄人の足に一直線かつノーブレーキで ゴォーーーン! とぶつかって倒れた。
あッ と思ったと同時に
「◯◯ちゃん!大丈夫!?」と、お母さんが駆け寄った。
しかし、その子はムクッと起きては何事も無かったように、また自転車に乗ってつたないペダルをこいで行った。
鉄人はというと、こちらも何事もなかったようにポーズをとっていた。
ただ、誰も居なくなった公園は、響きわたった ゴォーーーン!の余韻と、鉄人を気遣う人など全くいない空気が切なくて、私だけがそっと鉄人の足の安否を確認した。
