昨夜の事です。
昨夜はコントラクトでフルハンドリングしている某アジア系航空会社の飛行機を担当しました。
機体はA350。
出発前準備をしているとrefueler(燃料屋さん)が寄って来て「飛行機に燃料が入らない！」と....
飛行機側には何のトラブル表示も出ていないので「おかしいな？」と思いながらもその飛行機の整備記録をチェック。
そしたら過去に同じ症状があった事が記録されてた。
そうなると飛行機側に問題がある可能性があるのでトラブルシューティングをスタートした私。
そんな中、またrefuelerが寄って来て「給油車が壊れているので違う給油車を持って来る」と言いだした。
それを聞いた私は「あぁ、飛行機側のトラブルじゃ無いんだ」とトラブルシューティングを中断。
約１０分後に代わりの給油車が到着。
しかし飛行機に給油を試みるも前回と同じ症状が発生。
給油車を代えても症状が変わらないとなると、やっぱり飛行機側に問題がある確率が高い。
でまたトラブルシューティングを開始する私。
そんな中、またまたrefuelerが寄って来て「この給油車も壊れているのでまた違う給油車を持って来る」と言いだした。
その時の私の顔はこんな感じだったと思うｗ
そして3台目の給油車が堂々と到着。
給油を始めると何の問題も無く飛行機に燃料が入って行った。
さっきまで私が行っていたトラブルシューティングの全てが水の泡となった瞬間である。
このやり取りが原因で飛行機は２時間遅れで飛び立って行った。（ゴメンね、でも俺のせいじゃないから...）
整備士がとても混乱させられた夜でした....