謙虚であれ | 我ら、「親子で赴任中」なり!

我ら、「親子で赴任中」なり!

アメリカPNW地方にてある会社の技術系職員として親子で働いています。コロラド州デンバー出身の妻、ハワイ生まれの長男、千葉県生まれの次男、の4人家族です。2002年にアメリカから日本へ引越して18年間暮らした後、2020年にまたアメリカに戻って来ました!

長男さん、今日から3日間お休みです。

 

 

この1週間はとても楽しかったそう。

 

 

良かった。

 

 

何事も最初が肝心だからね。

 

 

長男が現場に出る前に口を酸っぱくして言った事があります。

 

 

「常に謙虚で居なさい」と。

 

 

なぜなら長男にジェラシーを感じる同僚が現れる可能性が高いから。

 

 

長男のタイトルはいわゆる「サポートメカニック」。

 

 

通常、サポートメカニックは整備士ライセンスを持っていません。

 

 

整備士ライセンスを持っていないから「サポートメカニック」なんです。

 

 

サポートメカニックの多くは会社でサポートメカニックとしてフルタイムで働きながらライセンスを取得する為に学校に通っています。

 

 

フルタイムで働いてフルタイムで学校に行く。

 

 

これがどれだけ大変か分かりますよね。

 

 

だからサポートメカニックの殆どは何年も何年も整備士ライセンスを取得できずにそのままズルズルと時間が経ってしまう。

 

 

そして給料も低いまま。

 

 

そんな中に長男が整備士ライセンスを持つサポートメカニックとして入ったのですから、少なからず長男に対してやきもちを焼く輩が出て来るのが予想される訳です。

 

 

整備士ライセンスを持っていると「正整備士」にアプライできます。

 

 

もし正整備士に昇格出来たら時給は今貰っている約倍になります。

 

 

何年も後に入って来た若造に追い抜かれるなんて誰も良い気分はしませんよね。

 

 

仕事で一番重要なのは「どれだけ楽しく働けるか」だと私は思っています。

 

 

そして「どれだけ楽しく働けるか」は職場の人間関係で決まると思っています。

 

 

だからこそ「謙虚であれ」と長男に伝えたんです。

 

 

謙虚でいると誰もやきもちを焼きません。

 

 

整備士の世界では自分がどれだけ仕事が出来るかなどと虚勢を張る必要はありません。

 

 

ちゃんと仕事を終わらせたら周りが自然に「あいつは出来るぞ!」と気付いてくれます。

 

 

周りにやきもちを焼かせない。

 

 

これとても重要だと思います。

 

 

まあ例外もありますが......

 

 

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