大腸検査体験記 その1(検査日3日前から1日前まで) | 我ら、「親子で赴任中」なり!

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アメリカPNW地方にてある会社の技術系職員として親子で働いています。コロラド州デンバー出身の妻、ハワイ生まれの長男、千葉県生まれの次男、の4人家族です。2002年にアメリカから日本へ引越して18年間暮らした後、2020年にまたアメリカに戻って来ました!

今回人生初めて大腸検査という物を受けた。

 

 

検査方法が検査方法だけに今まで避けて来た検査。

 

 

だけど年齢も半世紀を超え、そろそろチェックしておいた方が良いのではないかと考え腹を決めた。

 

 

なにせ今まで一方通行だった道で逆走を許すのだから、検査日1週間前程から一体どうなるのかとドキドキハラハラしてた。

 

 

 

 

そして検査日3日前、病院からのインストラクション通り「Low fiber」のものだけを食べ始めた。

 

 

白米と魚(脂身の少ない)はOKと書いてあったので、米と焼き魚が大好きで毎日でも食べれる私は何の問題も無くこの数日間を過ごせた。

 

 

 

 

検査日1日前の午前10時に断食開始。

 

 

午後5時頃にはガンジーの気持ちが少し分かったような気がした。

 

 

そして来たる午後7時、噂に聞いていたプレップを作り始めた。

 

 

ネットで調べてもこのプレップを飲むのが大変だと書いてあった。

 

 

「水の代わりにスポーツドリンクでプレップを作れば飲みやすい」とか書いてあったサイトがあったが、処方されたプレップの作り方には「水以外の物で作るな」と書いてあったので水で作った。

 

 

出来上がったプレップは1ガロン(約3.8L)。

 

 

「1/2ガロンを8オンスずつ10分毎に飲め」と無茶苦茶な事が書いてあった。

 

 

8オンスカップで8杯である。

 

 

辛かったよね。

 

 

吐きそうになったよね。

 

 

もうやめようかと思ったよね。

 

 

でも頑張ったよね。

 

 

で、その後数時間は自然に身を任せたよね。

 

 

 

 

そして翌日。

 

 

検査時間の5時間前に残りの1/2ガロンを飲み切らないといけない。

 

 

また辛かったよね。

 

 

また吐きそうになったよね。

 

 

またもうやめようかと思ったよね。

 

 

でもまた頑張ったよね。

 

 

で、またその後数時間は自然に身を任せたよね。

 

 

 

 

こうして1ガロン(約3.8L)のプレップを飲み切った俺。

 

 

人間的に少し成長したような気がした。

 

 

体が軽くなったような気もした。

 

 

 

 

家を出る時間が来た。

 

 

もう何も思い残す事は無い。

 

 

お腹に残った物も無い。

 

 

 

そんな清々しい気持ちのまま私は妻に付き添われて病院へ向かったのであった.......

 

 

 

 

その2へ続く......