アメリカで家を買う その2(The House of Horrors 編) | 我ら、「親子で赴任中」なり!

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アメリカPNW地方にてある会社の技術系職員として親子で働いています。コロラド州デンバー出身の妻、ハワイ生まれの長男、千葉県生まれの次男、の4人家族です。2002年にアメリカから日本へ引越して18年間暮らした後、2020年にまたアメリカに戻って来ました!

土曜日の事です。

 

 

レッドフィンをブラウジングしていたら以前少しだけ気になった物件がまだ残っているのに気付きました。

 

 

なぜ少しだけ気になっていたかと言うと、掲載されている画像が少なかったから。

 

 

画像が少ないって事は見せたくない部分が多いんだろうと勝手に思い込んでいたので放置していたんです。

 

 

でもその日は特にやる事もなかったので家族と一緒にその物件の外観と近所をチェックしに行ったんです。

 

 

するとまあ外観は良いし、コミュニティも良さそう。

 

 

しかもデッキがある裏側は使われていないプライベートスクールのグランドに面してて、プライバシーが保たれるような環境。

 

 

「もしかして掘り出し物発見した?」と喜び早速エージェントにコンタクト。

 

 

エージェントからすぐに「今はテナントが入っているので、内覧には24時間のNoticeが必要。内覧は明日の午後でOK?」との返事。

 

 

一瞬「テナント?」と思ったけど、「あぁ....今はオーナーが賃貸に出しているんだ」とすぐに理解しました。

 

 

そして翌日の日曜日に家族でワクワクしながらその物件に向かいました。

 

 

現地で待ち合わせたエージェントさんと一緒に家の中へ..........

 

 

ドアを開けて家に入った瞬間の気持ちがこれ....

 

 

下矢印下矢印下矢印

 

 

下矢印下矢印

 

 

下矢印

 

 

 

 

 

 

 

 

一瞬で身の毛がよだちましたね............

 

 

とにかく、汚いんです........

 

 

汚いと言っても散らかっているだけではなく..........

 

 

一言で言うと filthy ............

 

 

各部屋カーペットは多量シミと汚れでボロボロ。

 

 

壁には多数のパンチマーク。

 

 

オーブン下にある鉄製の引き出しは壊れてる (鉄製だよ....)

 

 

キッチンのキャビネットドアは通常の壊れ方じゃない壊れ方をしてる。

 

 

キッチンシンクは食べ物の残りカスでいっぱい。

 

 

バスルーム内のシンク下のドアはMIA。 (Missing In Action)

 

 

階段のカーペットは今まで掃除した事が無いような汚れ方。

 

 

手すりもベトベト。

 

 

各バスルームは汚過ぎて掃除不可能な状態。(交換必要)

 

 

トイレは真っ黒。

 

 

もうね........リアル 「ハウス オブ ホラー」 ですよ。 

 

 

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

 

どうして掲載写真が少なかったのか理解出来ました。

 

 

家の内覧をする時って家を汚さないよう履物にカバーを付けるんだけど、この家の場合は自分達の履物を守る為にカバーが必要でしたね。

 

 

こんな状態になっているのオーナーは知ってるのかね?

 

 

自分がこの物件のオーナーだったら発狂してるはず。

 

 

こんな物件なのに価格だけはいっちょ前。

 

 

こんな物件リノベーションされても無理ゲーですよ。

 

 

エージェントさん、何も言わなかったけど内心「ウゲェー」となってたと思う。

 

 

でも間取りは理想だったので本当に残念で勿体無い。

 

 

なんか、売れない物件の闇を見てしまった一日でした.......

 

 

チーンチーンチーン