いや…どうって言われても困りますよね。私もフランクリンミント初めてだし…。

 

ちょっと前にフランクリンミント社のコインがセットで出品されていたので入手してみました。

 

 

 

私は古代コインはNGC社の鑑定スラブ入りを中心に集めておりますが、フランクリンミント社は1964年創業とかなり古い時代から通信販売でコインコレクションの販売を行っていたそうです。

コイン以外にも紙幣や切手に陶器、ミニカーやレプリカモデルと言った感じにコレクターの収集欲を満たす様々な品を取り扱っている会社のようですね。

 

ただ、鑑定書的な物は付くようですが(今回のコインには紛失したのか元から無かったのかありませんでした。)コインカプセルの開閉が可能で入れ替え出来てしまうので、NGCやPCGSのような開閉不可能に接着されたケースと比較すると真贋保障は一段落ちるかと。

 

で、前置きはこのくらいにしてコインを見てみましょう。

まずはこちらコリントスのペガサス銀貨。あらら真っ黒。

 

腐食や剥離が多いので鑑定に出したら平金破損の評価が付いちゃいそうですね。

 

裏面のアテナの方は腐食も少なくて打ち出しと合わせて状態は比較的良好。しかも右向きの希少タイプ。

 

真っ黒なのはさておき、この状態のコリントスの銀貨は鑑定品だとまず10万以下では入手できないので、今回はこちらのコインメインで入手してみました。入札で頑張っている方がいたので申し訳なかったのですが私もこの値段で引くことはできなかったので落札させてもらいました。

 

うーむ、本当に真っ黒。濃い目のトーンでも奇麗な輝きの物もあるのにこちらはなんの面白味もありません。出品も銅貨で出ていたのですが側面辺りは銀の色が残っていて確かに銀貨ですね。

 

しかし、コインケースに一緒に入っていた樹脂製の緩衝材がどうもPVC製みたいで、ベタベタして側面に剥離した銀の表面が張り付いてる…。どうも真っ黒なのはこれが原因のような気がするのですよね。なんかコイン自体もベタベタしてるしこれ鑑定に出したらPVC付着で帰ってきそうな気が…。

 

このタイプの樹脂製の緩衝材を使っている銀貨をお持ちの方は取り出して別のケースに保管した方がいいかもしれません。

 

洗浄評価でもグレードとしては悪くないと思いますので、思い切って洗浄してもいいかなとも思ってるのですがしばらくはこのまま置いておこうと思います(鑑定に出しに行くのも面倒くさいですし。)

 

後は私的にはオマケの銅貨。

左からポントス王国のミトリダテス6世のアレス。

マケドニアのフィリッポス2世のアポロン。

またポントスのゴルゴンの顔を中心にしたアイギスの盾。

最後はシチリア島シラクサのヒエロン2世のポセイドン。

 

ポントス王国のは確か真鍮貨でしたかね?

 

裏はまた左から鞘に入れられた剣。

騎馬。

勝利の女神のニケ。

ポセイドンの三叉槍。

 

鑑定コインとして入手するならもう少し良い状態の物を入手したいものの、裸コインでコロコロするならこういう状態の方が気兼ね無くていいです。入手値段的にもオマケとしては十分でしょう。

 

最近の鑑定会社のスラブ入りと比べると一昔前のコレクション商品といった感じのフランクリンミントのコインですが、裸コインを集めている方にとってはまだまだ一定の入手指標となるのではないでしょうか。

 

ではこんな所で。