ふるいに掛ける | 我ら、「親子で赴任中」なり!

我ら、「親子で赴任中」なり!

アメリカPNW地方にてある会社の技術系職員として親子で働いています。コロラド州デンバー出身の妻、ハワイ生まれの長男、千葉県生まれの次男、の4人家族です。2002年にアメリカから日本へ引越して18年間暮らした後、2020年にまたアメリカに戻って来ました!

ボ氏の職場には多数の「正社員整備士候補生」が在籍しています。

 

 

彼らは派遣会社から来た人達で、航空整備士ライセンスは持っているが実務経験の無い、または実務経験の少ない人達です。

 

 

まずは派遣会社から正社員整備士候補生として来て、約半年間正社員整備士と一緒に業務をこなし、その後に評価を受けます。

 

 

その評価が良ければ晴れて正社員整備士として雇われます。

 

 

ようするに彼等が会社にとって使える整備士になれそうかどうかを確認する為、篩に掛けているんですよね。

 

 

彼等を評価するのは彼らと一緒に働いた正社員整備士達。

 

 

で、先週その正社員整備士の一人になるようにお願いされたボ氏.............

 

 

この様な役目はあんまり好きじゃないんですが、二名の正社員整備士候補生(二人とも20代)を受け入れて「訓練&観察」する事になりました。

 

 

この二人、前職(リージョナルエアライン)での実務経験は二年程あるらしいのですがワークスタイル(態度)が全く違うんですよねぇ.....

 

 

A君は常に一歩先を考えて行動し、何か解らない事があったらボ氏に聞いてくるタイプ。

 

 

B君は「これから○○の作業をするよ」って伝えているのに何の工具も持って来ず、後であれこれ必要だと言って取りに行く、先を考えないタイプ。

 

 

ボ氏はいつもニコニコしているように見えますが、実は結構細かく彼等の行動を見ています真顔

 

 

だって大勢の命を運ぶ乗り物を整備する人間を選ぶ訳ですから。

 

 

二人ともここに来て間もないので飛行機やペーパーワークの事をあまり知らないのは当然。

 

 

でもやはり特殊な職業の一つなので人によって合う、合わないがあります。

 

 

B君ですがこのまま行くと「不合格」の評価をボ氏から受ける事になると思います。

 

 

せっかく多くの整備士が憧れる航空会社に入社出来る一歩手前まで来てるのに勿体無い。

 

 

何とか残りの期間で挽回して欲しい所です。

 

 

でもそう簡単には変わらんかな~?

 

 

うーんうーんうーん